新着情報

 

ミレーナが保険適応になりました

 ホルモン付加子宮内避妊具「ミレーナ」が過多月経の治療として保険で使用できるようになりました。

 子宮筋腫や内膜症などで月経量が多い、または機能性過多月経の方が適応になります。

 挿入にかかる費用ですが、初診料+超音波検査料+挿入の手技料+ミレーナ代+処方料で、10割負担だと約37000円です。つまり、3割負担の方でしたら約11000円でミレーナを挿入することが可能です。

 あくまで「過多月経」の治療目的の場合のみですので、避妊目的でミレーナを挿入する場合は保険はききません。「本当は避妊目的だけど過多月経ということにしておこう」ということはできませんのでご了承くださいませ。

  ★ミレーナについて動画で説明しています

    https://youtu.be/5HMnGrPaKBY

日付:2014年9月5日  カテゴリー:新着情報

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ミレーナの効果効能に過多月経が追加になりました

子宮内避妊具である「ミレーナ」の効果効能に「過多月経」が追加されました。

ただし保険点数がついたわけではないので、まだ保険でミレーナを入れることはできません。

避妊目的だけではなく、過多月経の治療目的でミレーナを使うことが承認されたというだけです。

将来的には保険でミレーナが入れられるようになるはずですので、過多月経の治療選択の一つとして考えてみてはいかがでしょうか。

日付:2014年6月24日  カテゴリー:新着情報

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子宮頸がん検診の無料クーポンを待っている方へ

  子宮頸がん検診は、性交経験がある生殖年齢の女性に最も受けていただきたい検診なんですが、日本の検診受診率はまだまだ低くて30%に届きません。各自治体が行っている検診の補助は、多くの地域が、20歳以上の人が2年に1回割安又は無料で検診が受けられるというものです。
 横浜市では、20歳以上の人が2年に1回自己負担額1360円で検診が受けられる以外に、20歳から40歳までの方に、5年に1回無料で検診が受けられるクーポンが配布されています。このクーポンの有効期限は、毎年3月31日なので、今年度のクーポンをお持ちの方は1週間以内に受診なさってくださいね。

 実は、この「5年に1回無料になる」という制度が来年度から廃止されます。5年に1回だった無料クーポンの配布は、「20歳になった時の1回限り」に変更になります。なので、今後25歳になっても30歳になっても、無料クーポンは届きません。ただし、今までクーポンが届いているのに1度も検診を受けたことがない方に限って、1度だけ再度クーポンが配布されるそうです。

 検診を受けていない方の中には、「無料クーポンが届いたら検診を受けます」とおっしゃって、検診を保留にしたり先延ばしにしている方もいらっしゃいます。でも、制度が変わったために、20歳の方以外はいくら待っていてもクーポンは届きません。クーポンが届くのを待つのではなく、「1年に1回」は必ず子宮頸がん検診を受けましょう。

日付:2014年3月23日  カテゴリー:新着情報

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横浜市の無料クーポンをお持ちの方へ

 横浜市から6月末に配布されている「子宮頸がん検診無料クーポン」の使用期限は、3月末までです。

 

 無料クーポンは4月2日の時点で20歳・25歳・30歳・35歳・40歳になっている人に配布されています。もし対象年齢なのに手元にクーポンがない、またはクーポンを紛失してしまったという方は再発行の手続きもとれますので、お早目にお住まいの区役所に問い合わせてみることをお勧めします。

 クリニックでも無料クーポンでの検診を承っております。毎年、使用期限ギリギリに駈け込んで来られる方が多くいらっしゃいますので、3月中旬以降は大変混み合います。まだクーポンを使用なさっていない方は、今のうちに受けておいた方がいいでしょう。ギリギリに受けようと思っていたら月経が来てしまって受けられなかったというケースも多々見受けられますので、余裕をもってクーポンをご利用なさってくださいね。

 実は、クリニックではクーポン利用で検診を受けた方のほうが異常が発見される割合が多いのです。これは、普段検診を受けていない方が「せっかく無料で受けられるのだから受けておこう」と受けてみる、というパターンが多いからだと推察されます。クーポンがなくても毎年受けていただきたい検診ですが、クーポンを良いきっかけとして上手に活用していただけるといいなと思います。

日付:2014年1月22日  カテゴリー:子宮頸がん検診,新着情報

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ヤーズによる血栓症が心配な方へ

 ヤーズ配合錠による死亡例の報道を受けて、「このまま服用し続けていいのか不安」というお問い合わせが相次いでいます。昨日の診療でも、いったん服用を中止なさりたいという方が何人かいらっしゃいました。いずれも、ヤーズ以外の治療法に変更することが可能な状態だったので、ヤーズを中止して他のお薬を処方させていただきましたが、血栓症のリスクが高い方でなければ必ずしもヤーズをやめる必要はありません。

 下記の条件に当てはまる方は、服用を中止して他の治療法への変更を検討してもいいでしょう。

   *40歳以上 

   *喫煙している→禁煙すれば安心して服用できます

   *BMIが25以上→減量すれば安心して服用できます

   *片頭痛がある

 

 逆に、次の条件に当てはまる人は、血栓症リスクが高くなければ服用を継続する方がメリットが高いでしょう。

   *確実な避妊も兼ねて服用している  

   *鎮痛剤が効かないほどの月経痛がヤーズで改善している

   *内膜症があってヤーズで症状や病変の改善が得られておりディナゲストは服用が困難

 

 今回の死亡例では、血栓症リスクが全くないケースも含まれているので、問診上血栓症リスクがないからと言って絶対に血栓症にならないというわけではありません。なので、「血栓症リスクはないけれど服用の継続には不安があるという」場合は、もちろん服用を中止するという選択はあります。ただ、過剰に血栓症を心配するあまり、ヤーズによるメリットを手放してしまうことは必ずしもお勧めはできません。

 ヤーズは「超低用量」なので、含まれているエストロゲンの量はとても少なく、低用量ピルよりも動脈血栓のリスクは低いと言えます。ただ、ヤーズの特性として利尿効果があるため、血液が濃縮しやすくなるせいで静脈血栓のリスクは他のピルより若干高いということが言われています。なので、ヤーズによる血栓症リスクをできるだけ下げるためには、水分摂取をこまめに行って血液がドロドロにならないようにすることが大切です。1日2リットルを目安に、こまめに水分摂取をして、長時間座りっぱなしになるなどの血液の流れが悪くなる状態を作らないようにしましょう。

 また、万が一血栓症が起きても必ずしも重篤な状態になったり命に係わるというわけではありません。早期に発見して適切な処置を行えば、健康に大きな害を及ぼさなくてすみます。ヤーズも含めてピルを服用中に次のような症状が出たら、処方医又は循環器内科にただちに受診しましょう。

   *激しい頭痛やめまい・吐き気

   *目の見えにくさや視野の異常

   *強い腹痛

   *胸の痛みや息苦しさ

   *手足のしびれやろれつが回らない感じ

   *ふくらはぎの痛みや片側の足のむくみ

日付:2014年1月19日  カテゴリー:新着情報

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超低用量のルナベルが9月26日に発売されます

 

 以前ご案内させていただいた、ルナベルの超低用量バージョン「ルナベル配合錠ULD」が9月26日に発売されます。


 薬価は従来のルナベルと同じなので、3割負担の方ですと1シート(1か月分)が2400~2500円になります。


 新しいお薬ですので、発売から1年間は1シートずつしか処方できません。


 ルナベルでは吐き気や頭痛が辛くて服用ができなかった方や、血栓症のリスクが気になるという方は、こちらの「ルナベル配合錠ULD」を試してみてはいかがでしょうか。


 通常の低用量ピルで特に副作用がないという方や、ルナベルやヤーズを問題なく服用されている方は、あえて薬を変える必要性はないかと思われます。


 それぞれのお薬で、メリット・デメリットがありますので、ちょっと試してみたいなと思われた方はお気軽にご相談くださいませ。


日付:2013年9月13日  カテゴリー:新着情報

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ピルの価格変更のお知らせ

 いつもクリニックをご利用いただきありがとうございます。
 最近は「ピル希望」とおっしゃって受診して下さる方も増えてきましたが、ピルを服用される患者様が増えてきたため、少しでもご負担を軽くできないかと考えて、1月よりトリキュラーとマーベロンの後発薬品(ラベルフィーユとファボワール)を導入させていただいております。
 後発薬品は、開発や研究にお金がかかっていない分、薬の価格が低く抑えられているお薬です。
 後発薬品の効果や安全性について、不安に感じられる方もいらっしゃるかもしれませんね。
 後発薬品の効果については、服用後の体内の薬の濃度を先発品と比較して、「先発品と同じ効果がある」という確認がなされています。
 先発品と同じ効果なので、副作用の出方も同様と考えられます。つまり、安全性も先発品と同じということになります。
 後発薬品に変更してから、実際の副作用の出方などが変わらないか患者様のご様子を伺ってきましたが、先発品と変わらず問題なく服用していただいております。
 なので、今後もトリキュラーとマーベロンについては後発薬品を導入することとなりました。
 それに伴い、この2種類以外のピルも合わせて、全種類のピルの価格を下げさせていただきます。
 ピルの種類の選択は、ご本人のご希望の場合もありますが、治療的な側面からトリキュラーやマーベロン以外のピルを服用なさっている方も多くいらっしゃいますので、種類によって価格が異なってしまうことのないように、一律値下げすることにしました。
 新しい価格は以下の通りです。
   一般の方:現在1シート2300円→4月から1シート2200円
   学生の方:現在1シート1800円→4月から1シート1750円
 

日付:2013年3月24日  カテゴリー:新着情報

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新刊発売のお知らせ

4月に新刊が発売されることになりました。
 「今なら間に合う!妊活生活のススメ」
ネット販売は現在予約受付中ですが、クリニック内ではすでに販売しております。
ご購入ご希望の方はお気軽にお問い合わせくださいませ。

日付:2013年3月19日  カテゴリー:新着情報

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診療時間変更のご案内

 いつもビバリータをご利用いただきありがとうございます。
 2月9日(土)は学会参加のため、診療時間がいつもより短くなります。
 土曜日をご希望の患者様は大変多く、混み合っている時に大変申し訳ないのですが、学会での情報を皆様に還元させていただきたいと思っております。
 最終受付時間を過ぎてのご来院は、「注射のみ」「薬のみ」の方も含めてお受けできませんのでご了承くださいませ。
 ご理解・ご協力のほどよろしくお願いいたします。
  2月9日の最終受付時間:16時半(緊急避妊は16時まで)
  

日付:2013年1月28日  カテゴリー:新着情報

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子宮頸がんワクチンの助成について

子宮頸がんの予防ワクチン「ガーダシル」と「サーバリックス」の公費助成について、横浜市から来年度も継続するとの通知が来ました。
4月以降も引き続き、対象年齢の方は無料接種が可能になります。
昨年10月以降に接種を開始した方は、3回目の接種が自費になるかもしれないとご説明させていただいておりましたが、4月以降に接種しても無料になりますのでご安心ください。
また、公費助成が終了するかもしれないとのことで接種を控えていた方は、今年度中に接種すれば無料となりますのでこの機会に再度ご検討頂ければと思います。
詳しくはご予約の際にお電話でご確認くださいませ。

日付:2012年3月24日  カテゴリー:HPVワクチン,新着情報

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