影があるから光に気付ける
毎朝子どもたちが見ているEテレの番組の中で、「逆にパワー」という曲が流れてくるんですが、この歌詞が結構すごいんです。内容的に陰陽の法則を現しているんですよね。一見「悪いこと」のように思われる出来事を、全部「逆に」プラスの解釈に変えていく歌詞になっています。この歌を初めて聞いた時に思い浮かんだのは陰陽マークでした。
皆さんは陰陽マークって見たことありますか?白と黒の勾玉が組み合わさったマークです。私は、このマークの意味を、タッチフォーヘルスを学んだ時に初めて教えてもらいました。講師の先生の説明を一言に集約すると「闇を極めると光になる」ということです。
以前の記事で「光を当てるから影ができる」と書きましたが、実はその逆もありなんです。つまり「影があるから光に気付ける」ということです。
例えば、私たちは普段自分が歩けることに「ああ今日も歩けるなんてなんて幸せなんだ、ありがとう」とは思わないですよね。でも、怪我をして1か月間ギプス生活をしてみたらどうでしょう?いつも「当たり前」だと思って気になりもしなかった「普通に歩ける」ということが、いかに「有り難い」ことなのかが分かると思います。「怪我」や「歩けない」という影があるからこそ、「歩ける」ということのありがたみに気付けるわけです。
すべての病気には、この「影」となるという役割があります。「影」=悪いこと、という意味ではありません。わざわざ病気という影を落としてくれた「光」の存在に気付かせてくれるのが「病気」です。
陰陽マークと同じで、影が濃くなればなるほど、実は強い光が当たっているということなんですね。例えば、一般的な医学では「治らない」と言われてしまっていた難病や、がんなどの重い病気など、一見『なんで私がこんな目に合わなければならないんだ』と思ってしまうような病気こそ、実は「本来の生きる目的」に気付かせてくれる大切な「影」だったりするのです。
病気だけでなく、人間関係や金銭的なトラブルなど、人生の中では「影」はいくつも存在しえます。それらの影を、影の方向を向いてじっと眺めていても光には気づけません。だって、光は影と「反対方向」から当たっていますからね。
今あなたの「背中」に当たっている光の存在に、あなたは気づいていますか?
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