日々の雑記

 

座るだけで骨盤底筋トレーニング?!【横浜駅近くの婦人科】

「座るだけ」の筋トレチェア

骨盤底筋も下半身の筋肉も一緒にトレーニングしたい方必見!

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<<この記事の執筆者>>

清水なほみ 医師
日本専門医機構認定産婦人科専門医

ポートサイド女性総合クリニック院長

横浜駅徒歩6分。婦人科診療、ピル外来、月経困難症、PMS、子宮頸がん検診などを専門に診療。

参考文献:日本産科婦人科学会誌・産婦人科診療ガイドライン

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実は多い「尿もれ」の悩み

「30代女性の6割」この数字、何のデータなのか分かりますか?

2023年7月に花王フェムケアラボがWEBで行ったアンケート調査の結果です。なんと、回答者の約8割が「尿もれの経験がある」、30代女性の約6割が「現在尿もれに悩んでいる」と回答しています。

ところが、尿もれ経験者の約半数が「特に理由はないが相談したことがない」と回答しているのです。

クリニックの診療でも、膀胱炎症状をご相談なさる方はいらっしゃいますが、尿もれについてのご相談は本当に稀です。産後の方や、更年期の方に、「排尿のトラブルはありますか?」とこちらから伺うと、「実は…」とおっしゃるケースがほとんどなのです。

実際に伺ってみると、尿もれだけではなく、「度々トイレに行きたくなる」「尿意を感じると我慢しきれなくなる」「トイレが近くて旅行や長距離の移動が不安」と言ったお悩みがたくさん出てきます。

 

 

 

尿もれの原因は?

そもそもなぜ尿もれやトイレが近いといったトラブルが起きるのでしょうか?

もちろん、ホルモンの異常や細菌感染などが原因となることもあります。

そして、多くの場合、「骨盤底筋群のゆるみ」が原因で上記のような様々なトラブルが引き起こされています。

骨盤底筋群は、小さな筋肉がいくつか集まって骨盤の「底」を支えています。ちょうどハンモックのように薄い筋肉が骨盤の一番下の部分を作っており、その筋肉が骨盤内の臓器を支えています。膀胱も骨盤内にある臓器のひとつで、骨盤底筋群がゆるむと膀胱の位置が下がりやすくなります。

また、骨盤底筋群の一部は、尿の出口・腟の出入り口・肛門をそれぞれ「閉める」という働きを持っています。そのため、この骨盤底筋群が緩むと、尿が出ないように出口を「閉めておく」ことができなくなり、その結果尿もれが起きやすくなります。

 

 

 

骨盤底筋群のゆるみが引き起こすトラブル

骨盤底筋群は様々な機能を持っています。

例えば・・・

*骨盤内の臓器を支える

*尿や便がもれないように出口を閉めておく

*膀胱の働きを助けて尿を出し切る

*直腸の働きを助けて便を出し切る

 

これらの働きが弱くなることで、次のようなトラブルが起きやすくなります。

  *子宮や腟が下がってくる(飛び出てくる)

  *直腸が下がってくる(飛び出てくる)

  *くしゃみをしたり重いものを持った時に尿がもれる

  *度々トイレに行きたくなる

  *尿意を感じたらすぐにトイレに駆け込まないと間に合わない

  *便秘や残便感

  *パートナーとのスキンシップの質が落ちる

 

 

骨盤底筋群にダメージが起きる原因

骨盤底筋群がゆるむ原因はいくつかありますが、最近は出産経験がなくても筋力が低下している人が増えてきている印象です。実際に、20代で尿もれを経験している方のほとんどが、出産経験のない人です。

★お産の回数が多い

★大き目の赤ちゃんを産んだことがある

★便秘がちでいつも強くいきんで排便している

★急いで排尿することが多くお腹に力を入れて無理矢理排尿している

★重いものを持つことが多い

★内臓脂肪が多い

★重いものを持った状態でスクワットなどの筋トレをしている

これらの、いずれか一つでも当てはまっていれば、骨盤底筋群に負担がかかっている可能性があります。

 

 

骨盤底筋群を鍛えるには十分な筋トレが必要

もし、上記のようなトラブルがある場合は、まずは婦人科や泌尿器科で相談してみることをお勧めします。

状態によっては、骨盤底筋群のダメージが大きすぎて、手術が必要なケースもあります。

ただ、多くの場合は、そこまでひどくはなく、骨盤底筋群の「筋力」を取り戻せばある程度トラブルが解消する可能性が高いのです。

つまり、必要なのは「筋トレ」です。

ではどのくらいの「筋トレ」をすればいいのでしょうか?

「骨盤底筋体操」という、骨盤底筋群を鍛える体操があります。体操と言っても、全身を動かす体操ではなく、骨盤底筋群をギュッと締めるという小さな動きを繰り返すものです。

この骨盤底筋体操をどのくらいすると効果が得られるかというと・・・

*1セット30回

*合計1日4セット以上(朝、昼、夜、就寝前)

*約3か月間毎日続ける

どうでしょう?あなたはこのトレーニングを欠かさず3か月間継続できそうでしょうか?

多くの患者様は、トレーニングの仕方をお伝えしても、「継続して行う」ことが難しいとおっしゃいます。効果が得られる前に、挫折してしまう方がほとんどなのです。

 

 

20分間椅子に「座っているだけ」(スターフォーマーより安い)

では、この「筋トレ」を、「ただ椅子に座っているだけ」で行えるとしたらどうでしょうか?

筋肉を鍛えるためのトレーニングは、自分の「脳」から指令を出して動かした場合と、電気や電磁波の刺激で動かした場合とでは、同じように効果が期待できます。

今回クリニックに導入した骨盤底筋トレーニングチェアは、椅子の座面から筋肉を刺激する電磁波パルスが出るため、「ただ座っているだけ」で骨盤底筋がギュッと収縮して、筋トレをしているのと同じ状態を作ることが可能です。

しかも、15分間座っているだけでスクワットに換算すると約1万回行ったのと同じくらい、筋肉への刺激が伝わります。

そのため、20分間「ただ座っているだけ」で、週2回ずつのトレーニングの場合では8~10回で効果が感じられるようになるのです。

 

 

効果を感じていただくために3回まで体験価格!

骨盤底筋トレーニングチェアは、保険診療による「治療」ではありません。

そのため、自費でのご案内になります。

通常、初回体験価格でのご案内は1回限りのことが多いのですが、1回では十分効果を感じていただけないかもしれないため、3回まで体験価格でご利用いただけるようにいたしました。

★★★★★★通常価格    体験価格

10分    2000円     1000円

20分    3800円     2000円

30分    5600円     3000円

 

ご予約・お問い合わせはクリニックまで⇒045-440-5577

#婦人科 #横浜 #尿もれ #骨盤底筋

日付:2026年7月17日  カテゴリー:日々の雑記

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ピルを保険で安く処方してもらうには?

ピルとは?ホルモン剤?

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<<この記事の執筆者>>

清水なほみ 医師
日本専門医機構認定産婦人科専門医

ポートサイド女性総合クリニック院長

横浜駅徒歩6分。婦人科診療、ピル外来、月経困難症、PMS、子宮頸がん検診などを専門に診療。

参考文献:日本産科婦人科学会誌・産婦人科診療ガイドライン

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「ピル」とは、女性ホルモンである「卵胞ホルモン(エストロゲン)」と「黄体ホルモン(プロゲステロン)」が混ざった、ホルモンの合剤です。

含まれている卵胞ホルモン(エストロゲン)の量によって、4段階に分かれています。

超低用量

低用量

中用量

高用量

 

このうち、避妊目的で処方されるのは「低用量ピル」です。

「経口避妊薬(OC)」として承認されているピルには以下の種類があります。

*( )内はジェネリック

トリキュラー(ラベルフィーユ)

マーベロン(ファボワール)

いずれも、「避妊目的で使用する薬」として承認されたものなので、保険適用にはなりません。

これらの薬を処方してもらう場合は、たとえ服用の目的が「避妊」ではなくても自費診療となります。

 

一方、「月経困難症治療薬」として承認されているピルには、低用量ピルと超低用量ピルがあります。最近は、できるだけ副作用を抑えるために、治療目的でピルを使用する場合は超低用量ピルを選択する傾向があります。

 

月経困難症治療薬=生理痛の治療薬として承認されているピルには、以下の種類があります。

 

<低用量ピル>

ルナベルLD(フリウェルLD)

<超低用量ピル>

ルナベルULD(フリウェルULD)

ヤーズ(ドロエチ)

ヤーズフレックス

ジェミーナ

 

 

これらの、月経困難症治療薬は、「生理痛の治療のために保険で処方できる薬」として承認されているので、基本的に保険適用になります。

ただし、これらの薬を避妊目的や月経移動の目的で服用する場合は自費になります。

 

 

保険と自費だとどのくらい料金が違う?

自費診療の場合、料金はすべて各病院が自由に設定できます。なので、ピル1シート(1か月分)の料金も、病院によって異なります。

 

避妊用のピル(OC)の値段は、だいたい1シート2500円~3500円で設定されていることが多いようです。これは、その病院がピルをいくらで仕入れているかにもよるので、安く仕入れられる病院はその分値段を抑えた設定にしている場合があります。

ちなみに、当院で扱っている避妊用のピルは、ラベルフィーユとファボワールです。いずれも、社会人の方は1シート3000円、学生さんは1-ト2000円です。

 

 

保険診療の場合は、診察の料金も薬剤の値段も、すべて厚生省が決めています。

なので、どの病院で処方してもらっても、1シート(1か月分)の料金は同じです。

病院の規模や、薬局の種類によって、10円程度の差が発生する場合はあります。これは、薬剤そのものの値段ではなく、診察や処方の料金が異なるためです。

 

 

保険適用になるピルの値段は、3割負担の方だとだいたい下記の値段になります。

ルナベルLD・ルナベルULD  約750~850円

フリウェルLD・フリウェルULD  約550円

ヤーズ            約1,300円

ヤーズフレックス       約2,500円

ドロエチ           約840円

ジェミーナ(21錠)       約1,900円

 

 

ピルを保険適用にする方法は?

ピルを保険で所要してもらうには、以下の条件が必要です。

1)ピル処方の理由が「月経困難症」や「子宮内膜症」の治療目的

2)処方されるピルが保険適用の種類

3)医師が治療のためにピルが必要と判断

 

 

1)の「治療目的である」という条件ですが、例え超音波検査で子宮内膜症などの「子宮や卵巣の病気」が見つからなくても、「生理痛がひどい」というだけで治療目的での処方が可能です。

つまり、婦人科を受診して「生理痛がひどいからピルで治療したい」と自己申告すれば、生理痛の痛みの程度や内膜症などの病変の有無は関係なく、保険でピルが処方できるのです。

 

2)のピルの種類は、前述の「月経困難症治療薬」として承認されている種類の中から選べば、どの種類でも保険適用になります。

通常、ピルの種類は、医師と相談して決めます。

時々、特定の種類のピルしか扱っていないと言われてしまうケースがあるようですが、保険適用のピルは「院外処方」にしてもらえば、どの種類も処方が可能です。

「院内処方」でしか扱ってはいけないというルールはないので、「院外処方で処方箋を発行してください」とお願いすれば、種類を問わず処方してもらえます。

「院外処方」の場合は、処方箋を薬局にもっていって薬剤を受け取ります。

できるだけ安くピルを購入したい場合は、薬局で「ジェネリックを希望します」と伝えましょう。ただし、ヤーズフレックスとジェミーナは、まだジェネリックが発売されていないため、先発薬品のみの取り扱いになります。

 

3)は、通常「生理痛がひどい」と主張すれば、ピルが治療の選択肢には入ってきます。

「絶対にピルを飲んではいけない人」に当てはまっていなければ、医師は「ピルによる治療が必要」と判断するでしょう。

生理痛の強さは、検査で測ることができません。なので、患者様ご本人が「痛みがつらい」と訴えれば、その症状だけでピルを保険で処方する条件をクリアすることになります。

 

ただ、これらの「保険で処方できる条件」に当てはまっていても、喫煙・肥満・前兆を伴う片頭痛などの、「ピルを飲んではいけない人」に当てはまっている場合は、ピルの処方はできません。

血栓症のリスクが高くて、ピルが処方してもらえない場合は、黄体ホルモンによる治療を検討してみるとよいでしょう。

 

 

◆◆『マイナビクリニックナビ』で「ピル処方のオンライン診療におすすめのクリニック7選」として当院が掲載されました◆◆

 

★★ピル処方のオンライン診療におすすめのクリニック7選【2025年最新】★★

リンク先URL:https://clinic.mynavi.jp/article/telemedicine_oc-lep/

 

日付:2026年7月14日  カテゴリー:日々の雑記

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女性アスリートの生理痛や生理不順【横浜のスポーツドクター】

アスリートやダンサーやバレリーナに多い生理の不調

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<<この記事の執筆者>>

清水なほみ 医師
日本専門医機構認定産婦人科専門医

ポートサイド女性総合クリニック院長

横浜駅徒歩6分。婦人科診療、ピル外来、月経困難症、PMS、子宮頸がん検診などを専門に診療。

参考文献:日本産科婦人科学会誌・産婦人科診療ガイドライン

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10代の頃は、ホルモンバランスがまだ整っていなかったり、骨盤内の臓器が成長途中であることから、生理不順や生理痛などで悩む方は比較的多くいらっしゃいます。

運動習慣の有無と生理痛のつらさは、医学的にはあまり関連はなく、ハードな運動をしているアスリートやバレリーナの方でも、生理が重いという方は少なくないのです。

また、トレーニングがハードすぎたり、体重や体脂肪率が少なすぎると、ホルモンのバランスは乱れやすくなります。特に、体重を気にする必要がある競技をされている方や、見た目を気にするいわゆる「審美系」の競技をされている方は、たとえ体重がそこまで少なすぎる状態ではなくても「利用可能なカロリー」が不足しているために生理が止まってしまうことがあります。

 

なぜカロリー不足で生理が止まるのか?

体重が少なすぎるために生理が止まることを、医学的には「体重減少性無月経」と言います。

医学的には、BMI(体重kgを身長mの二乗で割ったもの)が17.5を下回ると「痩せすぎである」と判断します。BMIが16を下回ると、生理だけではなく体の他の機能もうまく働けなくなる可能性があると認識します。

体重が減る、または少なすぎるということは、消費しているカロリーに対して、摂取しているカロリーが足りないということです。

「カロリー不足」は、「脳」にとっては「このままの状態が続くと生命が危険にさらされるかもしれない」と感じてしまう「大問題」です。つまり、「どうにかして生命維持を優先しなければならない!!」という認識になります。

生理は、卵巣から「卵胞ホルモン」と「黄体ホルモン」という二つのホルモンが出ることによって、子宮が反応して起きます。卵巣からホルモンが出るためには、「脳の司令塔=下垂体」から、「ホルモンを出しなさい」という命令が来なければいけません。

「今は生理を来させている場合じゃない!まず命を守らなければ!」と脳が認識してしまうと、卵巣に対しての命令を一時的に差し控えてしまうのです。そのため、卵巣もお休み状態となり生理が止まります。

 

生理が止まったままだと何が問題なのか?

10代の方や、特にスポーツやダンスをする方はの中には、「生理なんて来ない方が楽でいい」と思われる方もいらっしゃいます。

実際、大会や舞台に生理が当たってしまったり、練習の時にもナプキンの不快感や漏れを気にしながら過ごすより、全く生理が来ない方が表面上は楽でしょう。

生理が来ない状態が続いても、多くの場合、自覚症状として本人が「つらい」と感じる症状はほとんど出ません。かなり長期間ホルモン不足の状態が続いたり、二次的に甲状腺機能に支障が出ると、「疲れやすい」「冷えやすい」「便秘がち」「眠りが浅い」などの不調が出てくることがあります。

自覚的につらくないので、「このままでいいや」と思ってしまうかもしれませんが、生理が止まっているということは、この時期に体内になければならない女性ホルモンが「ほとんどない」という状態にさらされています。

女性ホルモンは、ただ生理を来させるだけではなく、骨を作ったり、血管をしなやかにしたり、脳の働きを助けたり、精神状態を安定させたり…とても多くの役割を持っています。

特に、10代後半は、「一生涯の骨の丈夫さ」を決める重要な時期になります。だいたい20歳くらいまでに骨を作り、一生のうち最も骨が丈夫な時が20歳くらいになります。これを「最大骨量」と言います。

一番骨を作る時に、生理が止まっていると、骨を作るために必要な女性ホルモンがありませんので骨が作られません。そのまま20歳を迎えると、「若いのに骨密度が低い」という状態になります。

例えば、無月経を放置して、ずっと女性ホルモン不足の状態が続いたせいで、正常に生理がある人より骨密度が20%低くなってしまったら、閉経後に10%骨密度が下がっただけで骨折リスクがとても高い状態になってしまうのです。

実際、マラソンの選手で、減量の影響で生理が止まったのに、放置して鍼知り続けていたら、疲労骨折を何度も繰り返してしまい、最終的には競技人生をあきらめざるを得なかった、というケースもあります。

「生理が来ない」という状態が3か月以上続いたら、すぐに婦人科を受診しましょう。

 

「体重を増やせ」と言われるのが嫌な人へ

体重減少性無月経の方が受診なさると、ほとんどの医師は「まず体重を増やしましょう」と言います。医学的には、それが最も重要だからです。

でも、競技のために、あるいは舞台のために、あるいはコンクールのために、頑張って減らした体重を戻せと言われても、それを受け入れがたいと思われる方もいらっしゃいます。

目の前の成果しか見えていない場合、どうしても「体重を増やしましょう」というアドバイスは、聞き入れがたくなるかもしれません。

医学的に大事なことは、「体重を増やす」ことよりも、「体が正常に機能して、やりたい競技が長く続けられるために必要な栄養とカロリーを摂取する」ことです。

いくら体重を増やすことが必要だからと言って、トーで立つバレリーナさんがBMI22になったら、今度は関節への負荷が大きくなりすぎるかもしれません。

 

どのような競技なのか、「今」適切な体重はどのくらいで、医学的に許容できる体重はどのくらいで、どうすれば必要なカロリーは摂りつつ、適した体重にコントロールできるのか?

そして、パフォーマンスと生理のバランスのとり方は、どうすればいいのかをご相談していくのが、婦人科医による女性アスリートサポートです。

アスリートの方だけではなく、ダンス・バレエ・新体操・チアを頑張っている方を応援させていただいております。お気軽にご相談ください。

日付:2026年7月12日  カテゴリー:日々の雑記

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横浜市の子宮頚がん検診無料クーポン対象年齢について【横浜駅近くの産婦人科】

がん検診が無料で受けられるチャンスです!

横浜市の子宮頚がん検診は、20歳以上の横浜市に住民票がある方が受けられます。

現在は、

20歳~29歳および61歳以上の方⇒2年ごとの細胞診(自己負担額1360円)

30歳~60歳の方⇒5年ごとのHPV検査(自己負担額2000円)

が横浜市の補助を使って受けられる子宮頚がん検診です。

いずれも、横浜市と契約している医療機関で受けることが可能です。

当院も提携医療機関になっておりますので、がん検診をご希望の方はネットまたはお電話でご予約ください。

 

これらの補助以外に、これまでは「4月の時点で20歳の人」に「無料クーポン」が配布されていました。

2026年度では、2005年4月2日~2006年4月1日生まれの方が無料クーポンの対象です。

 

さらに、2026年度も昨年度に引き続き、がん検診を受けていない方や以前クーポンが届いた時は内診が困難な状態であったためクーポンが使用できずに期限が過ぎてしまった方を対象に、「これまで一度も横浜市の子宮頚がん検診を受けていない21歳~24歳の人」にも無料クーポンが配布されることになっています。

 

 

無料クーポンが届いたらすぐにご予約ください!!

無料クーポンは、6月末ごろの発送予定とのことですので、7月中には届くと思われます。

クーポンが届く前でも、下記の条件に当てはまる方は無料で子宮頚がん検診が受けられます。

<無料になる条件>

 *生年月日2001年4月2日~2005年4月1日

 *これまでに一度も横浜市の補助を使って子宮頚がん検診を受けていない

 

クーポンが届いた後は、クーポンの提出が必ず必要になります。

クーポンを待たずに早めに無料検診を受けたい方は、ご自身が対象に当てはまっているかをご確認の上ご予約ください。

また、クーポンが配布された後(8月以降)は必ずクーポンをご持参ください。

 

 

子宮頚がん検診は痛いの?

 

初めて子宮頚がん検診を受ける方は、「どんなことをするの?」「痛いのでは?」とご不安が強いかと思われます。

子宮頚がん検診は、子宮の出入り口の細胞をブラシでこすり取る検査です。クスコという器具を入れて、子宮の出入り口を見えやすくして検査をします。検査にかかる時間は「数秒間」です。

 

小さなクスコを使って、リラックスした状態で受けていただければあっという間に終わりますし、それほど痛みを感じることもありません。

緊張が強かったり、検査の時に力が入ってからだが内診台から持ち上がってしまうと、見たい場所が見えなくなり、時間もかかるし痛みも出やすくなります。

 

できるだけリラックスして受けていただけるようにお声かけしながら検査をいたしますのでご安心ください。

 

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<<この記事の執筆者>>

清水なほみ 医師
日本専門医機構認定産婦人科専門医

ポートサイド女性総合クリニック院長

横浜駅徒歩6分。婦人科診療、ピル外来、月経困難症、PMS、子宮頸がん検診などを専門に診療。

参考文献:日本産科婦人科学会誌・横浜市ホームページ

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日付:2026年7月11日  カテゴリー:日々の雑記

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ピルの副作用に関するよくある質問【横浜駅近くの産婦人科】

1)吐き気

Q:吐き気が辛いので飲むのをやめてもいいですか?

A:ピルによる吐き気は、ホルモンを外から取り入れる事に体が慣れるまでの一時的なものです。飲み続ける事によって軽くなっていきますので初めは少し我慢して飲み続けてみてください。2週間たっても吐き気が治まってこない場合は、種類を変更することによって軽くなる場合もありますのでご相談ください。

 

Q:吐き気止めを飲んでもいいですか?

A:ピルと一緒に飲んでもかまいません。

 

Q:吐き気を軽くする方法はありませんか?

A:ピルを半分に割って12時間ごとに半分ずつ飲む分割投与という方法があります。ただし分割投与の場合は避妊効果は不確実になりますので、避妊目的の場合は他の避妊法を併用してください。

 

Q:吐いてしまったのですが。

A: ピルを飲んでから3時間以内に吐いてしまった場合は追加服用が必要です。次の日の分を追加で飲んでください。3時間以上経っていればピルの成分は吸収されていますので追加服用の必要はありません。

 

 

2) 不正出血

Q:生理の1日目からピルを飲み始めたら、生理がいつもより早く終わったのですが。

A: ピルには生理の出血を止めようとする作用がありますので、途中で出血が終わってしまう場合があります。異常ではありませんのでそのまま飲み続けてください。

 

Q:ピルを飲み始めてからずっと、少量の出血が続くのですが。

A:ピルの飲み始め、特に1シート目の場合、生理がすっきり終わらずに少量の出血がだらだらと続く事があります。たいてい休薬期間中の消退出血によっていったんリセットされますので、2シート目以降からは起こりにくくなります。気にせずに飲み続けてください。ただし、子宮頚がん検診やクラミジアの検査を受けたことがない場合は、不正出血の原因がピル以外にないことを確認するために検査を受けることをお勧めします。

 

Q:ピルを飲み始めてだいぶ経つのに、いきなり不正出血がありました。

A:飲み忘れがあったり相互作用のある薬を飲んだりした場合、ホルモンの血液中の濃度が下がった事による不正出血が起こることがあります。また、きちんと飲んでいても突然不正出血が起こったりすることはありますので、定期検診で特に異常を指摘されていなければそのまま様子をみても大丈夫です。検査を受けた事がない場合は、一度受診してください。

 

 

3) 乳房の張り

Q:ピルを飲み始めてから、胸が張って痛いのですが。

A:ピルの飲み初めによくみられる副作用の一つです。生理前に胸が張るのと同じ様に、ホルモンの影響で一時的に胸が張ることがあります。たいていは飲み続けるうちに体が慣れてあまり張らなくなりますが、同じ状態が続くようなら他の種類のピルに変えてみる方法もあります。

 

Q:胸の張りと乳癌は関係ありますか?

A:胸が張るとしこりがあるように感じることがありますが、乳癌とは関係ない場合がほとんどです。定期的に乳癌検診を受けていれば心配ありません。検診を受けた事がなければ、一度受診してください。

 

 

4) 手足のしびれ

Q:ピルを飲み始めてから手や足がしびれるように感じるのですが。

A: ピルの飲み始め時々見られる副作用です。気にせず飲み続けていただいて問題ないものがほとんどですが、ごく稀に血栓症の症状として現れている事がありますので、ひどいしびれが続く場合や押さえると痛い場合・皮膚に変色が見られる場合はまずは受診してください。

 

 

5) 頭痛

Q:ピルを飲み始めて頭痛が続いているのですが。

A: ピルの飲み始めによくみられる副作用の一つです。たいていは飲み続けているうちに軽くなりますので、そのまま飲み続けてください。痛みがひどい場合は痛み止めを併用していただいても大丈夫です。吐いてしまうほどの頭痛が続く場合は受診してください。

 

Q:毎回休薬中に頭痛が起こるのですが。

A: 血液中のホルモン濃度が低くなることによって起こる頭痛です。連続投与が可能なタイプにして、連続服用することで、休薬の回数を減らすことが出来ます。また、休薬中に少量の女性ホルモンを追加することによって改善する場合もありますので、受診の際に医師に相談してみてください。

 

6) 血栓症

Q:ピルを飲んでいると血栓症になりやすいのですか?

 

A:血栓症は、非喫煙者で健康な人の場合発症率は10万人に5人と言う非常に稀な病気です。ピルを飲む事によって2~3倍にリスクは高くなりますが、重大な血栓症が起こる確率は非常に低いと言われています。喫煙によって血栓症のリスクは高くなりますので、タバコを吸われる方には禁煙をおすすめしています。

 

Q:血栓症を予防する方法はありますか?

A:確実な禁煙が一番重要です。また、健康体重を超えると血栓症のリスクは高くなりますので、体重コントロールも心がけてください。日常的にできることは、こまめに水分補給をすることと、一定時間ごとに身体を動かして血流を滞らせないようにすることです。

 

   

7)癌

Q:ピルによって癌になりやすくなると聞いたのですが。

A:ピルを飲む事によって子宮頸癌のリスクが増加するという報告がありますが、ピルが直接癌を引き起こすわけではありません。HPVというウイルスへの感染が、発癌につながっているのではないかと考えられています。

 乳癌に関しては、以前はピルによってリスクがわずかに上がるのではないかと言われていましたが、最新のデータによるとリスクは全く上昇しないとの報告です。定期的な検診はピルを飲んでいなくても必要ですので、1年に1回は受けるようにしてください(乳癌は40歳以上、子宮頸癌は20歳以上)。

 また、卵巣癌や子宮体癌は、逆にピルの服用によってそのリスクを半分以下に減らす事が出来ます。

 

 

8) その他

Q:ピルを飲み始めて返ってうつ状態になったような気がします。

A:ピルに含まれているホルモンとの相性によっては、うつ状態になることがあります。「男性ホルモン作用」の少ないタイプのピルに現れやすい副作用ですが、ピルの種類を変えることによって改善する事もありますので、受診時に医師にご相談ください。

 

Q:ピルを飲み始めてかえってニキビが増えてしまったのですが。

A:ピルの種類との相性は個人差が大きく、人によってはピルを飲んだ事によってニキビがでやすくなることもあります。ほとんどが一時的なものなので、まずは3ヶ月続けて飲んでみてください。それでも改善しなければ、ピルの種類を変えて様子をみることもできますので医師にご相談ください。

 

Q:体重が増えてしまったのですが。

A:ピルの直接的な作用で脂肪が増える事はありませんが、むくみによる体重増加はみられる事があります。むくみがひどい場合はピルの種類を変えるか、むくみを改善する漢方薬を併用できます。また、ピルによって食欲が増進して知らず知らずのうちに食べ過ぎている場合もありますので、毎日の食生活を見直してみてください。

 

Q:眠たくて仕方がないのですが。

A:稀ですが、飲み初めに見られる副作用の一つです。そのまま飲み続けていただく事によって気にならなくなる場合がほとんどですが、日常生活に支障があるほどの眠気の場合服用時間を寝る前の時間帯にずらしてみてください。

 

Q:お乳が出てきたのですが。

A:絞ってにじむ程度のお乳であれば、飲み初めの副作用が考えられます。プロラクチン(乳汁分泌ホルモン)が高くなっている場合もありますので、一度血液検査でホルモンの値を調べるようにしてください。

日付:2026年7月9日  カテゴリー:日々の雑記

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横浜駅近くで婦人科を探している方へ 後悔しない婦人科の選び方【女医・ピル・生理不順】

横浜で婦人科を探すなら?後悔しない婦人科の選び方【女医・ピル・生理不順】

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清水なほみ 医師
日本専門医機構認定産婦人科専門医

ポートサイド女性総合クリニック院長

横浜駅徒歩6分。婦人科診療、ピル外来、月経困難症、PMS、子宮頸がん検診などを専門に診療。

参考文献:日本産科婦人科学会誌・産婦人科診療ガイドライン

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横浜駅周辺には多くの婦人科クリニックがあります。

 

そのため

 

「どの婦人科を選べばいいの?」

「女医の婦人科はある?」

「生理不順やピルの相談はどこ?」

 

と迷う方も多いのではないでしょうか。

 

婦人科は

 

生理不順

生理痛

PMS

おりものの異常

妊娠

更年期

子宮頚がん・異形成

子宮筋腫

子宮内膜症

卵巣のう腫

 

など、女性の心身の不調を年齢を問わずサポートする重要な診療科です。

 

そのため 自分に合う婦人科選びがとても大切です。

 

この記事では

 

婦人科の選び方

転院するタイミング

横浜で婦人科を選ぶポイント

 

を解説します。

 

★生理痛に関してはこちらも参考にしてみてください

「生理痛をコントロールしておいた方がいい理由」

 

婦人科の選び方

 

婦人科を選ぶときに重要なポイントがあります。

 

◆「女性医師がいる」ではなく「女医のみが診察している」

 

婦人科では

 

妊娠

生理の悩み

性感染症

性の悩み

 

などデリケートな相談があります。

 

そのため、女性医師の婦人科を希望する方も多いです。

 

◆丁寧な説明

 

婦人科診療では

 

ピル

HPV検査

コルポスコピー

 

など専門用語が多くあります。

 

分かりやすく説明してくれるクリニックを選びましょう。

 

◆通いやすい場所

 

婦人科は

 

定期検診

経過観察

ピルやホルモン剤の処方

 

など定期的な通院が必要になることがあります。

 

横浜駅近くなど通いやすい立地は重要です。

 

◆婦人科を乗り換えるタイミング

 

次のような場合は転院を検討してもよいでしょう。

 

説明が不十分

質問しづらい

予約が取れない

保険のピルを処方してもらえない

 

婦人科は長く通うこともあるため、信頼できる医師や相性のある医師に診てもらうことが重要です。

 

婦人科で相談できる症状

 

婦人科ではさまざまな相談ができます。

 

生理不順

生理周期がバラバラ

生理が来ない

 

など。

 

ピル相談

 

避妊用の低用量ピル

生理痛治療のためのピルやミニピル

PMS治療のためのピルやミニピル

 

など。

 

子宮頸がん検診

 

ASC-US

LSIL

HPV検査

 

などの相談も可能です。

 

尿漏れ・腟のゆるみ

 

出産後や更年期に増える症状です。

骨盤底筋治療で改善することがあります。

 

 

横浜で婦人科を選ぶポイント

 

横浜には多くの婦人科があります。

 

そのため

 

女医だけが診察しているか

診療内容が自分に合っているかどうか

通いやすさ

 

などを比較して選ぶとよいでしょう。

 

 

ポートサイド女性総合クリニック

 

横浜駅近くで婦人科をお探しの方は

 

ポートサイド女性総合クリニック

 

もご検討ください。

 

当院では

 

女性医師が診療

ピル処方

生理不順

HPV検査

子宮頸がん検診

 

などの診療を行っています。

 

丁寧な説明を心がけていますので、初めて婦人科を受診する方や10代の方も安心してご相談ください。

 

 

まとめ

 

婦人科選びでは

 

女医のみの診察

丁寧な説明

通いやすさ

 

が重要です。

 

横浜駅周辺で婦人科を探している方はぜひ参考にしてください。

日付:2026年7月4日  カテゴリー:日々の雑記

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お笑いカルテット「ぼる塾」のメンバー・田辺智加さんの「皮様嚢腫」はどんな病気?

「皮様嚢腫」とは卵巣にできる良性腫瘍

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<<この記事の執筆者>>

清水なほみ 医師
日本専門医機構認定産婦人科専門医

ポートサイド女性総合クリニック院長

横浜駅徒歩6分。婦人科診療、ピル外来、月経困難症、PMS、子宮頸がん検診などを専門に診療。

参考文献:日本産科婦人科学会誌・産婦人科診療ガイドライン

★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

お笑いカルテット「ぼる塾」のメンバー・田辺智加さんが、卵巣腫瘍の「皮様嚢腫」という病気で入院・手術をした経験をYouTubeで公開されています。

「皮様嚢腫」は、「成熟奇形腫」や「デルモイド」とも呼ばれ、卵巣にできる良性腫瘍の中では比較的頻度の高いものです。

内部に皮脂や髪の毛などが入った状態で腫瘍が大きくなっていくため、見た目は「よくない腫瘍なのでは?」と思われるかもしれませんが、良性つまり癌ではありません。

 

自分の身体の髪の毛や骨が卵巣の中に入り込んで発生するわけではなく、卵巣の中にある「卵子の元」となる細胞から発生します。

卵巣の中には、人ひとりを構成するために必要なすべての細胞の「大元」が入っています。その中には、髪の毛に分化する細胞の元も、骨に分化する細胞の元もあります。それらの細胞が、本来は卵巣の中で増殖することはないのですが、何らかの誤った増殖信号が伝わってしまい、腫瘍になったものが「皮様嚢腫」です。

 

 

「皮様嚢腫」は症状が出ない?

 

実は、「皮様嚢腫」を含めて、卵巣にできる腫瘍は無症状であることが多いため、「早期発見」は難しいケースも少なくありません。

内膜症による卵巣のう腫=内膜症性のう胞(チョコレートのう胞)は、サイズが小さくても内膜症による症状が強く出ていれば、婦人科受診につながるため、ほかの卵巣のう腫に比べると発見されやすいと言えます。

ただ、強い生理痛があっても我慢して婦人科を受診しないケースもありますので、その場合は、内膜症による卵巣の腫れも早めに発見することは難しくなります。

 

卵巣の悪性腫瘍、つまり「卵巣がん」であっても、初期にはほとんど症状がでません。かなり大きくなって初めて、腹部の張りや腹痛などが出てきます。そのため、卵巣がんは別名「サイレントキラー」とも呼ばれています。

 

「皮様嚢腫」も、ほとんどが無症状のため、「検診で偶然見つかった」「別の症状で受診したらたまたま見つかった」というパターンが多いと言えます。

症状が出るとすれば、腫れた卵巣がぐるっと回転してしまい、「茎捻転」という状態になった時や、サイズが大きくなりすぎて破裂した時です。

いずれも急に強い腹痛が発生しますので、救急受診してそのまま緊急手術になることがほとんどです。

 

 

卵巣腫瘍は手術が必要?

 

卵巣が腫れていたら、すべて手術が必要なわけではありません。

内膜症による腫れの場合、ホルモン治療によって小さくなる可能性もあるため、サイズが5~6㎝以下で悪性を疑う所見がなければ、いきなり手術はせず投薬治療から開始することが多いです。

 

一方、「皮様嚢腫」は薬で小さくすることができません。また、自然に小さくなることもありません。

一定の大きさになると、前述の「茎捻転」のリスクが発生しますので、サイズによっては早めに手術を行います。

どのくらいの大きさなら手術を「しなくてもよい」のかという明確な線引きはありませんが、目安として3~4㎝くらいまでは経過観察をし、5~6㎝を超えたら手術を勧められることが多いでしょう。

ただし、小さくても絶対に捻転しないとは限らないので、度々下腹部痛が起きるなど、捻転が疑わしい症状がある場合は早めに手術をお勧めすることもあります。

 

 

がん検診を受けていれば安心?

 

職場の健診などで、定期的に婦人科検診を受けていれば、卵巣のう腫は早期発見できるのでしょうか?

一般的な「婦人科検診」は、子宮頚がんを発見するための「細胞診」と「内診(触診)」のみのことが多いため、卵巣の腫れはある程度大きいものでなければ発見できません。

特に、脂肪が多い方の内診では、深いところまで触ることができないため、卵巣そのものが触れられないこともよくあります。

 

超音波検査をセットで受けていれば、ある程度早めに病気を見つけることは可能です。

定期的な超音波検査は、「卵巣がん」の早期発見にはつながらないというデータもありますが、内膜症や卵巣のう腫を早めに見つける手段としては、超音波検査が一番簡単な検査です。

 

子宮頚がん検診を受ける際に、一緒に超音波検査を受けておくと同時に、腹痛やお腹の張りなど、少しでも気になる症状が出たら、その時点で婦人科を受診することが大事です。

一度検査を受けて異常がなかったから安心、ではなく、今出ている症状を大切なサインとして受け止めるように心がけましょう。

 

日付:2026年7月4日  カテゴリー:日々の雑記

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受験生のための月経移動【横浜駅近く女医の婦人科でご相談を】

生理の時期は調整できます!

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<<この記事の執筆者>>

清水なほみ 医師
日本専門医機構認定産婦人科専門医

ポートサイド女性総合クリニック院長

横浜駅徒歩6分。婦人科診療、ピル外来、月経困難症、PMS、子宮頸がん検診などを専門に診療。

参考文献:日本産科婦人科学会誌・産婦人科診療ガイドライン

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そろそろ受験生にとっての「天王山」と呼ばれる夏休みシーズンに突入しますね。

この時期くらいから、「生理が試験の日に重ならないようにしたいんです」「生理前は眠くなるので試験の日までに生理を終わらせておきたいんです」といったご相談も増えてきます。

 

受験だけではなく、夏休み明けは修学旅行・運動会・運動部の試合など、「この日に生理が来てほしくない」というシーンも増えてくる時期です。

 

せっかくの晴れ舞台や勝負時に、生理のせいで楽しめなかったり実力が発揮できないのはもったいないですよね?生理でパフォーマンスが落ちてしまうのは女性だけだから、男女「不平等だ!」とおっしゃる方もいらっしゃいました。

 

少し前もって準備をしておけば、薬で生理の時期を調整することが可能です。

「生理よ、この日に来ないでくれ~」と祈るよりも、婦人科でご相談いただいた方がすんなり解決できる可能性が高いです。

 

 

生理はどうやって移動させる?

 

生理を移動する方法は大きく分けると2パターンです。

1)次の生理の予定日の1週間前からホルモン剤を飲んで生理を遅らせる

2)前の生理の5日目からホルモン剤を飲んで生理を早めるか遅らせる

 

前もって薬を飲めるのなら、1つ前のサイクルの生理5日目からホルモン剤を服用して早めに生理を終わらせておくと、試験の前日や当日に薬を飲まなくてよいというメリットがあります。

 

月経を遅らせる方法なら、予定の直前から服用し始めて生理をコントロールすることは可能です。ただ、あまりにギリギリ直前過ぎるとうまくコントロールしきれない場合もあります。

試験の日に実力をフル発揮したい方はお早めにご相談ください。

 

ピルは飲み初めの1~2クールは、狙い通りに出血の時期がコントロールしきれないこともあります。ホルモン量を多くすれば確実に出血をコントロールできますが、ホルモンが多いほど吐き気や頭痛が出やすくなります。

早めのタイミングで、低用量や超低用量ピルを飲み始めておくと、ピルにも慣れていて出血もコントロール可能になっている時期に本番を迎えることができるのでお勧めです。

今のタイミングで、1月の生理を「遅らせておきたい」という場合は、中用量ピルを使用した方が確実ですが、副作用が心配な場合は「ノアルテン」という黄体ホルモン剤を使用することもできます。

 

また、片頭痛があるとか遺伝的に血栓症リスクがあるといった理由で「ピル」が飲めない方は、「黄体ホルモン剤(ミニピル・POP)」で月経移動が可能なので、「私はピルが飲めないから・・・」とあきらめずに、婦人科で相談してみてくださいね。

 

 

予約はお電話またはネットから→予約専用電話045-440-5577

日付:2026年6月28日  カテゴリー:日々の雑記

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産後の尿漏れは治らない?!【横浜ベイクウォーター近く女医の婦人科】

産後の尿漏れは誰もがなりうる?(横浜駅近くの婦人科で相談を)

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<<この記事の執筆者>>

清水なほみ 医師
日本専門医機構認定産婦人科専門医

ポートサイド女性総合クリニック院長

横浜駅徒歩6分。婦人科診療、ピル外来、月経困難症、PMS、子宮頸がん検診などを専門に診療。

参考文献:日本産科婦人科学会誌・産婦人科診療ガイドライン

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産後に尿漏れを経験する人は少なくありません。様々なデータがありますが、産後数日以内に尿漏れを経験する人は30%以上であり、そのうちの45%の人は産後3か月たっても尿漏れが続いていたという報告もあります。

「いつまで尿漏れが続くの?」「半年たっても尿が途中で止められないのは異常?」「尿漏れは何かに行けばいいの?」といった不安を抱える方も少なくありません。

産後に尿漏れが起きやすくなる条件としては、

*分娩回数が多い

*経腟分娩(特に吸引分娩や鉗子分娩)

*妊娠中の体重増加が8㎏以上

*出産時のBMIが24以上

*高齢出産

などが挙げられます。

 

産後の尿もれのタイプ

産後の尿漏れにはいくつかのパターンがあります。

★腹圧性尿失禁

立ち上がろうとした時や、くしゃみをした時など、お腹に力を入れた時に漏れてしまう尿漏れです。

お腹にかかる圧力で、膀胱が圧迫された時に、圧迫の力に負けてしまって尿が漏れ出てしまうのがこのタイプです。

 

★切迫性尿失禁

突然の尿意を感じて、すぐにトイレに駆け込まないと漏れてしまうパターンです。

通常は徐々に感じるはずの尿意が、突然強く発生し、尿意を感じてから排尿してしまうまでの時間が短いために間に合わなくなるのがこのタイプです。

 

★混合性尿失禁

腹圧性と切迫性の両方の場合に漏れるというタイプです。少しでも尿がたまると漏れてしまうかもしれないという不安から、たびたびトイレに行ってしまい、尿漏れと頻尿が一緒に発生することもあります。

 

産後の尿漏れはなぜ起きる?

産後の尿漏れの原因は、ほとんどが妊娠中や分娩による「骨盤底筋」のダメージです。特に、経腟分娩の場合、分娩時に骨盤底筋に大きな力が加わるので、筋肉が不可に負けて緩んでしまいがちです。

骨盤底筋群は、小さな筋肉がいくつか集まって骨盤の「底」を支えています。ちょうどハンモックのように薄い筋肉が骨盤の一番下の部分を作っており、その筋肉が骨盤内の臓器を支えています。膀胱も骨盤内にある臓器のひとつで、骨盤底筋群がゆるむと膀胱の位置が下がりやすくなります。

また、骨盤底筋群の一部は、尿の出口・腟の出入り口・肛門をそれぞれ「閉める」という働きを持っています。そのため、この骨盤底筋群が緩むと、尿が出ないように出口を「閉めておく」ことができなくなり、その結果尿もれが起きやすくなります。

 

産後の尿漏れを改善する方法

産後直後は尿漏れが気になっていても、3~4か月で自然に改善していくケースがほとんどです。ただ、完全に元に戻らなかったり、ずっと尿漏れが続いてしまうこともあるため、産後から積極的に骨盤底筋を鍛えることが推奨されています。

「産褥体操」や「骨盤底筋体操」と呼ばれる筋トレが、尿漏れの改善にも有効です。お産した病院によっては、産後から助産師さんが「産褥体操」を教えてくれるところもあります。

特にトラブルがなく、正常なお産をした方であれば、産後すぐに産褥体操をしても大丈夫ですので、早めに筋トレを開始して、骨盤底筋の働きを取り戻しましょう。

 

産後の尿漏れがなかなか改善しない時は?

産褥体操をしっかりして、体重のコントロールもできていれば、多くの方が3か月程度で尿漏れは気にならなくなっていきます。

もし、3か月たっても十分に改善しない場合や、骨盤底筋体操が上手にできない場合は、婦人科又は女性泌尿器科で相談してみるのもよいでしょう。

骨盤底筋体操の効果を十分に得るためには、かなりの頻度で筋トレをし続ける必要があります。

効果的な筋トレの目安は、

*1セット30回

*合計1日4セット以上(朝、昼、夜、就寝前)

*約3か月間毎日続ける

産後に赤ちゃんのお世話もしながら、こんなに筋トレはできない・・・という方もいらっしゃるかもしれませんね。

 

20分間椅子に「座っているだけ」

では、この「筋トレ」を、「ただ椅子に座っているだけ」で行えるとしたらどうでしょうか?

筋肉を鍛えるためのトレーニングは、自分の「脳」から指令を出して動かした場合と、電気や電磁波の刺激で動かした場合とでは、同じように効果が期待できます。

今回クリニックに導入した骨盤底筋トレーニングチェアは、椅子の座面から筋肉を刺激する電磁波パルスが出るため、「ただ座っているだけ」で骨盤底筋がギュッと収縮して、筋トレをしているのと同じ状態を作ることが可能です。

しかも、15分間座っているだけでスクワットに換算すると約1万回行ったのと同じくらい、筋肉への刺激が伝わります。

そのため、20分間「ただ座っているだけ」で、週2回ずつのトレーニングの場合では8~10回で効果が感じられるようになるのです。

 

効果を感じていただくために3回まで体験価格!

骨盤底筋トレーニングチェアは、保険診療による「治療」ではありません。

そのため、自費でのご案内になります。一般的な、骨盤底筋トレーニングチェアの費用は、病院にもよりますが5000円~15000円です。ちょっとハードルが高いかもしれません。

そこで、まずは気軽に試していただけるよう、体験価格をご用意しました。

通常、初回体験価格でのご案内は1回限りのことが多いのですが、1回では十分効果を感じていただけないかもしれないため、3回まで体験価格でご利用いただけるようにいたしました。この機会にぜひお試しください。

★★★★★★通常価格    体験価格

10分    2000円     1000円

20分    3800円     2000円

30分    5600円     3000円

 

ご予約・お問い合わせはクリニックまで⇒045-440-5577

日付:2026年6月28日  カテゴリー:日々の雑記

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ピルによる避妊は「不自然」なこと?横浜駅近く女医の婦人科でピル相談

ピルは確実な避妊ができるだけでなく、月経量や月経痛を軽減したり、月経が来るタイミングを「自分で」コントロールできるため、女性が避妊にも人生にも主体的になるには非常に有効な手段の一つだと認識しています。

 

ピルに抵抗を示す方の中には、妊娠や月経を「薬でコントロールすること」が「不自然」だからとおっしゃる方も少なくありません。ピルを飲まないという選択に対しては、それがご本人にとってのベストであれば何も問題はないと思います。でも、ピルでコントロールすることは、本当に「不自然」なのでしょうか?

 

では、逆に、「自然」な状態とは、ピルを飲まずに想定外の妊娠をすることでしょうか?毎月月経痛で寝込むことでしょうか?仕事やレジャーの予定を月経に邪魔されることでしょうか?

そもそも生物学的に「自然」な生活をしようとするなら、排卵が来ると同時に妊娠し始め、妊娠出産を繰り返し、妊娠し終わったら命を終える、というサイクルになります。これなら確かに、避妊は必要ありませんし、何度も来る月経に悩まされることもありません。でも、これは「動物としての自然」であって「人間らしい生活」とは言えないと思いませんか?

人間は、文化や知恵とともに、生殖年齢を終えた後も長い寿命を手に入れ、「生殖を目的としない性行為」を行うようになってきたわけです。生殖を目的としない性行為を行う以上は、確実な避妊をする方が「自然」なのです。逆に、避妊をしないのなら、生殖を目的としない場合は性行為を行わないことが「自然」なわけです。

 

ピルは、文明の利器の一つです。女性が自分の意志で自分の判断で妊娠をコントロールできます。コンドームで男性任せの避妊をするのではなく、「今妊娠したいのかしたくないのか」を自分で考えて自分でコントロールすることが「自分の人生に責任をもって主導権を握る」ことにつながると、私自身は考えます。

同じ女性として、もっと、自分の人生に胸を張って、自らコントロール権を握って人生を歩んでほしいなと思うからこそ、ピルで確実な避妊をしたり、月経を自分の手でコントロールする方法をお伝えしているのです。

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清水なほみ 医師
日本専門医機構認定産婦人科専門医

ポートサイド女性総合クリニック院長

横浜駅徒歩6分。婦人科診療、ピル外来、月経困難症、PMS、子宮頸がん検診などを専門に診療。

参考文献:日本産科婦人科学会誌・産婦人科診療ガイドライン

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日付:2026年6月23日  カテゴリー:日々の雑記

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