コロナの影響で「漠然とした不安」を抱えている方へ

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読むだけでプチ不調が改善する本、出版しました!

 

なぜ口グセを変えるだけでプチ不調が消えるのか?!

 

「読んだだけで脳の動きが変わりました」
「自分の症状のところを読んだら『ストーン』と納得がいきました」
「テンポがよくてスイスイ読めるのに、すごい効果です!」

 

多くの方からこんなご感想をいただいています。
あなたも自分の口グセチェックしてみませんか?

 

1冊1800円(税込み) 送料200円

 

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 コロナによる社会的影響が出始めてすでに8カ月が経過しましたが、患者様の中にも「コロナのせいで」何らかの不具合が出ているという方がいらっしゃいます。

 

 中には、「仕事がリモートワークになったおかげで上司と顔を合わせなくていいので快適です!」「元々自宅で過ごすことが好きだったので自粛生活を楽しんでます」というしなやかな方もいらっしゃり、つくづく「コロナのせいで」と捉えるのか「コロナのおかげで」と捉えるかによって、その方の目の前に広がる現実も異なってくるのだなということを実感しています。

 

 

 学校の一斉休校期間中には、家庭内の滞在時間が増えたせいで引き起こされたと思われる月経不順や体重減少性の無月経を訴える10代の患者様が増えました。「いつものペース」から大きく日常生活のリズムが変化した影響で、心身の不調が出ている方もいらっしゃれば、「親と顔を合わせなければならない時間」が増えたせいで以前からあった親子関係の不具合が顕在化したというケースもあります。

 

 こういったケースで、「不調が出たこと」を「悪いこと」だと捉えて「何とか抑えなければ」と対応することは逆効果です。

 

 せっかくコロナが「見て見ぬふり」をしてきたことや、本人の潜在意識に上ってきていなかった「取り組んだ方がいい課題」を分かりやすくしてくれているのですから、それを「チャンス」に変えていくことが、より良い未来につなげられる対処方法になるのです。

 

 

 これは、「漠然とした不安」や「なんとなく心配性」についても同じことが言えます。これまで「なんとなくまあいっか」とやり過ごしたり、微妙に引っかかっているけれどそこに目を向けないようにしてきたことがあると、今回のような有事の時にそれらが一気に顕在化することがあります。

 「不安」が沸き上がってくるのであれば、具体的に「何がどうなると嫌だな」と思っているのかを書き出していきましょう。

 「漠然と」しているのは、それを具体化してみようとしていないからです。「いつ・何が(誰が)・どうなる」ことを自分は恐れているのかを、できるだけ具体的に書き出すことをお勧めします。

 

 そして、それら1つ1つについて

 

   *それが起きる確率は何%か

   *その確率の根拠は?

   *実際にそうなった場合の対処法を3個以上

 

を考えて書き出していきます。

 

 

 これは、心理学的な「海馬の調整法」という方法で、いわゆる「心の避難訓練」です。脳はいったんシミュレーションしたことに関しては、実際にそれが起きてしまっても「想定内なので問題ありません」と認識してくれます。つまり、一通りの不安を「具体化」してその対策を立てておくことで、実際にそれが起きても起きなくても「大丈夫」という状態を脳にインプットすることができるのです。