日々の雑記
アレルギーフリーを楽しむ
遅延型フードアレルギー検査の結果を受けて、卵・乳製品・小麦の完全除去&大豆の部分除去で食事改善を初めて7か月が経過しました。
除去開始から3か月半のタイミングで再検査してみたら、卵の反応は少し下がっていましたが、他はまだ改善傾向がみられないので、腹をくくって1年以上は除去を続けることに。
検査結果から腸内カンジダが疑われたので検査をしてみたらやっぱりカンジダ陽性だったので、カンジダの除菌&腸内環境を整えるサプリメントを強化して、さらなる改善を図っているところです。
自覚症状的には、完全除去によって食後のお腹のハリが出なくなったり、1度の食事でかなりの量が食べられるようになったり、しっかり食べているのに体重は増えない(油断すると減ります)、といった改善が実感できています。
でも、実は完全除去食生活に、あまり不自由さを感じてはないなんですよね。外食時にお店のセレクトなど制限があるのと、カフェで「軽く済ませたい」時に食べるものがないのが困るくらいで。自宅で普通にお料理して食事をする分には、デザートも含めて「制限している」という感覚がないくらいです。
調味料をアレルギーフリーのものに変えたので、お醤油もお味噌もドレッシングも使えますし、カレーやクリームシチューだって代用品で楽しめてしまうんです。
最近は、ハウス食品からアレルギーフリーのクリームシチューのもとが発売されたようなので、早速娘とシェアできるグラタンを試してみようと企み中です。
スイーツも、アレルギーフリーのケーキやアイスクリームを通販で入手して楽しんだり、自分でアレルギーフリーのケーキを作ったりしているので、「我慢」は全くしていません。
先日、娘のために作った米粉&酒かすを使ったパンプキンケーキも、アレルギーフリー&お砂糖不使用なのにとっても美味しくいただけました。
材料は、米粉・コンスターチ・ベーキングパウダー・菜種油・酒かす・マッシュしたかぼちゃ・すりおろしたリンゴです。卵も乳製品も小麦も使わなくても、しっとりモチモチのケーキが簡単に作れるんですよ。
「除去食」「食事制限」というと、何だか憂鬱な気分になってしまいがちですが、体にいいものだけをセレクトしてアレルギーフリーを楽しむつもりで食品を選ぶと、「我慢している感」は全く感じなくてすみます。
何よりも、体調がよくなっていくので、食べられない辛さより食べなくていい楽さの方が感じられるようになります。体調の改善が実感できるまで3か月くらいかかることもありますから、除去食生活にトライしている方は、結果がすぐに出なくてもあきらめずに、まずは半年体に優しい食事を試してみてくださいね。
日付:2014年10月23日 カテゴリー:日々の雑記
断乳と卒乳
先週から始めた次女の断乳は、夫の協力によって何とかうまくいきそうです。まだ夜は何度か泣いて起きますが、授乳していた時のように1時間ごとに起きるといったことはなくなってきました。食事の途中で母乳を欲しがることもなくなったので、食べる量が一気に増えてお姉ちゃんのご飯まで食べてしまう勢いです(^^;)
次女は長女に比べたら離乳食もある程度食べてくれていたので、今回は「卒乳」にしようかと考えていたんですが、1歳になってすぐにRS感染で体調を崩した辺りから、また母乳中心に逆戻りして食事量がガクッと減ってしまったので、涼しくなったタイミングで「断乳」を決行しました。
といった話を母親にしたら、「断乳と卒乳って違うの?」と・・・3人も育てている母でさえ、両者の違いを知らないんだな~とちょっと驚いたんですが。
一般の方は「断乳」と「卒乳」の違いをあまり認識していないかもしれませんね。
断乳というのは、漢字の通り「授乳をやめる」のであって、親の意志で決めることです。
卒乳というのは、「自然に母乳から離れていく」のであって、止め時を決めるのは子どもの方です。
私の場合は、「今日から母乳はおしまいね」と私の方でやめるタイミングを決めて、子どもが母乳を欲しがってもあげないので「断乳」です。断乳に子どもの意志は入っていません。きっと娘にとっては青天の霹靂です。突然母乳をもらえなくなって、不安やさみしさが強かったのではないかと思います。
3日間は泣き続けていましたが、段々と母乳がないことに順応してくれました。その代わり、今まで以上に抱っこ星人になってます。
もしかしたら断乳は子どもにとって人生初の「あきらめ」を学ぶ時なのかもしれないですね。
卒乳は子どもが自然に母乳を欲しがらなくなるまで授乳を続けるので、人によっては3歳や4歳になってもまだ授乳していますというケースも見受けられます。年齢が上がっても授乳を続けることに対しては様々な意見があり、年齢は関係なく授乳し続けても問題ないという人もいれば、あまり長く授乳し続けることは弊害があるという人もいます。
次の妊娠を希望している方であれば、卒乳を待っていると妊娠が目指せないので、断乳を促すことが多いのですが、授乳をやめなければいけない理由がなければ子どもの意志に任せて自然に離れていくのを待つのも一つの選択です。
卒乳がいいのか断乳がいいのか、それはお母さんと子どものそれぞれの事情や考え方によって異なります。何が「正解」というものでもありません。
私は2回とも、断乳中に子どもがあまりにも泣くと何だかかわいそうなことをしているような気分になってしまっていましたが、断乳後の食べっぷりと熟睡できるようになった姿を見て「ああ、断乳してよかったんだな」と感じました。頑張って断乳を受け入れてくれた娘に、感謝感謝です。
日付:2014年10月20日 カテゴリー:日々の雑記
天使のプロテクション方法
昨日は直感アドバイザーのKAZUさんによる子育てアドバイスセミナーでした。
私も3歳半の娘を連れて、参加者の皆さんとお話を聞かせていただきました。
セミナーの中で、自分の周りの「空気」をいい感じに保つ方法をご紹介いただいたので、シェアさせていただきますね。
<天使のプロテクション(ご自身のフィールドを心地よいものにする方法)>
1)深呼吸をする。
意識がハートに向かい、ゆったり、リラックスしている自分を味わう。
2)頭上(空をイメージ)から、天の光(好きな色でも良いし、天をイメージした時に見えた色)が全身を卵型、またはピラミッド型で まるごとすっぽり包んでくれるイメージをする。
3)その光のシャワーを心があたたかくなるまで行う。
4)天(または天使)に「ありがとう。」と感謝を述べる。
5)プロテクション終了
このプロテクション方法は、解除がいらない方法です。
なんだか効かなくなってきたなと思ったら、また1)から始めてみてください。
出来れば1日1回行うと良いかと思います。
心があったかくなったなぁ、守ってもらえているなぁと心地よいものを感じた時、それがきちんとプロテクションされている証拠です。
遅延型フードアレルギーの治療目標は?
最近は「遅延型フードアレルギー検査」を希望して受診なさる方が増えてきました。
メディアにも取り上げられたりしているので、「もしかして自分の体調不良はアレルギーのせいなのかも」と思って検査を希望されるようです。
遅延型フードアレルギー検査について詳しく知りたい方は、こちら「http://be-proud-07.sakura.ne.jp/vivalita.com/food_allergy.html」をご覧くださいね。
私も検査をしてみて、卵・小麦・乳製品すべてに強い反応が出ていたので、結果を受け取ってすぐにこの3品目に関しては完全除去食に切り替えました。大豆も中くらいの反応が出ていたので、納豆を毎日食べるのをやめて、みそ汁のみそは大麦由来のものに変更することで、摂取する頻度を少なくするようにしました。
特に何か体調不良があったわけではないのですが、授乳中の母親に遅延型アレルギー反応が起きていると、アレルギーの原因となるIgG抗体が母乳を介して子どもに移行してしまう可能性があるため、直ちに完全除去食にしたわけです。
自分のためには頑張れそうになくても、子どものためだと思うとスッパリ食事内容を切り替えられるから不思議です。
アレルギー反応は、その原因となっている食品をただ除去するだけでは不十分で、同時に腸内の環境を整える必要があります。
なので、腸内の善玉菌を増やすサプリメントを併用しました。
食事を改善して3か月を過ぎたころから、食事をとった後に出ていたお腹の張り感がなくなって、多少食べ過ぎても全然苦しくなったりしなくなったのです。食べた後の何となくのだるさも出なくなり、症状がなくなってみて初めて「アレルギーによる不調が出ていたんだ」ということに気づきました。
除去食を始める前は、小麦を完全除去するなんて大変だ~と、ちょっとブルーになっていたのです。でも、実際アレルギー対応の食品を扱っているお店で調味料やスイーツを調達したり、調理法を少しだけ変えて完全除去できることを体験してみて、「完全除去でもこんなに食べられるものがあるんだ」と驚きました。
もっと食生活が不自由になると思っていたんですよね。食事制限と聞くと、「あれも食べられない」「これも食べられない」と感じるかもしれませんが、実際は自宅での食事は全くと言っていいほど不自由さを感じることはありません。
外食時はお店とメニューを厳選する必要はありますが、マイ醤油やマイドレッシングを持って行けば、外食も可能です。
アレルギーに限らず、食事制限をする時は「食べられないもの」に注目するより「食べられるもの」に注目してみると、「こんなにいろいろ食べていいんだ~」と感謝したくなると思います。
「ないモノねだりよりあるモノ感謝」の原理で、何が食べられるかを考えていくと、食事制限も案外辛くないものです。
遅延型フードアレルギーの治療の最終目標は、アレルギー反応を起こしていた食品を除去し続けるのではなく、その食品を食べても大丈夫な状態にすることです。
なので、食事改善と同時に腸内環境を整えて、いったん腸の炎症を治めたら、今度は再度アレルギーが起きないような方法で、除去していた食品を少しずつ摂取再開していきます。
きっと食事改善をしているうちに、どんな食事が「自分の体に負担にならないのか」が分かってくるのではないでしょうか。アレルギー反応は、自分が口にしている物を見直して、体の反応に耳を傾けるいいきっかけになってくれていると思います。
日付:2014年7月13日 カテゴリー:日々の雑記
標準治療より「最適治療」
医学的に「標準治療」とされている治療が、必ずしもその患者様ご本人にとっての「最適な治療」とは限らないというケースに時々遭遇します。
先日いらした方は、40代前半なのに月経がピッタリ止まってしまったとのことで受診されました。採血をしてみると、ホルモンの値は完全に閉経している状態です。早発閉経の定義には当てはまりませんが、まだ閉経するにはちょっと早すぎるご年齢です。通常であれば、数年間のホルモン補充療法が必要ですよ、とご説明するところなのですが。
「月経が来なくなって体調不良はありますか?」と伺ったところ、「いえ、むしろ生理が来なくなってほっとしたというか・・・」とおっしゃったので、なんとな~く引っかかったんですよね。
もしかしたら、ホルモン補充療法で再度月経様の出血が来ることは、ご本人にとって嬉しくないことなのかも、と思ったので、少し突っ込んで聞いてみたところ、なぜ「ほっとした」のかが分かりました。
その方は、お子様に関しておつらい経験をされて、再度妊娠を目指そうかどうか迷っていらしたんです。閉経の状態である=もう妊娠はできない、と聞いて「これで妊娠を目指そうと思わなくていいんだ」とほっとしたのだそうです。「神様が幕を引いてくれたんだと思います」とおっしゃっていたので、おそらくご自身で妊娠を目指すことを「やめる」必要がなくなって安心なさったのだと思います。
標準的な治療は、数年間ホルモン補充療法を行うことであることや、ホルモン補充を行わない場合のデメリットや、閉経から数年たってホルモン補充を開始した場合のデメリットをご説明したところ、「気持ちが落ち着くまでは生理が来ない状態のままでいたい」とのこと。
教科書的な治療選択からは外れますが、骨密度検査や脂質代謝の検査をきちんと受けていただくことを条件に、何もせず様子を見ることになりました。
できれば1年くらいでお気持ちに整理がついて、ホルモン補充療法を受けていただけるといいのですが・・・高齢女性の寝たきりの原因の多くは骨密度の低下、つまり骨折なので、「元気に年をとる」ためには骨密度を保っておくことはとっても大切なのです。そして、骨代謝には女性ホルモンが大きな役割を果たしているのです。
でも、少なくとも現段階では、ご本人にとって最適な治療は「月経が来ないままにする」ことなんですよね。
日付:2014年6月29日 カテゴリー:日々の雑記
セクハラ発言が「引っかかる」わけ
自民党の「セクハラ宣言」は何だかしっくりこない形で無理やり終結させた感じですが・・・
6月18日に自民党から「女性の健康の包括的支援に関する法案」が提出されて、少しは政治家のおじさま方も女性の健康支援について幅広い視点とサポートが必要だと認識して下さったのかしらね~なんて思っていたのに、残念ですね。
でも、口にはしないまでも問題となっている議員さんと同じことを女性に対して思っている人はきっとまだまだ多いのだと感じています。個人の価値観や思想まで、他人がコントロールすることはできません。実際に口にしてしまった議員さんのデリカシーのなさは、本当にあきれるばかりですが、問題の根本はそこではないと感じています。
「結婚しないのか」「産まないのか」と言われて、それがひどく心に引っかかるのは、その言葉を受け止める側にも無意識のうちに何らかの「後ろめたさ」を感じているからではないでしょうか。
もし、堂々と「結婚しない人生」「産まない人生」を選択しているのだとしたら、あんなデリカシーのないヤジも「これが私の生き方ですけど、何か?」って鼻で笑ってやれると思うのです。
何となく、「結婚した方がいいよね~」「産んだ方がいいよね~」と、自分で自分に外野からの価値観をインストールしてしまっているから、その「劣等感」に触れられると過剰に反応してしまうということが起きるような気がします。
もちろん、デリカシーのない発言に対して擁護するつもりはさらさらありません。あの程度の品格が、日本の代表なんだと、自分たちの人選を反省するしかないと思います。
言っていいことと悪いことの区別もつかない、自分の言葉で相手がどのくらい傷つくかを想像することができない人というのは、世の中にたくさんいらっしゃいます。その人たちの口を全部塞いでしまうことはできません。
女性が「嫌な思い」をしないためには、まず女性自身の考え方や捉え方を変えていく方が前向きなのではないでしょうか。「結婚したいのにできない」じゃなくて「今はまだ素敵なお相手とご縁がつながってないだけ」。「産めない」のではなくて「産まない」。
個人的に、デリカシーのないおやじにヤジを飛ばす暇があったら、すべての女性が「これが私の生き方!」と胸を張って自分の人生を歩むお手伝いをしていきたいな~と思う今日この頃です。
日付:2014年6月25日 カテゴリー:日々の雑記
妊娠反応が出たらやるべきこと
自分で妊娠反応を調べて陽性だった場合、何をすべきなのか分からず「とりあえず電話してみた」という患者様は案外多いものです。
お住まいの地域によって分娩予約の締め切り時期など若干の差はあると思いますが、妊娠反応を確認した後の「やるべきことリスト」をまとめてみました。
1)まず産婦人科を受診する
予定外の妊娠だった場合も、計画的な妊娠であった場合も、妊娠反応が「陽性」で出た場合はまず受診が必要です。
月経予定日から数日以内に確認した場合は、時期が早すぎて超音波検査では何もうつらない可能性がありますので、腹痛や出血がなければ月経予定日から1週間程度過ぎたタイミングで受診してもよいでしょう。
ただ、月経不順の方の場合はそもそも「月経予定日」が当てになりませんので、アプリなどで表示される「月経予定日」は無視して、妊娠反応が出た段階で受診しましょう。
2)妊娠継続の可否を確認する
計画的な妊娠の場合は、このステップは不要です。
予定外の妊娠だった場合は、妊娠継続の可否つまり「産むのか産まないのか」をきちんと考える必要があります。パートナーと相談して、できるだけ早めに結論を出しましょう。
妊娠に気づいた時が何週だったかにもよりますが、妊娠の継続ができない場合はできれば妊娠10週を過ぎる前に結論を出した方がよいでしょう。
3)産む場所を決める
妊娠を継続する場合、「どこで産むのか」を決める必要があります。病院によっては、かなり初期の段階(妊娠5∼6週)で分娩予約を入れなければ、予約が締め切られてしまう場合があります。特に横浜市内は分娩予約の締め切りが早いので、産みたい病院で予約を取るためにはできるだけ早く予約だけは押さえておく必要があります。候補を挙げたら、まずはその病院に電話をして、分娩予約がとれるかどうかを確認しましょう。また、総合病院ではかかりつけ医からの紹介状が必要な場合も多いので、直接予約がとれるのか紹介状が必要なのかも確認が必要です。
里帰り分娩の場合も同様です。分娩を考えている病院にまずは電話をして、予約可能かどうかや受診のタイミングや紹介状が必要かどうかを確認しましょう。
4)妊婦健診を受ける病院を決める
分娩予約を取った病院でそのまま妊婦健診を受けるケースと、近所のかかりつけ医で途中まで妊婦健診だけを受けるケースがあります。後者を希望する場合は、分娩予約を取った病院で、他の病院で妊婦健診を受けてもよいか確認してみましょう。
また、里帰り分娩の場合は、里帰りするまでの間に妊婦健診を受ける病院を決める必要があります。クリニックですと、夜間や救急時の対応が難しい場合もあるので、必ず緊急対応が可能な病院で妊婦健診を受けるようにしましょう。
ちなみに、当院では緊急時の対応ができないため、里帰り分娩の方の妊婦健診は承っていません。
5)必要に応じて職場に知らせる
妊娠の状態がある程度安定してから職場に伝えたいと考える方が多いのですが、妊娠初期に切迫流産やつわりで突然安静が必要になることもあります。また、従事しているお仕事の内容によっては、妊娠が判明したら直ちに部署を変えてもらわないといけない場合もあります。
必要に応じて、せめて直属の上司にだけは早めに妊娠の事実を一報入れておいた方が、急な欠勤等にも対応してもらいやすくなるでしょう。
職場に伝える際に診断書が必要な場合は、受診先に言えば書いてもらえますので、受診時に医師に伝えるようにしましょう。
6)母子手帳をもらいに行く
妊娠が判明してすぐにもらいに行く必要はありません。
妊娠8~10週の予定日が確定した頃に、地域の役所に行って母子手帳を受け取ります。母子手帳と一緒に、妊婦健診料に使える補助券が一緒にもらえるはずですので、どのタイミングから補助券が使えるのか病院で確認しておきましょう。
もちろん、ベビー用品をそろえるとか、場合によっては保育園をどうするか決めるなど、もっとやるべきことはたくさんあるのですが、ひとまず妊娠反応が出てから数週間のうちにやらなければいけないことを挙げてみました。
日付:2014年6月18日 カテゴリー:日々の雑記
リンパマッサージで代謝改善
季節的にそろそろダイエットを意識する方が増えてくる時期ですね。
私は、産後もなかなかトレーニングやレッスンに通う時間がとれず、自宅でスクワットや腹筋をするくらいしか運動ができていないのですが・・・体重はすぐに戻っても、体型はなかなか元に戻ってくれないので定期的な筋トレはしていきたいところです。
先日、むくみや足の冷えが気になってきたので、エステティシャンの関本さんにお願いして下半身のアクシダームとリンパマッサージをしてもらいました。
アクシダームは、太ももやお腹周りなど、脂肪が柔らかい部分は1回の施術だけでもサイズダウンが実感できます。
リンパマッサージは初めて受けてみたんですが、力強いマッサージが痛気持ち良くて、施術後は重かった足元がスッキリ軽くなりました。
しかも、施術から1時間後くらいから頻繁にトイレに行くようになり、むくみもすっかりとれてさらにスッキリ。
施術前にジャストサイズだったパンツがちょっとゆったりに感じるくらい、すぐに効果が実感できるので嬉しいですね。
体重を落とすというよりサイズダウンをしていきたいという方には、アクシダーム+リンパマッサージがおすすめです。
特に、代謝が落ちてきたなと感じている場合は、リンパマッサージを続けると血行や水分代謝の改善が期待できます。
夏までにサイズダウンを狙いたい方は、ぜひ試してみてくださいね。
日付:2014年4月25日 カテゴリー:日々の雑記
親になる「資格」って?
下の子ももうすぐ7か月です。妊娠中は一日がとても長く感じられたのですが、産まれてからは本当にあっという間ですね。来月からは二人そろって同じ保育園に通えるので、ちょっとは負担が減るかしら。
二人も育てていながら、自分で言うのもなんですが、私って元々は子育てにとっても「向いてない」んです。子どもを産むまでは、自分に母性なんて本当にあるのかしらと不安に思っていたくらい。
私の苦手なものの一つが「二度手間」なんです。仕事をする上でも、プライベートなシーンでも、二度手間にならないように無駄をできるだけ省いてシンプルにスマートに物事を進めたいんですよね。ところが、子育てって二度手間どころか、三度手間に四度手間のオンパレード!
やっと歯磨きさせてくれたと思ったら「バナナ食べる~」と言い出して磨き直しになったり、お出かけ前にやっと着替え終わったと思ったらお茶をこぼして着替え直しになったり、畳み終えた洗濯物を「自分で入れる~」と言い出してぐちゃぐちゃに引き出しに入れちゃったり、保育園の目の前までたどり着いたのに何を思ったか逆走し始めて振出しに戻ったり・・・
挙げたらきりがないほど、物事は進みません(笑)。あまりに進まなさ過ぎてイラッときてしまったり、始業時間に間に合わなくなるので無理矢理推し進めたりすることもしばしば。
おおらかなお母さんなら、こんな事もニコニコしながらのんびり見てられるのだろうな~と思いながらも、まあこれが私だし、子育てってきっとこんなもんなんだろうと、最終的には受け入れていたりします。
こんなことでイラッとするなんて「母親失格だわ」なんて考え始めると、どんどん自己肯定感は下がってしまいます。それよりも、こんな私でもちゃんと「お母さん」できてるじゃないの、オッケーオッケーと思いながら、娘に成長させてもらった方がいいんじゃないかな~と思うんですよね。
「母親になる資格」なんて、最初からあるわけではなく、必要だとしたら「母親になる覚悟」だと感じます。家庭的かとか、子どもが好きかとか、そんなことは母親になるうえで必須項目ではないんです。
妊娠前から「いいお母さんになれるかしら・・・」と不安に思う方は案外多いのですが、大丈夫です!私が「お母さん」やってられるんですから。ちゃんと親になる覚悟を決めて子どもと向かい合いさえすれば、子どもが親を「親」にしてくれます。だから、安心して親になることを目指してくださいね。
日付:2014年3月21日 カテゴリー:日々の雑記
授乳中の卵は控えた方がよい?
先日参加した『統合医療展』で、遅延型フードアレルギー検査について興味深いお話を聞いてきました。
新生児にも重傷なアレルギーが増えているというお話しもあり、授乳中の身としては色々気になって講師の先生に直接伺ってきました。
昔は、授乳中の母親が卵や牛乳を食べすぎると子どもにアレルギーが起きやすいといったことが言われていた時期もあり、授乳中にこれらの食品を食べ過ぎないように指導されることもありました。最近は、母親が特定の食品を食べたから子どもにアレルギーが起きるわけではないということで、特に授乳中に食事制限はしなくていいという流れになっているようなのですが、実際のところ医学的にどうなのか気になっていたんですよね。
私自身がアレルギー体質なこともあり、また、遅延型フードアレルギー検査で強陽性反応が出ている食品があるため、もし自分が食べた食品が原因で子どもにアレルギーを引き起こしてしまったら・・・と不安に思うところがありました。
結論から言いますと、母親が遅延型フードアレルギー検査で何らかの食品に強い反応を起こしている場合は、授乳中にその食品を食べるのは避けた方がよいということになります。
遅延型アレルギーの原因はIgG抗体やIgA抗体なのですが、これらの抗体は母乳から出ます。つまり、遅延型アレルギー反応が起きて母親の体に作られた抗体が、母乳を介して赤ちゃんに移行するということです。だから、母乳しか飲んだことがないはずなのに卵アレルギーや小麦アレルギーになってしまうことがありうるわけです。
一度作られた抗体は、脾臓で6か月間かけて分解されます。なので、6か月間アレルギー反応が起きなければ、体から抗体はなくなり悪さはしなくなるわけです。遅延型フードアレルギー検査で強い反応が出た場合に、6か月間の除去食を勧められるのはこのためです。
除去後に再検査をして反応が出なくなっていれば、その食品は少量ずつから摂取を再開することができます。なので、遅延型の場合は、アレルギー反応が一度起きたからと言って、一生その食品が食べられなくなるわけではありません。
子どもをアレルギーから守るという観点から考えると、授乳を開始する6か月以上前にアレルギー検査を受けて、強い反応が起きる食品があれば6か月間しっかり除去をして授乳開始までに抗体がなくなっているようにするとよいということになります。
もし、自分に遅延型アレルギーがあるかもしれないと不安に思ったら、妊娠前や分娩前に検査を受けておくといいでしょう。もちろん、妊娠空や授乳中にバランスよく栄養を取ることも大切ですので、強い反応が出る食品が多い場合は、優先順位が高い食品のみを除去していきます。クリニックでは、どの食品をどの程度除去したらいいのか、どうやって食品を選んだらいいのかも、フォローアップ外来でアドバイスさせていただいておりますので、お気軽にご相談ください。