日々の雑記
不要な正義感を捨てたら他人だけでなく自分にも優しくなれる
今週は2人の娘が順番に病児保育のお世話になっているので、私的にはちょっとハードな毎日でした。 先週末から次女が口唇ヘルペスを再発して、熱まで出たんですよね。受診先では「お熱が下がったら登園していいですよ~」と言われたので、解熱して丸一日たってから登園させたんですが、保育園では「口の中のできものが完全に消えるまではダメです」と言われてしまい、その日は連れて帰るしかありませんでした。でも、病児保育の当日予約は入れず、夫も私も仕事が休めないので仕方なく私の診療に次女を同席させました。実家も遠く、スタッフにも余裕がないので私の膝の上に乗せて診療するしかなかったんですよね。
診療の現場に子どもを連れて行くなんて、なんて非常識なんだ!という方もいらっしゃるでしょう。患者様の中にも、快く思わない方もいらっしゃると思います。こちらの事情を知らなければ、白い目で見る方の方が多いかもしれない状態だったと思います。
でも、私の立場では、これが最大の「できること」だったんですよね。子育てをしてみて初めて、「本当はこうした方がいいと分かっていてもそれができない」という状況が多々発生しうることを実感しています。昔の私なら、その状況を「自分の正義」に当てはめて責めていたでしょう。でも、子どもたちに「その正義感は不要なもの!」と教わりました。
例えば、電車の中で子どもが靴を履いたまま座席に上ってしまうのはよく見かける光景です。以前の私なら、「おとなしく座らせるか靴を脱がせるかすればいいのに」と、そばにいる母親を責めていたでしょう。でも、自分もその立場に立ってみて、2歳や3歳の子どもをおとなしく座らせるなんて無理だということも、お気に入りの靴を脱がせただけで大暴れのギャン泣きが始まることも理解しました。靴も脱がせられないし、座席に立ち上がることも止められません。持ち歩ているおしりふきで靴の底をきれいに拭いて、子どもの好きなようにさせるしかないわけです。
子どもを持ってみて、このような状況の時、自分の服が汚れるのが嫌だったらそっとのそ場を離れたらいいし、そんなに気にならないのなら「お外が見えて楽しいわね」といった「受け入れ」の言葉かけをしたらいいのだということが分かりました。子育ては自分育てとは、本当によく言ったものです。
子育ての中で、こういった「自分の基準に当てはめた正義感」がいかに不要なものであるか、そして、それを振りかざして他人を責めることが、結果として自分の首を絞めることになるのだということを知りました。
逆に、「そんないらない正義感は脱ぎ捨てちゃえ~」っと「ジャッジ」をやめると、他人にだけでなく自分にも優しくなれるんですよね。不要な正義感で「こうすべきでしょ!」「こうするのが当たり前でしょ!」といつも人を責めている人は、同じくらい自分にダメだしをしてしまっているんです。
あなたは、まだ「いらない正義感」を振りかざして自分を責め続けますか?それとも、いらないもをのさっさと手放して、人にも自分にも優しく生きていきたいですか?
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日付:2016年10月8日 カテゴリー:日々の雑記
小林麻央さんの乳がんを引き起こしている背景は何?
小林麻央さんのブログを拝見すると、なぜ彼女が乳がんになったのかがハッキリとわかる言語パターンや家族背景が多数読み取れます。
患者様との問診時も、その方がどのような言語パターンを使っているのか、どのような「思い込み」をベースに日々を過ごしているのか、どのような「○○すべき」「○○であるべき」といった意味のないルールに縛られているのか、などを読み取りながらお話を伺います。そうすると、「なぜその方がその病気を作り出しているのか」が見えてくるのです。
患者様ご自身に、「あなたは何のためにわざわざ病気をやっているのですか?」と伺っても「何のことですか?」と思われるでしょう。小林麻央さんも、「わざわざがんという状態に好んでなるわけないじゃないか」と思うのが一般的かもしれません。でも、人は絶対に「自分にメリットがないこと」はしないのです。
小林麻央さんの乳がんの特徴は、お母様も乳がんになっていらっしゃること、ご本人も若くして発症していること、現在すでにかなり進行しているという点です。
医学的には、近い親戚に乳がんの方がいらっしゃる場合、「遺伝的要素」を考慮して40歳未満でも乳がん検診を受けることをお勧めしています。実際は、体質や遺伝子が母娘で似るせいで乳がんが発症するのではなく、「乳がんを発生させている根本的背景」が似るために、親子で同じ病気になったり、姉妹で同じ病気になったりしているのです。
がんではありませんが、多発性の筋腫がある患者様で、お母様もお姉様も叔母様も筋腫という方がいらっしゃいました。その方のお母様は離婚なさっていて、姉妹そろって母親が父親の悪口を言ったり、「男って○○なんだから」という愚痴をしょっちゅう聞かされていたそうです。そして、ご自身も離婚なさっていました。さらに、職場環境が「男性優位」な環境で、お母様と同じように「対男性」への怒りや不満をたくさんため込んでいらっしゃいました。
この方の「家族歴」は、筋腫が発生しやすい背景をしっかり家族で共有して受け継いでしまっているために引き起こされているのがハッキリと分かります。
おそらく、小林麻央さんの家族的背景と「嫁ぎ先」の特性、そして、ご自身が結婚した時にお母様の乳がんが発見されているという背景を総合的にみると、「あるもの」を増幅させた形で母娘間で受け継いでしまっている可能性が考えられます。もちろん、ご本人から直接お話を伺ったわけではありませんから、推測でしかありませんが、もしそうであればその「あるもの」を解消すればがんという表現をやめることは今の段階でも間に合うと思われます。
もしあなたが、自分自身の不調や病気を「遺伝だから」「体質だから」と勘違いして改善をあきらめているとしたら、何もあきらめる必要はありません。
改善方法は、今夜私の師匠が開催する無料のWebセミナーでも聞くことができます。
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日付:2016年9月23日 カテゴリー:乳がん検診,日々の雑記
あなたは「後部座席」に座っていませんか?
台風が近づくと、めまいや頭痛を訴える患者様が増えます。これは、気圧の低下の影響を受けるからですが、なぜかめまいや頭痛って女性に多いんですよね。
実は、めまいや「ふわふわする感じ」を訴える患者様には、ある共通した特徴があります。メニエール病などのめまいが中心の病気も含めて、めまいが出やすい時というのは、「あること」を自ら放棄してしまっていることが多いのです。
少し話は変わりますが、あなたは車酔いしやすい方ですか?
例えば、ものすごいヘアピンカーブの山道を、「自分で運転して」走っても、それほど気持ち悪くはなりません。自分で道の方向を確認していますし、それに伴ってどちらに体が揺れるのかも把握しながら運転しますよね?ちょっと揺れが大きくなりそうだなと思ったら、ハンドルの切り方やスピードを「自分で」調整するわけですから、通常は運転席にいれば車酔いはしません。
ところが、後部座席に座って外も見ずにカーブの連続に揺られていたらどうでしょうか?普段車に酔わない人でも、気持ち悪くなってしまうかもしれません。これは、揺れの方向も把握せず、ハンドルの切り方やスピードも全部「運転する人」に任せてしまっているからです。
実は、めまいやふわふわした感じが出やすい人は、この後部座席に座って車酔いしているのと同じ状態になっていることがしばしばあります。何の後部座席に座っているのかわかりますか?
「自分の人生」という車の後部座席です。そう、自分の人生なのに「運転席」に座ってハンドルを握ることを放棄してしまっているんです。そして、別の人またはモノにハンドルを握らせておいて、運転があら過ぎるとか道が悪いといった文句を言っている状態です。
女性医療に携わっていると、「なぜこの病気は女性に多いのだろう」と思うことがしばしばあります。めまいもその一つで、「自分でハンドルを握っていない」人が男性よりも女性に多いのだなと最近感じるわけです。
患者様とお話ししていると、「彼氏に言われて妊娠は継続しないことにしました」「彼氏に言われてピルはやめようと思います」「夫に言われて仕事をやめようと思います」といったセリフにしばしば遭遇します。同じことをするにしても、「自らが選んで決めた」場合と「誰かに言われて決めた」場合とでは、結果は全く異なってくるのです。
もしあなたが、めまいやふわふわした感じが出やすかったり、めまいのせいで起き上がれないことがあるようなら、誰に又は何に自分の人生のハンドルを明け渡してしまっているのか、ちょっと思い返してみるといいかもしれません。
あなたの人生をコントロールするのは誰ですか?
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今のあなたにカウンセリングが必要なワケ
以前各疾患別のチェックシートをご紹介しましたが、診療の中でも該当する方にこのチェックシートをつけていただいています。必要と思われる人ほどきちんと
つけてくださらなかったり、チェックをつけたものをお持ちいただけなかったりするので、かなり有効な質問になっているのだなと実感しています。きちんと
チェックしてしまうと、今の不調が改善してしまう可能性があるので、例えば内膜症がひどい方や更年期障害の強い方ほどつけようとなさらないんです。これ
は、「人は基本的に変化を嫌う」という傾向があるからです。何らかのメリットがあるから今の「病気」を自ら作り出しているわけですから、それをあっさり止
められてしまっては困るわけです。もちろん、ご本人の顕在意識はそんなことは思っていません。早く「治りたい」と思っていらっしゃいます。でも、潜在意識
が変化に抵抗するからこそ、チェックシートをつけようとしないのです。
実際、きちんとチェックをつけてお持ちいただいた方に、そのチェック項目
の意味をご説明したり、少し踏み込んで「背景にある意図」を引っ張り出してみたりすると、次回いらした時にすっかり症状がよくなっているというケースが何
例も見受けられるようになってきました。中には、チェックシートの項目についてほんの5分程度のカウンセリングを行っただけで、次にいらした時には妊娠が
うまくいったというケースもあります。
このチェックシートも含めて、クリニックで私やカウンセラーが行うカウンセリングは、トランス
フォーメーショナルコーチという手法を用いたものです。一般的な「傾聴」を中心とするカウンセリングとは全く異なり、背景にある「根本的な原因」を明らか
にして、ダイレクトに必要な変化を引き起こしていくカウンセリングです。なので、2~3回のカウンセリングでも、十分症状の改善につながります。
診療の中で、カウンセリングを受けた方が早く改善するだろうなと思われる方には積極的にカウンセリングをお勧めしています。ご本人が、自分にはカウンセリ
ングが必要だと自覚していらっしゃらないケースの方が多いので、必要性をご理解いただくのが難しいこともありますが、もっと気軽にカウンセリングを活用し
ていただけたら、みんなあっさり自分らしい輝きを取り戻していけるのになと日々感じています。
カウンセリングは、病気の人だけが受ける
ものではありません。もちろん、更年期の症状がつらい、PMSを何とかしたい、妊娠したい、がんを治したいといった「病気を治したい」という方には非常に
有効です。検査をしても何も異常がないのに、様々な不調が続くという場合にも、カウンセリングの効果は大きいと言えます。
でも、こういった何ら
かの病気や不調がなくても、「より良い未来を作りたい」「もっと自分の力を発揮したい」といった、よりプラスを目指したい時にも非常に有効なのです。実
際、私自身も定期的にカウンセリングを受けています。定期的に健康診断を受けたり、メンテナンスをしたりするのと同じように、自分の潜在意識や脳をより上
手に使えるようにするには、カウンセリングをうまく活用するのが一番早いのです。
今のあなたにカウンセリングは必要ですか?必要だとは感じませんか?
もし、必要かどうかはよく分からないけれど、まずはどういったものなのかカウンセリングを体験してみたいという方は、30分の体験セッションも承っています。まずはお気軽にお問い合わせくださいませ。
お問い合わせ・ご予約はこちら 045-440-5577 info@vivalita.com
月経血カップの使い方
布ナプキンより衛生的で使いやすい、月経血カップの使い方を解説しています。
ナプキンでかぶれやすい人には特におすすめです。
使い捨てナプキンをやめると、環境にも優しいですしね。
日付:2016年4月26日 カテゴリー:日々の雑記
病気を引き起こす背景と病気をやめるための3つのポイント
この2日間、家に閉じこもっています。なぜなら、まさかのインフルエンザにかかってしまったからです。予約変更などでご迷惑をおかけしている患者様には、本当に申し訳ありません。
月曜日に腰痛が悪化して、頭痛もあったので、「風邪ひいたかな?」と思っていたのですが、火曜日の夜から微熱が出て、その後熱が上がらず・・・インフルエンザにしては熱が低いのでまさかねと思いながらも、念のため診療に入る前に調べておこうと思って検査したらA型が陽性でした。すでに、解熱して関節の痛みなどの症状も消えているので、かなり軽い方なんだと思いますが、一応週末まで診療に出られず。非常勤の先生方とご予約の患者様にご迷惑をおかけすることになってしまいました。
ちょうど、火曜日の夜に「病気をやめる・やめさせる研究会」で病気を引き起こす背景にあるものと、病気をやめるための3つのポイントを学んできたところでした。この3つのポイントについては、来月開催のワークショップで詳しくお伝えしようと考えていますが、ちょうどいい機会なので「なぜ私はインフルエンザという状態を引き起こしたのか」について考えてみました。
インフルエンザになった原因を医学的に分析したら、過労と睡眠不足による免疫力の低下です。実はこの2週間、次女の結膜炎、長女の感染性胃腸炎、そして夫が次女の結膜炎をもらってしまったことにより、看病と家事の負担が倍増していまして、毎日合計3時間程度しか眠れない上に途中で起きる娘の相手をするといった状態が続いていました。
物理的な負担が大きくなっていた、ということも病気を引き起こす原因にはなるのですが、最も大きな要因はその大変な状態を「強いられている」と感じていたことです。本当は、夫と負担を分担したいところなのに、夫も不調が続いているので頼ることができず、自分の健康管理が「できない」という気持ちになっていたんですね。実際は、睡眠時間を確保したり、体が冷えないようにしたりといった自己管理を自ら「怠った」わけです。インフルエンザになってみて、自分が受け身の状態から、自ら健康管理をする立場を取り戻すことができました。
さらに、なぜ風邪程度ではなく「インフルエンザ」なのか・・・それは、私が少々の不調は我慢して頑張れてしまうからです。今回のインフルエンザも、休みたいような症状はほとんどなく、検査で陽性が出なければ仕事を休んだり家事をさぼったりはできなかったでしょう。
インフルエンザなら、例え症状がなくても発症から5日間は休まなければいけません。体は元気な状態で自由な時間ができるという、非常にありがたい環境をプレゼントしてもらったのだと思います。でも本当は、「インフルエンザ」という表現をとらなくても、仕事の量を調整することで同じ状態を整えることは可能なんですよね。今回は、無理に無理を重ねようとする私に、体が強制終了ボタンを押してくれたのだと痛感しました。
そして、病気をやめるために必要な重要なポイントの一つ「隠されたコミュニケーションを明らかにする」という点については、私のインフルエンザという表現は、夫に対する「私も疲れがたまってるの!少しは労わって!」というアピールであることに気付きました。
これも、ただの風邪程度では夫に私の弱り具合が伝わらないので、インフルエンザという表現をわざわざ選んだのだと思います。さらに、子どもたちにうつさないために、保育園の送り迎えや子どもたちの相手を夫にお願いすることができるわけです。
このように、病気を生み出す背景には、病気であることによるメリットが隠れていたり、病気を引き起こす原因を受け身でとらえているというパターンが隠れていたりします。
病気を自分で生み出していることに気付くと、「自分でやめることもできる」ことに気付いてきます。病気をやめたいと思ったら、上記の3つのポイントをクリアにしていくとよいのです。病気をやめるための3つのポイントについては、今後のワークショップで具体的にお伝えしていきます。ワークショップの詳細は、後日お知らせしますので楽しみに待っていてくださいね。
日付:2016年2月20日 カテゴリー:日々の雑記
メールセッションを始めました
クリニック付属の健康サロンでは、医師による各種カウンセリングやセッションを承っております。
薬を使わずに健康を取り戻したい方や、お子様の心身のトラブルに関してのご相談など、お気軽にご相談ください。
カウンセリングメニューの詳細はこちらをご参照下さい。
https://www.vivalita.com/salon/healthcare.html
また、いきなり対面でのカウンセリングに抵抗があるという方のために、お試しメールセッションを開始しました。
メールセッションは1セット5,500円(税込)で承ります。
まずメールでご相談内容をお送りください(タイトルに「メールセッション希望」とお書きください)
↓
セッション料金のお振込先をご連絡いたします
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振り込みが確認され次第メールで1回目の回答をお送りします
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ご質問や追加のご相談をお送りください
↓
追加の回答をお送りします
また、メールセッションだけで解決しない場合、対面セッションを引き続き承ることも可能です。
メールセッション後の対面セッションをご予約の場合は、初回120分セッション料金を3,000円割引とさせていただきます。
メールセッションをご希望の方は、info@vivalita.comまでご連絡ください。
日付:2016年2月14日 カテゴリー:日々の雑記
子育て応援ワークショップを開催します
昨年からのマイテーマである「母親よ!胸をハレ!」。
子育て中のお母さんを応援したくて企画した、子育て応援ワークショップを開催します。
~そうか!ただ「自分を幸せに」してあげればいいのか!~
「親の幸せで子どもの心身の健康を取り戻すワークショップ」
子育てが楽しめない
子どもを愛してあげられている自信がない
子どもの病気で悩んでいる・・・
そんなあなたが「幸せな親」になるだけですべてがうまくいき始めるのです
さあ、胸を張って幸せになってみましょう!
私自身、2人の娘の子育ててとても悩んでいた時期がありました。
日曜日に丸一日子どもたちと過ごしているとグッタリと疲れてしまい、まるで自分が「奴隷のようだ」と感じていたりしたのです。
毎日の食事も、イライラしながら味も分からず食べ物をただ口に押し込んで丸呑みする状態・・・
そんな毎日を「自分の力ではどうしようもない」と思って、うんざりしていました。
そして何より辛かったのは、かわいいはずの子どもたちと一緒にいるのにそんな風に感じてしまうなんて、自分は子どもたちを愛せないのではないか、無条件に子どもを受け入れられないなんて「母親失格だ」と思い込んでいたことです。
子どもを愛していないと勘違いしていた私が、自分の中にある愛情に気付けたのはあるワークを行ってからでした。
今回のワークショップでは、私が目からウロコ体験をしたそのワークも行っていきます。
まずは自分の中にある「愛」に気付いて、今の状況を見つめ直してみましょう。
また、今の子どもの姿が、あなたのどのような意識の「鏡」となっているのか、そのカギとなる自分の中にある「隠れた意図」を探し出していきます。
あなた自身が「幸せ」を感じられるようになることで、子どもとの関係や状況をよりよいものにしていきませんか?
日時:2月17日(水) 11:00~12:30
講師:清水なほみ(産婦人科医)
主催:医療法人ビバリータ
会場:ポートサイド女性総合クリニック・ビバリータ待合室
対象:子育てに関して何らかの悩みがある方
定員:10名(先着順)
参加費:3000円(当日現金でお支払いください)
お申込み・お問い合わせ先:info@vivalita.com
日付:2016年1月19日 カテゴリー:新着情報,日々の雑記
妊娠したい方向けのメタファー
この週末のシークレット・スライト・オブ・ランゲージの講座では、後半メタファーについて学びました。メタファーは、私が一番得意とするカウンセリング技法かもしれません。もともとタッチフォーヘルスを学ぶ中で、メタファーについて初めて知って、診療の中でもちょくちょく取り入れたりしていたんですよね。今回の講座では、メタファーの使い方をさらに細かく学んで応用範囲を広げていきました。
練習の中で、いくつかメタファーを作っていったんですが、講師の先生からもほかの参加者の方からも、お褒めの言葉をいただいたメタファーができたので、せっかくなのでシェアさせてくださいませ。不妊症の方は、寝る前にこれを読むか、誰かに読んでもらうといいですよ。深い意味は考えなくていいので、ただそのままを読むだけでOKです。
風水的に、赤ちゃんを授かりたいときにはベッドサイドにザクロを置くといいんだようです。
ザクロって、赤い実がたくさん実るんですよね。
実を食べたことあります?
実より種がしっかりあって、食べるときは種を入れておく受け皿があった方がいいかもですね。
種をまいてみたら、ザクロの実が実るかもしれませんよ。
日付:2015年11月23日 カテゴリー:不妊症,日々の雑記
子どものことを愛しているのに一緒にいると苦痛なワケ
以前の記事で、育児の大変さを苦痛に感じない人と、私のようにいくら笑顔を向けられても大変さが帳消しにはならないと感じる人がいると書きましたが、私自身「なぜ子どもたちと一緒にいるとこんなに苦痛なんだろう。自分は子どもを愛せないのだろうか」と悩んでいました。
「あること」に気付くまでは、子どもと一緒にいる時間が苦痛=子どものことを愛していない、と勘違いしていたんですね。さらに、母親なのに子どもを愛せないなんてダメだ、と自分を責めていたこともあります。
それが、あるセミナーで「価値観の洗い出し」のワークをした時に、はっと気づいたのです。「私は子どもを愛していないわけではない」ということに。
そのセミナーは、子育てとは全く関係のない、女性のリーダーシップについてのセミナーでした。自分の価値観を客観視してみましょう、ということで、自分が「心地よい」と思うことは何か、「不快」に感じることは何かを表にしていきました。
私が「心地よい」という項目に書き出したのはこんな内容です。「自由・1人・静けさ・整っている・スマート・スピーディー・クレバー・予定通り進む・コントロールできる」。
一方、「不快」な項目に書き出したのはこんな内容です。「雑多・騒がしい・散らかっている・もたもたする・話が通じない・コントロールできない・不測のことが起きる・外部からの押しつけ・前に進まない」。
自分でこれらを書き出しながら笑ってしまいました。
もうお気づきでしょうか?「不快」の項目にある状況を毎日作り出してくれている存在、それが子どもたちだったのです。
快か不快かというのは、価値観、もっと言えば「好み」の問題です。なぜそれが不快なのかと言われても、嫌いなものは嫌いだからどうしようもないのです。それを好きになろうと無理をする必要はありません。
私が子どもたちと一緒に過ごして「不快」だと感じていたのは、子どもたちという存在そのものに対してではなく、子どもたちが産みだしている状況に対してだったんですね。だから、子どもたちという存在は愛しているのにも関わらず、一緒にいると苦しくなっていたのです。
そのことに気付いて、「ああ、自分の中にもちゃんと愛情はある」と実感したら、同じ苦痛な状況になっても自分を責めなくてよくなりました。と同時に、起きている事象と子どもたちという存在を分けてとらえることができるようになったので、一時的に何か不快なことが展開されても、子どもたちの存在そのものに嫌気がさすということがなくなりました。
さらに、そのセミナーで講師の方が「この状況でちゃんと子育てしているって、すごいことですよね」と言ってくださいました。それまで、「子育てに向ていない自分が子どもを育てていること」に対して何となく後ろめたさがあったのですが、その一言で全く逆だと感じるようになったのです。「子育てに向いていないのに子どもを育ててるなんてすごい!」と。
子育てを苦痛だと感じた時は、何が苦痛なのかを細かく洗い出してみるといいかもしれません。自分が不快に思っていることは「子どもという存在」そのものではない、ということにきっと気づけると思います。
日付:2015年11月20日 カテゴリー:日々の雑記