日々の雑記

受験生のための月経移動

生理の時期は調整できます!(横浜 婦人科 おすすめ 女医)

 

そろそろ受験シーズンに突入しますね。

この時期は、「生理が試験の日に重ならないようにしたいんです」「生理前は眠くなるので試験の日までに生理を終わらせておきたいんです」といったご相談も増えてきます。

 

受験だけではなく、秋は修学旅行・運動会・運動部の試合など、「この日に生理が来てほしくない」というシーンも増える時期です。

 

せっかくの晴れ舞台や勝負時に、生理のせいで楽しめなかったり実力が発揮できないのはもったいないですよね?生理でパフォーマンスが落ちてしまうのは女性だけだから、男女「不平等だ!」とおっしゃる方もいらっしゃいました。

 

少し前もって準備をしておけば、薬で生理の時期を調整することが可能です。

「生理よ、この日に来ないでくれ~」と祈るよりも、婦人科でご相談いただいた方がすんなり解決できる可能性が高いです。

 

 

生理はどうやって移動させる?(横浜駅評判いい 婦人科 女医 土曜日)

 

生理を移動する方法は大きく分けると2パターンです。

1)次の生理の予定日の1週間前からホルモン剤を飲んで生理を遅らせる

2)前の生理の5日目からホルモン剤を飲んで生理を早めるか遅らせる

 

前もって薬を飲めるのなら、1つ前のサイクルの生理5日目からホルモン剤を服用して早めに生理を終わらせておくと、試験の前日や当日に薬を飲まなくてよいというメリットがあります。

 

月経を遅らせる方法なら、予定の直前から服用し始めて生理をコントロールすることは可能です。ただ、あまりにギリギリ直前過ぎるとうまくコントロールしきれない場合もあります。

試験の日に実力をフル発揮したい方はお早めにご相談ください。

 

ピルは飲み初めの1~2クールは、狙い通りに出血の時期がコントロールしきれないこともあります。ホルモン量を多くすれば確実に出血をコントロールできますが、ホルモンが多いほど吐き気や頭痛が出やすくなります。

早めのタイミングで、低用量や超低用量ピルを飲み始めておくと、ピルにも慣れていて出血もコントロール可能になっている時期に本番を迎えることができるのでお勧めです。

今のタイミングで、1月の生理を「遅らせておきたい」という場合は、中用量ピルを使用した方が確実ですが、副作用が心配な場合は「ノアルテン」という黄体ホルモン剤を使用することもできます。

 

また、片頭痛があるとか遺伝的に血栓症リスクがあるといった理由で「ピル」が飲めない方は、「黄体ホルモン剤(ミニピル・POP)」で月経移動が可能なので、「私はピルが飲めないから・・・」とあきらめずに、婦人科で相談してみてくださいね。

 

 

予約はお電話またはネットから→予約専用電話045-440-5577

日付:2026年1月15日  カテゴリー:日々の雑記

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女性アスリートの生理痛や生理不順【横浜のスポーツドクター】

アスリートやダンサーやバレリーナに多い生理の不調(横浜市の婦人科)

10代の頃は、ホルモンバランスがまだ整っていなかったり、骨盤内の臓器が成長途中であることから、生理不順や生理痛などで悩む方は比較的多くいらっしゃいます。

運動習慣の有無と生理痛のつらさは、医学的にはあまり関連はなく、ハードな運動をしているアスリートやバレリーナの方でも、生理が重いという方は少なくないのです。

また、トレーニングがハードすぎたり、体重や体脂肪率が少なすぎると、ホルモンのバランスは乱れやすくなります。特に、体重を気にする必要がある競技をされている方や、見た目を気にするいわゆる「審美系」の競技をされている方は、たとえ体重がそこまで少なすぎる状態ではなくても「利用可能なカロリー」が不足しているために生理が止まってしまうことがあります。

 

なぜカロリー不足で生理が止まるのか?

体重が少なすぎるために生理が止まることを、医学的には「体重減少性無月経」と言います。

医学的には、BMI(体重kgを身長mの二乗で割ったもの)が17.5を下回ると「痩せすぎである」と判断します。BMIが16を下回ると、生理だけではなく体の他の機能もうまく働けなくなる可能性があると認識します。

体重が減る、または少なすぎるということは、消費しているカロリーに対して、摂取しているカロリーが足りないということです。

「カロリー不足」は、「脳」にとっては「このままの状態が続くと生命が危険にさらされるかもしれない」と感じてしまう「大問題」です。つまり、「どうにかして生命維持を優先しなければならない!!」という認識になります。

生理は、卵巣から「卵胞ホルモン」と「黄体ホルモン」という二つのホルモンが出ることによって、子宮が反応して起きます。卵巣からホルモンが出るためには、「脳の司令塔=下垂体」から、「ホルモンを出しなさい」という命令が来なければいけません。

「今は生理を来させている場合じゃない!まず命を守らなければ!」と脳が認識してしまうと、卵巣に対しての命令を一時的に差し控えてしまうのです。そのため、卵巣もお休み状態となり生理が止まります。

 

生理が止まったままだと何が問題なのか?(横浜駅近くの婦人科)

10代の方や、特にスポーツやダンスをする方はの中には、「生理なんて来ない方が楽でいい」と思われる方もいらっしゃいます。

実際、大会や舞台に生理が当たってしまったり、練習の時にもナプキンの不快感や漏れを気にしながら過ごすより、全く生理が来ない方が表面上は楽でしょう。

生理が来ない状態が続いても、多くの場合、自覚症状として本人が「つらい」と感じる症状はほとんど出ません。かなり長期間ホルモン不足の状態が続いたり、二次的に甲状腺機能に支障が出ると、「疲れやすい」「冷えやすい」「便秘がち」「眠りが浅い」などの不調が出てくることがあります。

自覚的につらくないので、「このままでいいや」と思ってしまうかもしれませんが、生理が止まっているということは、この時期に体内になければならない女性ホルモンが「ほとんどない」という状態にさらされています。

女性ホルモンは、ただ生理を来させるだけではなく、骨を作ったり、血管をしなやかにしたり、脳の働きを助けたり、精神状態を安定させたり…とても多くの役割を持っています。

特に、10代後半は、「一生涯の骨の丈夫さ」を決める重要な時期になります。だいたい20歳くらいまでに骨を作り、一生のうち最も骨が丈夫な時が20歳くらいになります。これを「最大骨量」と言います。

一番骨を作る時に、生理が止まっていると、骨を作るために必要な女性ホルモンがありませんので骨が作られません。そのまま20歳を迎えると、「若いのに骨密度が低い」という状態になります。

例えば、無月経を放置して、ずっと女性ホルモン不足の状態が続いたせいで、正常に生理がある人より骨密度が20%低くなってしまったら、閉経後に10%骨密度が下がっただけで骨折リスクがとても高い状態になってしまうのです。

実際、マラソンの選手で、減量の影響で生理が止まったのに、放置して鍼知り続けていたら、疲労骨折を何度も繰り返してしまい、最終的には競技人生をあきらめざるを得なかった、というケースもあります。

「生理が来ない」という状態が3か月以上続いたら、すぐに婦人科を受診しましょう。

 

「体重を増やせ」と言われるのが嫌な人へ(横浜 女医のみの婦人科)

体重減少性無月経の方が受診なさると、ほとんどの医師は「まず体重を増やしましょう」と言います。医学的には、それが最も重要だからです。

でも、競技のために、あるいは舞台のために、あるいはコンクールのために、頑張って減らした体重を戻せと言われても、それを受け入れがたいと思われる方もいらっしゃいます。

目の前の成果しか見えていない場合、どうしても「体重を増やしましょう」というアドバイスは、聞き入れがたくなるかもしれません。

医学的に大事なことは、「体重を増やす」ことよりも、「体が正常に機能して、やりたい競技が長く続けられるために必要な栄養とカロリーを摂取する」ことです。

いくら体重を増やすことが必要だからと言って、トーで立つバレリーナさんがBMI22になったら、今度は関節への負荷が大きくなりすぎるかもしれません。

 

どのような競技なのか、「今」適切な体重はどのくらいで、医学的に許容できる体重はどのくらいで、どうすれば必要なカロリーは摂りつつ、適した体重にコントロールできるのか?

そして、パフォーマンスと生理のバランスのとり方は、どうすればいいのかをご相談していくのが、婦人科医による女性アスリートサポートです。

アスリートの方だけではなく、ダンス・バレエ・新体操・チアを頑張っている方を応援させていただいております。お気軽にご相談ください。

日付:2026年1月11日  カテゴリー:日々の雑記

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山瀬まみさんが患った「子宮体がん」はどんな病気?

山瀬まみさんが「子宮体がんで全部ごっそりとった」のはなぜ?(横浜 婦人科 おすすめ)

昨年、タレントの山瀬まみさんが、子宮体がんで手術したことを公表されました。「ごっそり全部取った」とのことですので、子宮体がんの手術の中でも、一番広範囲に手術をする方法で治療を受けられたようです。

子宮体がんは比較的おとなしいがんが多く、早期に発見すれば子宮と卵巣を摘出するのみで完治するケースも多いので、できるだけ早期に発見することが大事です。

 

 

子宮頚がんと子宮体がんの違い(横浜市 婦人科 女医 評判いい)

子宮頚がんも子宮体がんも、同じ「子宮」という臓器に発生するがんですが、原因をはじめ様々な特性の違いがあります。

子宮頚がんは、子宮の出入り口=子宮頚部に発生するがんで、原因のほとんどはHPVへの感染です。20代の若い方でも発症することがあり、30代~40代が好発年齢となっています。初期にはほとんど症状がなく、早期発見のためには定期検診が必須です。子宮頚がんのリスクとなるのは、HPVへの感染と喫煙です。

一方、子宮体がんは子宮の奥=子宮内膜に発生するがんで、主な原因は卵胞ホルモンと黄体ホルモンのアンバランスや、卵胞ホルモンへの過剰な暴露です。ウイルス感染は関係なく、ホルモンバランスが乱れやすい40代後半から増え始め、50~60代が好発年齢です。子宮体がんのリスクとなるのは、月経不順・肥満・未産・エストロゲンだけのホルモン補充などです。

 

子宮体癌の自覚症状はある?(横浜駅 婦人科 女医 おすすめ)

子宮頚がんはほとんど自覚症状がありませんが、子宮体がんは不正出血やおりものの異常で見つかることがあります。

不正出血がなければ、絶対に子宮体がんが「ない」とは言い切れませんが、特に閉経後に不正出血があった場合は、たとえごく少量でも無視しない方がよいです。

ピンク色や茶色いおりものがつく場合や、水っぽいおりものが常に出る場合も検査を受けたほうがいいでしょう。

 

逆に、何も症状がないのに「年に1回子宮体がん検診を受ける」ことは、推奨されていません。症状がなくても定期的に「検診」として子宮体がん検査を行うのは、ホルモン補充療法中の方や乳がんのホルモン治療中の方など、何らかのホルモン剤を使用しているケースに限られます。

 

子宮体がんはなぜ発生する?(横浜駅 近くの 婦人科 女医)

子宮体がんは、2つの女性ホルモンのうち、「卵胞ホルモン(エストロゲン)」が過剰になったり優位に働き、「黄体ホルモン(プロゲステロン)」が不足した時に発生しやすくなります。

これは、卵胞ホルモンが、子宮体がんの元になる子宮内膜を増殖させる(厚くさせる)作用を持っており、卵胞ホルモンが子宮内膜の増殖を抑える(薄く保つ)作用を持っているからです。

正常なホルモンバランスで排卵周期であれば、生理周期の前半に卵胞ホルモンの作用で子宮内膜が作られ、排卵後に黄体ホルモンがしっかり出ることによって子宮内膜をはがして生理の出血として排出されます。つまり、黄体ホルモンが子宮内膜を「お掃除」する役割を持っています。

 

生理不順で、無排卵や黄体ホルモン不足の状態が長く続くと、子宮内膜が異常に増殖しやすくなり、子宮体がんのリスクが上がります。実際、多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)で、月経不順を放置してしまうと、子宮体がんの発生リスクが上がるというデータもあります。

また、脂肪が多いと、卵巣以外から分泌される卵胞ホルモンの量が増えるため、肥満の方も子宮内膜が異常に増殖しやすくなります。

 

子宮体がんの早期発見のために受けたほうがいい検査(横浜 おすすめ 女医のみ 婦人科)

子宮体がんの検査は「検診」として受けるものではありません。

つまり、子宮頚がん検診のように、何も症状がないのに定期的に受けるという検査ではないのです。

 

前述のような、子宮体がんを疑う症状があった場合や、超音波検査で子宮内膜が異常に厚くなっていたり、内部が凸凹していて不整な場合などに検査を行います。

まずは、超音波検査で子宮内膜の厚みや均一さを確認し、子宮内膜細胞診を行います。

これらの検査で、子宮体がんが疑わしいという結果だった場合は、子宮内膜組織診を追加して、より多くの細胞をとって検査を行います。

 

子宮体がんの検査は、子宮の奥まで検査用のブラシなどを入れて行うため、痛みや出血を伴います。

また、閉経後の年数が長い方や、未経産の方は、子宮の出入り口が細くなりすぎて、子宮体がん検査用の器具が奥に入らないことがあります。

 

子宮体がんを予防するには?(横浜 婦人科 おすすめ)

子宮体がんは、エストロゲン過剰+プロゲステロン不足の状態が長く続いてしまうとそのリスクが上がります。

そのため、生理不順の場合はピルや黄体ホルモン剤で定期的に出血を来させたり、子宮内膜を「薄く保つ」ことが、将来の子宮体がんのリスクを減らすことになります。ピルは、6カ月以上継続的に服用すると、子宮体がんのリスクを半減してくれます。

 

また、肥満や糖尿病は子宮体がんのリスク因子になりますので、適切な体重を保ち糖質コントロールを意識した食事を心がけることも重要です。

 

以前は、子宮頚がんと子宮体がんの割合が9:1くらいでしたが、最近は6:4くらい、つまり子宮体がんが増えてきています。

できるだけリスク因子を減らすとともに、少しでも不正出血やおりものが気になったら、婦人科で検査を受けるようにしましょう。

 

日付:2026年1月3日  カテゴリー:日々の雑記

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国内初のミニピル「スリンダ錠」が発売されました

避妊用のミニピル(POP)は国内初(横浜市 評判いい婦人科 女医)

これまで、経口避妊薬として国内で承認されていたのは、トリキュラー(ラベルフィーユ)やマーベロン(ファボワール)といった「低用量ピル」のみでした。

ピルはエストロゲン(卵胞ホルモン)とプロゲステロン(黄体ホルモン)が混ざった合剤です。エストロゲンの副作用として「血栓症」のリスクが上がるため、これまで血栓症リスクが高い方が確実な避妊をしたい場合、子宮内ホルモンシステム「ミレーナ」しか選択肢がありませんでした。

 

ミニピル(POP)はプロゲステロン(黄体ホルモン)のみが含まれた薬剤です。エストロゲンが含まれないため、血栓症のリスクが上がりません。

これまで国内で発売されていた、黄体ホルモン単剤の薬剤は「ディナゲスト(ジエノゲスト)」という月経困難症や内膜症の治療薬や、「ヒスロン」「ノアルテン」「デュファストン」といった生理不順の治療薬のみでした。

 

ディナゲスト(ジエノゲスト)は、1日2回1錠ずつ服用します。内膜症治療薬であるディナゲスト1㎎と、機能性月経困難症の治療薬であるディナゲスト0.5㎎があります。

ディナゲストも、服用中は排卵が抑えられますが、「確実な避妊効果」が得られるかどうかの確証がありません。そもそも治療薬なので、避妊の目的で処方することはできず、「避妊専用」のミニピルの発売が長く待たれていたのです。

6月30日に発売された「スリンダ錠28」は、国内初の「避妊専用」のミニピルです。

 

ピルとミニピルの違い(横浜駅近く おすすめの婦人科)

前述の通り、ピルはエストロゲンとプロゲステロンの合剤で、ミニピルはプロゲステロン単剤です。

ピルとミニピルには、以下のような共通点があります。

*正しく服用すれば避妊効果は99%以上

*排卵を抑える作用がある

*子宮内膜を薄くする作用がある

*頸管粘液の粘度をあげる作用がある

*飲み忘れると避妊効果が下がる

 

エストロゲンが含まれていないことによるミニピルの特徴は以下のようなものがあります。

*血栓症リスクが上がらない

*ピルに比べて不正出血が起きやすい

*ピルに比べて頭痛や吐き気が起きにくい

*消退出血が来なくなることがある

 

ミニピルをお勧めしたいのはこんな人(横浜市 婦人科 おすすめ)

 

ミニピル(POP)は「血栓症リスクがない」ことが最大の特徴です。

そのため、これまで血栓症が心配でピルが服用できなかった人にも、お勧めすることができます。

確実な避妊をしたいのにピルが飲めないと悩んでいた方には強くお勧めします。

 

ミニピルをお勧めしたいのは次のような方です。

もちろん「避妊の必要性がある」ことが大前提です。

*40歳以上

*前兆を伴う片頭痛がある

*肥満(BMI28以上)

*タバコがやめられない

*過去に血栓症になったことがある(現在は治療していない)

*年齢的にミレーナにしたがPMSが気になる

*吐き気や頭痛のせいでピルが飲めない

 

「スリンダ錠28」の服用方法(横浜駅 近くの婦人科 評判いい)

「スリンダ錠28」は、ヤーズやドロエチと同じ配列になっています。つまり、24錠の実薬+4錠の偽薬が1シートに含まれており、28日サイクルで服用します。

ピルと同じく、1日1錠を一定の時刻に服用します。飲み遅れると避妊効果が下がるため、定時に服用することが基本ですが、2~3時間のずれは誤差範囲内と認識しても大丈夫です。

 

現在はピルで避妊をしているけれど、年齢的に血栓症が気になるのでスリンダ錠に移行したいという場合、ピルを服用し終えた翌日からスリンダ錠を服用できます。

 

「スリンダ錠28」の主な副作用は不正出血(横浜市 婦人科 女医 おすすめ)

エストロゲンが含まれていないため、どうしてもピルよりも不正出血が起きやすくなります。

製剤のデータ的には、飲み初めの半年間の期間で不正出血が起きた人は半数以上となっています。

服用を継続していくうちに、不正出血の期間や量は減っていきますが、飲み始めてしばらくはダラダラ出血する可能性はあると思って服用を開始した方がよさそうです。

 

また、ピルよりも内膜を薄くする作用は強くなるため、人によっては、長く継続しているうちに消退出血が来なくなることがあります。偽薬期間中にまったく出血しなくても異常ではありませんが、妊娠を完全に否定しきれない場合は妊娠検査薬で確認することをお勧めします。

 

「スリンダ錠28」もオンライン処方できます(横浜駅 婦人科 女医 評判いい)

当院では、スリンダ錠28は1シート3300円(税込み)で処方いたします。

初診の方は初診料・再診の方は再診料がかかります。

 

新しいお薬なので、飲み始めてから3~4シートは必ず対面受診していただきます。

服用に慣れてきて、特に問題なければ、オンライン処方も可能です。オンライン処方の場合は、薬剤を宅急便で配送するため、配送料がかかります。

詳細はご予約時にご確認ください。

 

◆◆院内でご覧いただいているスリンダの説明動画です◆◆

 

◆◆『マイナビクリニックナビ』で「ピル処方のオンライン診療におすすめのクリニック7選」として当院が掲載されました◆◆

★★ピル処方のオンライン診療におすすめのクリニック7選【2025年最新】★★

リンク先URL:https://clinic.mynavi.jp/article/telemedicine_oc-lep/

日付:2025年12月16日  カテゴリー:日々の雑記

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新しい避妊薬「スリンダ錠28」が発売されました

確実な避妊法は経口避妊薬と子宮内避妊具(横浜市 おすすめ 婦人科 女医)

現在日本で選択できる「確実な避妊法」は

*経口避妊薬=ピル(OC)

*ホルモン付加子宮内避妊具=ミレーナ(IUS)

です。

ピルは、エストロゲンとプロゲステロンが1錠に混ざった配合剤です。エストロゲンが入っているので、副作用として「血栓症」に対する配慮が必要になります。

そのため、片頭痛・喫煙・肥満・高齢といった血栓症リスクが高くなる要因がある方は、ピルの服用をあきらめざるを得ませんでした。

エストロゲンが含まれていない黄体ホルモンのみのピル=ミニピル(POP)は、これまで「セラゼッタ」などの日本では承認されていない製剤を個人輸入で手に入れるしかありませんでした。

今回、やっと国内初のPOP「スリンダ錠28」が承認され、もうすぐ発売されることになりました。

 

ミニピルとピルの違いは?(横浜駅 評判いい 近くの 婦人科)

 

ミニピル(POP)とピル(OC)の一番の違いは、「エストロゲンが含まれていない」ということです。

エストロゲンが含まれていると次のような副作用が起きやすくなります。

*頭痛

*吐き気

*血栓症

特に、血栓症については、起きると重篤な副作用となりうるため、ピルは血栓症リスクが高い方は「禁忌」つまり服用することができませんでした。

当院でも、40代後半の方・前兆を伴う片頭痛の方・高度肥満の方・どうしても禁煙ができない方などに対して、「ピルをお勧めしたいのに処方できない」というジレンマがありました。

今回発売されたPOP「スリンダ錠28」はエストロゲンが含まれていません。つまり、上記の頭痛や吐き気や血栓症のリスクがほぼないと言えます。

そのため、ピルでは「禁忌(服用してはいけない)」となっていた、血栓症リスクのある方も服用が可能になっています。

ピルの服用を試みたけれど、吐き気がひどくて断念した、という方も安心して服用していただけると思われます。

 

「スリンダ錠28」の服用方法(横浜市 おすすめ 婦人科 女医)

 

「スリンダ錠28」には、ヤーズやドロエチに含まれている黄体ホルモンと同じ種類の「ドロスピレノン」という成分が含まれています。

入っているドロスピレノンの量が、ヤーズやドロエチの3分の4倍、つまり少し多めです。

1シートが、実約24錠+偽薬4錠の28錠で、薬剤の並び方もヤーズやドロエチと同じです。

 

服用方法も、月経初日から1日1錠ずつを毎日一定時刻に服用するという、これまでのピルと全く同じになります。

飲み忘れの対処法も、ほぼ同じですが、若干異なる部分がありますので、スリンダ錠の説明文書をよく読んで、飲み忘れた時に規定通りの対処法をとるようにしましょう。

 

「スリンダ錠28」の避妊効果は?(横浜駅 評判いい 近くの 婦人科)

 

ピル(OC)の避妊効果は、飲み忘れなどなければ99.7%という非常に高いものです。

ミニピル(POP)はエストロゲンが入っていない分、避妊効果はどうなの?と思われるかもしれませんが、臨床試験のデータでは服用期間中に妊娠した事例は1件のみ。しかもその1件は8日間の飲み忘れがあったということです。

つまり、飲み忘れがなく、正しく服用すれば、ほぼ100%に近い避妊効果が期待できると言えます。

 

もちろん、ピルもミニピルも、「絶対に100%妊娠しない」という保証はできませんし、何よりも、性感染症は予防できませんので、常にコンドームと併用する必要はあります。

 

「スリンダ錠28」の副作用は?(横浜駅 おすすめ 婦人科 女医)

 

エストロゲンが入っていない分、吐き気や頭痛や血栓症のリスクは極めて低くなります。

一方で、不正出血の頻度はピル(OC)よりも増える可能性があります。

ピルも飲み始めの1~2クールは不正出血が起きやすいのですが、3クールくらい継続しているとほとんど不正出血は起きなくなります。人によっては、超低用量ピルだとずっと不正出血してしまう場合がありますが、低用量に変更すると治まるケースがほとんどです。

一方、ミニピル(POP)の場合は、6クール継続しても3割くらいの方は不正出血してしまう可能性があります。

ただ、不正出血の量や日数は徐々に減っていくため、多少の不正出血があっても根気よく服用を継続してみることをお勧めします。

また、逆に、内膜が薄くなりすぎて、偽薬中の出血(消退出血)がほとんど起きなくなる場合もあります。消退出血が全く来なくても、身体的には問題ありません。

出血が来ないことによって「妊娠していたらどうしよう」と不安になってしまう方は、超音波検査で内膜の薄さを確認してもらうか、自分で妊娠検査薬を使用することで安心できると思われます。

 

ピル(OC)が使用できる方は、ピルを服用したらよいのですが、ピルが選択できないという方もいらっしゃいます。

血栓症リスクやそのほかの副作用のためにピルが選択できない場合の、新たな選択肢が増えたことは、女性が自分の手で確実な避妊をする手助けになると言えるでしょう。

日付:2025年11月30日  カテゴリー:日々の雑記

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妊婦さんもアセトアミノフェンは服用できます!トランプ情報に惑わされないで!

妊娠中に飲める痛み止めや解熱剤はある?(横浜市の婦人科)

妊娠中に薬やサプリメントを服用する場合は、「妊娠中に飲んでも安全かどうか」を常に意識する必要はあります。

基本的に、市販の薬やサプリメントは、その製剤の注意書きに「妊娠中の方は服用を控えてください」または「妊娠中の方は医師にご相談ください」と書いてあります。ある意味、「妊娠中に摂取しても絶対に安全です」と書いてあるものはないと考えたほうがよいでしょう。

妊娠中でも、ビタミン剤などの栄養補給目的のサプリメントは、既定の用量を守って服用すれば安全に使用できます。特に、葉酸や鉄分は、むしろ積極的にサプリメントで摂取した方がよい栄養素です。

 

一方で、妊娠中に「病院に行くほどではないけれど何とかしたい不調」が出た時に、市販薬を使用することもあると思いますが、この場合はいくつか注意が必要です。

風邪薬・解熱鎮痛剤・抗生剤の中には、妊娠中は使用しない方がよい成分が入っているものもあります。

自己判断で使用せず、医師又は薬局薬剤師に必ず相談しましょう。

 

 

「アセトアミノフェンで自閉症リスクが上がる」はデマ?(横浜駅近くの婦人科)

妊娠中の使用に注意が必要な薬剤はありますが、「これなら安全に使用できる」ということがある程度わかっている薬剤もたくさんあります。

妊娠中に他の病気の治療が必要になることはありうるわけですから、どの薬も使えないわけではありません。

 

比較的妊娠初期から、使用のニーズが発生するのが、「解熱鎮痛剤」と「便秘薬」です。

いずれも、安全に使えるお薬はあるので、「これなら大丈夫」を把握しておくと便利です。

解熱鎮痛剤にも、種類がいくつかありますが、妊娠中のどの週数でも安全に使用できるのが「アセトアミノフェン(カロナール)」です。

 

ところが、この「アセトアミノフェン」の服用が、自閉症リスクを高めるとトランプ氏が主張したことから、一部情報が錯綜してしまっています。

トランプ政権“妊婦が鎮痛解熱剤 自閉症リスク高” 学会が反対

 

医学的に、「アセトアミノフェン」は妊娠中でも安全に使用できます。

もし、すでに服用した方で、この情報を見て不安になってしまった方がいらっしゃいましたら、ご安心ください。

どうしても不安がぬぐえない場合は、「妊娠と薬外来」で相談したり「妊娠と薬情報センター」にある情報を参考にしてみてください。

 

 

妊娠中は情報に振り回されやすくなる?!(横浜市の婦人科)

妊娠中は、様々な情報に対して過敏になりがちです。

自分だけのことであればそれほど気にならないものでも、「赤ちゃんに影響があるかも」と考えると、冷静に情報を判断できなくなったりする場合もあります。

 

ネットにある情報は、一部に不確実なものも混ざっています。

それらの情報にさらされることで、「もしかして○○かも」と不安を抱えることそのものが、赤ちゃんにとっては快適ではない環境になるかもしれません。

不安になりやすい方には、「ネットであれこれ検索しない方がよい」とお伝えしています。

調べるなら、公的な医療機関など、ある程度信頼のおける発信元が提供している情報だけを見るようにしましょう。

 

そして、少しでも心配なことがあれば、医師や助産師に相談してください。

日付:2025年11月11日  カテゴリー:日々の雑記

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お笑いカルテット「ぼる塾」のメンバー・田辺智加さんの「皮様嚢腫」はどんな病気?

「皮様嚢腫」とは卵巣にできる良性腫瘍(横浜駅 おすすめ婦人科 女医)

お笑いカルテット「ぼる塾」のメンバー・田辺智加さんが、卵巣腫瘍の「皮様嚢腫」という病気で入院・手術をした経験をYouTubeで公開されています。

「皮様嚢腫」は、「成熟奇形腫」や「デルモイド」とも呼ばれ、卵巣にできる良性腫瘍の中では比較的頻度の高いものです。

内部に皮脂や髪の毛などが入った状態で腫瘍が大きくなっていくため、見た目は「よくない腫瘍なのでは?」と思われるかもしれませんが、良性つまり癌ではありません。

 

自分の身体の髪の毛や骨が卵巣の中に入り込んで発生するわけではなく、卵巣の中にある「卵子の元」となる細胞から発生します。

卵巣の中には、人ひとりを構成するために必要なすべての細胞の「大元」が入っています。その中には、髪の毛に分化する細胞の元も、骨に分化する細胞の元もあります。それらの細胞が、本来は卵巣の中で増殖することはないのですが、何らかの誤った増殖信号が伝わってしまい、腫瘍になったものが「皮様嚢腫」です。

 

 

「皮様嚢腫」は症状が出ない?(横浜市評判いい婦人科 女医)

 

実は、「皮様嚢腫」を含めて、卵巣にできる腫瘍は無症状であることが多いため、「早期発見」は難しいケースも少なくありません。

内膜症による卵巣のう腫=内膜症性のう胞(チョコレートのう胞)は、サイズが小さくても内膜症による症状が強く出ていれば、婦人科受診につながるため、ほかの卵巣のう腫に比べると発見されやすいと言えます。

ただ、強い生理痛があっても我慢して婦人科を受診しないケースもありますので、その場合は、内膜症による卵巣の腫れも早めに発見することは難しくなります。

 

卵巣の悪性腫瘍、つまり「卵巣がん」であっても、初期にはほとんど症状がでません。かなり大きくなって初めて、腹部の張りや腹痛などが出てきます。そのため、卵巣がんは別名「サイレントキラー」とも呼ばれています。

 

「皮様嚢腫」も、ほとんどが無症状のため、「検診で偶然見つかった」「別の症状で受診したらたまたま見つかった」というパターンが多いと言えます。

症状が出るとすれば、腫れた卵巣がぐるっと回転してしまい、「茎捻転」という状態になった時や、サイズが大きくなりすぎて破裂した時です。

いずれも急に強い腹痛が発生しますので、救急受診してそのまま緊急手術になることがほとんどです。

 

 

卵巣腫瘍は手術が必要?(横浜駅近くの評判いい婦人科)

 

卵巣が腫れていたら、すべて手術が必要なわけではありません。

内膜症による腫れの場合、ホルモン治療によって小さくなる可能性もあるため、サイズが5~6㎝以下で悪性を疑う所見がなければ、いきなり手術はせず投薬治療から開始することが多いです。

 

一方、「皮様嚢腫」は薬で小さくすることができません。また、自然に小さくなることもありません。

一定の大きさになると、前述の「茎捻転」のリスクが発生しますので、サイズによっては早めに手術を行います。

どのくらいの大きさなら手術を「しなくてもよい」のかという明確な線引きはありませんが、目安として3~4㎝くらいまでは経過観察をし、5~6㎝を超えたら手術を勧められることが多いでしょう。

ただし、小さくても絶対に捻転しないとは限らないので、度々下腹部痛が起きるなど、捻転が疑わしい症状がある場合は早めに手術をお勧めすることもあります。

 

 

がん検診を受けていれば安心?(横浜市 婦人科 女医 おすすめ)

 

職場の健診などで、定期的に婦人科検診を受けていれば、卵巣のう腫は早期発見できるのでしょうか?

一般的な「婦人科検診」は、子宮頚がんを発見するための「細胞診」と「内診(触診)」のみのことが多いため、卵巣の腫れはある程度大きいものでなければ発見できません。

特に、脂肪が多い方の内診では、深いところまで触ることができないため、卵巣そのものが触れられないこともよくあります。

 

超音波検査をセットで受けていれば、ある程度早めに病気を見つけることは可能です。

定期的な超音波検査は、「卵巣がん」の早期発見にはつながらないというデータもありますが、内膜症や卵巣のう腫を早めに見つける手段としては、超音波検査が一番簡単な検査です。

 

子宮頚がん検診を受ける際に、一緒に超音波検査を受けておくと同時に、腹痛やお腹の張りなど、少しでも気になる症状が出たら、その時点で婦人科を受診することが大事です。

一度検査を受けて異常がなかったから安心、ではなく、今出ている症状を大切なサインとして受け止めるように心がけましょう。

 

日付:2025年11月6日  カテゴリー:日々の雑記

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