原子力災害時における安定ヨウ素予防服用について
3月11日の地震では各地に多くの損害が発生していますが、原発からの放射能汚染も懸念事項の一つかと思われます。
原子炉施設等において原子力災害が発生した場合、放射性物質として放出される希ガスは外部被ばく、放射性ヨウ素は内部被ばくにより、人体に影響を与えることが想定されます。
内部被爆というのは、いったん体に取り込んだ放射性物質が近くの臓器に影響を与える事です。
放射性ヨウ素は甲状腺に選択的に蓄積されるために、甲状腺がんなどを発生させる可能性があります。
この内部被ばくに対しては、安定ヨウ素剤を予防的に服用すれば、放射性ヨウ素の甲状腺への集積を防ぐことができるために、甲状腺への放射線被ばくを低減する効果があることが報告されています。
詳しくはこちらのページをご参照下さい。
http://otsukako.livedoor.biz/archives/30327358.html