HPVワクチンの公費接種を承っています
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横浜市から、HPVワクチン公費接種のキャッチアップ接種についてお知らせが順次配布されています。
キャッチアップ接種とは、本来公費負担で(無料で)HPVワクチンを接種できるはずだった方が、接種のチャンスを逃してしまったことに対して、再度対象年齢を拡大して公費負担にしますよ、という制度です。
厚生労働省の「積極的接種勧奨を控える」という発表を受けて接種を控えてしまっていたために、無料接種ができる年齢が過ぎてしまった方に対して、各自治体が「再度無料になります」というお知らせと問診票を配布しています。
横浜市も、厚生労働省の方針に準じていたため、ずっと積極的接種勧奨を控えていたのですが、現在は該当年齢の方に随時お知らせが届ているはずです。
2023年1月時点で公費接種の対象となるのは、HPVワクチンの中の2価と4価のみでした。
9価ワクチンであるシルガード9は、公費の対象になっていませんでしたが、2023年4月1日から公費対象となりました。。
予防できる範囲が広いのは、9価ワクチンですので、無料で接種できるうちに接種した方がいいですね。特に、キャッチアップ対象年齢の方は、できるだけ早期に接種しておくことをお勧めします。。
ワクチンでHPVの16型と18型を予防できることは、「子宮頸がんで子宮や命を失う」ことを予防するという意味では、とても重要です。また、9価を接種することで、子宮頸がんの原因となるHPVの9割は予防できることになります。
そのため、がんの前段階である「異形成」の発生リスクも減らすことが可能になります。
自費で接種すれば、1回2~3万円前後かかるワクチンが無料で接種できるチャンスですので、対象年齢の方は、期間中に接種することをお勧めします。
当院でも、公費接種・自費接種ともに承っております。
ワクチン接種は、産婦人科ではなくても可能ですが、子宮頚がんについて詳しく説明が聞けるのは、産婦人科です。
若い方が産婦人科に行くのは、ちょっと抵抗があるという場合もあるでしょう。お産を扱っていない「婦人科」のみのクリニックの方が、受診のハードルは下がるかもしれません。
ワクチンについて、まずは相談してみたいという方は、ワクチン相談外来も設けておりますので、お気軽にご相談くださいませ。
★ワクチンについてのご予約はお電話でのみ承っております
予約専用電話045-440-5577