日々の雑記

「許す」ということは「○○に○○○するだけ!」なのです

カウンセリングやヒーリングでは、しばしば「許す」ことが大事ですよ、と言われます。「親を許す」「過去を許す」「自分を許す」・・・などなど。確かに、今の不具合をやめるためには、「許す」ということは不可欠です。病気も、何かを許していないから発生していることがほとんどです。

今、何らかの「上手くいっていない」と感じていることがある場合は、まずは、自分が何を許していなかったのかをチェックしてみるとよいでしょう。

続きはこちらから→https://ameblo.jp/vivalita-dr/entry-12425598812.html

日付:2018年12月22日  カテゴリー:日々の雑記

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効果的な未来の設定法

病気がなかなか治らない、またはそのほかにも「欲しい結果が手に入らない」という場合、未来の設定方法が間違っていることがあります。

梯谷幸司氏の11月のWebセミナーの内容をまとめていますので参考にしてみてくださいませ。

「あなたは未来の設定方法を間違っていませんか?」

「なぜ6:4の法則を使うと未来が楽に設定できるのか?」

「私という認識ずれていませんか?」

「欠乏感をごまかし続けていると〇〇を忘れてしまうのです」

日付:2018年12月3日  カテゴリー:日々の雑記

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あなたは病気をやめられない人?あっさりやめられる人?~その9~

 

 病気をやめる8つのポイントの最後は「自由を求める方向性が間違っていないか」です。

 あなたは今自由だと感じていますか?それとも、「今は不自由だから『自由になりたい』と感じていますか?」。多くの人は、自由は「未来に求めるもの」だと認識しています。だから、「自由が欲しい」「自由になりたい」と、無意識のうちに「まだ見ぬ自由」を追い求めてしまうのです。

 自由を求める方向性のチェックは簡単です。

Q:今、あなたは、自由だという感覚がありますか?

 自由は未来にあるのではなく、過去にあります。 なので、自由が過去にあることに気付いている人は「過去も現在も、そして当然未来も自由」という感覚がすでにえらているのです。

 え?と思われるかもしれませんね?

 時間の流れを、過去から現在、そして未来につながると解釈していたら、「過去の自分はこうだった。だから今の自分がある」という捉え方しかできません。

 でも本当は、「未来の自分が、ある目的を達成するために過去出来事を引き起こして、一定の方向に導こうとしている」のだと仮定すると過去がどのように見えてくるでしょうか?

 例えば、私は中学生の時に男の子からいじめに合っていました。当時の自分にとっては、とてもつらい経験です。でも、今の自分から当時の出来事を振り返ってみると、あの経験があったからこそジェンダーバイアスや女性性について考えることができ、また「男なんかに負けるもんか」と勉強も頑張ることができたのだと思います。もちろん「男なんかに負けるもんか」という力の使い方は方向性としては間違っているんですが、人生の中にはときには「悔しさをバネに」する必要性がある時期も存在します。その時は、間違った力の使い方をしていても、こうやって「未来」に来た後に修正すれば大丈夫なのです。

 これは、虐待やDVなどの経験も同様のことが言えます。

 過去に自由を求めるということは、「過去に起きた出来事に対する解釈をつけ直す」ということです。

 過去の解釈をつけ直す方法は簡単です。

 過去に起きた、「今の自分にとっては嫌な出来事」と解釈されている出来事をピックアップしていきます。そして、「未来の自分がある目的のために仕組んでいたとしたら」それらの出来事を並べた時に何が見えてくるのか、どのような方向が指示されているかを見極めていきます。私であれば、「医者になる」「女性のサポートをする」「女性性についてのプロになる」「ジェンダーに対する新しい解釈を作る人になる」という方向性が見えてきます。それらを統合すると、まさに今の自分であることに気付けるのです。

 過去の解釈をつけ直すと、「あ~、過去の出来事はすべて自分が選んで自分で仕組んできたことなんだ」ということに気付けます。要するに「すべては自分次第なんだ」と、感覚的に理解できるということです。

 過去も未来も関係なく、そもそも自分は自由だ」という感覚が芽生えることが非常に重要です。

 過去の出来事を全部自分がコントロールしていたことに気付くと、「じゃあ未来だって私次第だよね」=そもそもが自由だよね、と感じ取ることができるのです。

 「自由になる」というのは実は間違いで、自由はそこに「ある」ものです。 「自由を感じる能力」「自由を解釈する能力」を身に着けることが重要なのです。 

 もし、過去に起きた出来事に対して「今の解釈」を手放すことができず、自分ひとりでは新しい解釈をつけ直すのが難しなと感じたら、カウンセラーの力を借りてみるといいでしょう。一人だと延々と堂々巡りをしていたものが、ものの数分で全く違う色に見えてくるかもしれません。

 ここまで、病気をやめるための8つのポイントを解説してきましたが、「どうすれば病気をやめられるか」を一言で言うと「脳を学習させる」ことが必要なのです。

 何歳になっても、脳は再教育ができます。今までの古い脳の動かし方にこだわるか、新しい脳の動かし方をつかんで脳に学習させていくかは、あなた次第ですね。

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日付:2018年9月28日  カテゴリー:日々の雑記

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あなたは病気をやめられない人?あっさりやめられる人?~その8~

 病気をやめる8つのポイントの7番目は「日常の大半を脳の報酬系を動かしているか苦痛系を動かしているか」です。 

 脳には、喜びや情熱を感じる「報酬系」という部位と、苦痛や不安を感じる「苦痛系」という部位があります。私たちは、無意識のうちに、日々これらのどちらかの部位を動かして生活しています。

 報酬系が動くと、リラックスしたり愛情を感じたりするホルモンが分泌されるため、一言で言うと「病気になりにくい体」を作っていきます。一方、苦痛系が動くと、他のポイントでも出てきてコルチゾールやアドレナリンなど「逃げるか戦うか」のホルモンが分泌されます。そのため、体は緊張状態になり、免疫力は落ち、トータルで「病気をやめにくい体」を作ることになります。

 

 例えば、今日一日を朝起きた時から振り返ってみてください。

 「あ~、もう朝か~、起きなきゃ」→「○○しなきゃ」と言っている時はすべて脳の苦痛系が刺激されています

 「歯を磨かなきゃ。虫歯になったら困るし」→「虫歯になる」という問題を回避するためにしているので苦痛系が刺激されます

 「また満員電車か。あ~しんどいな」→それを「辛いこと」と捉えているので苦痛系が刺激されます

 「やばい。あの仕事午前中に終わらせとかないと上司に嫌味を言われる」→上司からの嫌味を避けようとしているので苦痛系が刺激されます

 「あ~今日もくたくた。飲まないとやってられないや」→「ストレス解消」のためにお酒を飲んでいるので「自分はストレスいっぱい」という状態を証明することになり苦痛系が刺激されます

 

 どうでしょうか?ざっと挙げてみると、一日のうち大半を、脳の苦痛系を刺激していませんか?心から「やりたい」と思うことを「楽しい」と感じてやっている時間は、1日のうちの何%くらいだったでしょうか?

 「気晴らしにパーッと飲む」という、「やりたくてやっている」と思っていることでさえ、脳にとっては苦痛系を刺激するものだったりするのですから、ほとんど報酬系が動かせていないことに気づくかもしれません。

 では、「苦痛系刺激いっぱい」の毎日から、どのように「報酬系が刺激され続ける」毎日に変換していけばよいのでしょうか?

 1つは、やりたくないことはやめてやりたいことをやる、という癖を習慣づけることです。「○○すべき」という不必要な信じ込みから、やらなくてもいいのにやりたくないことをやっていないか、チェックしてみましょう。例えば、「トイレは毎日掃除すべき」だと信じ込んで、「今日はしんどいな~」という日まで頑張って掃除したりしていませんか?毎日掃除した方が自分の気持ちがスッキリするから「したくて掃除をする」のであれば、それをやめる必要はありません。でも、本当は3日で1回でも十分なのに、「毎日でなければならない」という根拠のない不必要なルールに縛られて行っているとしたら、直ちにやめた方がいいでしょう。

 もう1つのやり方は、嫌々やっていることや惰性でやっていることに「それを行う意味をつけ直す」という方法です。

 例えば、前述の歯磨きは、誰もが毎日するのが当たり前のように行っていますよね?それを「虫歯になったら嫌だから」という「問題回避」の理由から、「口の中をすっきりさせてパフォーマンスを上げるため」といった「目的志向」の理由に書き換えてしまうのです。脳はその理由に「根拠があるかどうか」は判断しません。つまり、無理矢理のこじつけでもよいのです。

 それを、日常の行動を15分おきに書き出して、すべての行動に対して「目的志向」の理由をつけていきます。

  起きる→今日も一日○○という生きる目的を達成するために目覚める

  朝食を食べる→食べ物からエネルギーをもらってパワフルに活動するために食べる

  排泄をする→不必要なものをするっと手放して身軽に行動できるようにする

  駅まで歩く→ウォーキングで軽く体を動かし血行を良くして筋肉の働きを目覚めさせる

・・・・といった具合です。これらの理由が「つじつまが合っているかどうか」を考える必要はありません。なんでもいいから「主体行動」で「目的志向」な理由を設定して、それらを生きる目的の遂行につなげていくのです。

 リストアップし終わったら、脳が完全にその理由になじむまでの2~3週間、各行動を起こす前にこの理由を言葉に出して宣言してから行っていきます。状況的に声に出すとまずい場合は、小声でつぶやくか心の中で唱えてもいいでしょう。2~3週間程度継続すれば、脳が勝手に理由をインプットしてくれますから、永遠に唱え続ける必要はありません。

 このように、日常生活の動作全てに「報酬系を刺激する仕掛け」をセットしていくと、一日のうちのほとんどを苦痛系を刺激していた状態から、報酬系だらけの状態にシフトしていきやすくなるのです。

 「そんな簡単なことで病気をやめられたら苦労しないわ」と思われるかもしれません。でも、この方法を診療の中で何人もの患者様にお伝えしてきていますが、実際にきちんと実践した方は2~3人だけです。だから、こういった話を聞いても多くの方はまだ病気をやめずにいたりするのです。

 あなたは実践派ですか?知っただけで終わる派ですか?

 次の記事では、最後のチェックポイントである「自由を求める方向性が間違っていないか」について解説していきますね。

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日付:2018年9月28日  カテゴリー:日々の雑記

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あなたは病気をやめられない人?あっさりやめられる人?~その7~

 病気をやめる8つのポイントの6番目は、「人から好かれたい・嫌われたくない・認められたいと思っている」かどうかのチェックです。 

 よく「憎まれっ子世に憚る」と言いますよね。逆に「あんなにいい人なのになんで若くして亡くなってしまうのでしょう」と言われる、「どこからどう見ても『いい人』」が膠原病やがんを患っているケースもよく見受けられますよね。

 なぜだと思いますか?

 はじめの頃に出てきたポイントで、「外的基準」は病気の根源であるとお話ししました。この、「外的基準」って、産まれた時から持っている人はあまりいません。自分が2~3歳の頃のことを思い出してみてください。ほとんどの人は「こんなことを言ったら変に思われるかもしれない」とか「こんなことをしたら相手に嫌われるかもしれない」と考えて行動はしていなかったと思います。

 我が家にも娘が2人いますが、少なくとも5歳になったばかりの次女は、毎朝「私が着たい服」を選んで「私がしたい髪型」をお母さん(私です)に(時間の都合も全く気にせず)リクエストして、「私が歌いたい時に歌って踊りたい時に踊って」います。誰かに好かれたいとか、変に思われたくないとか、認められたい、といった発想はほとんど見受けられません。これを「内的基準」での行動と言います。「外的基準」の逆ですね。

 初めは内的基準でおかまになく行動していたのに、親との関係や、親の口癖や、物心ついてからの様々な体験の積み重ねから、段々と「人の目を気にする」ようになり、内的基準から外的基準に移行してしまうケースがほとんどです。最初は、お母さんの気をひきたいとか、お父さんの機嫌を損ねないようにしようとか、誰か身近な人に対して「好かれたい・嫌われたくない・認められたい」と感じることが多いでしょう。

 「人から好かれたい」と思っていたら、脳は対比として「人に嫌われている記憶」が必要だと判断します。前回解説した、「脳は逆に作用する」の原理ですね。

 そのため、「人から好かれたい」と思えば思うほど、人から嫌われるような出来事を作り出しては「人に嫌われている記憶」を強化していきます。そして、「あ、これではもっと人に嫌われてしまう。人に好かれるようにしなきゃ」という思いが、人の顔色を窺って「外的基準」で行動するというパターンをさらに強固なものにしてしまうのです。

 

 「憎まれっ子世に憚る」の、「憎まれっ子」とは、簡単に言うと「空気を読まずに自分のやりたいように行動する人」の事です。外的基準ではなく内的基準で行動しているので、病気にはなりにくいのです。

 でも、外的基準で「本当の自分を押し殺して」生きている人から見ると、「何なの、あの自分勝手な人」と捉えられてしまいがちです。世の中、どちらかというと外的基準の人が多く、特に日本人は良くも悪くも「和を重んじる」「人と同じだと安心する」という特性を持っていますから、「超」内的基準でやりたいように生きている人が「憎まれっ子」になってしまうだけなのです。本当は、「憎まれる筋合いはない」人がほとんどだと思われます。

 かくいう私も、ある立場の人から見たら「憎まれっ子」かもしれません(笑)

 かなり最近まで、私自身も外的基準になってしまうことがありました。ある立場や状況においては、「こうすべき」「こうあってはならない」という基準で行動していたことがあったのです。元々、勉強や仕事に対してはかなり内的基準が強く、小さい頃から親が持っている基準より自分の基準の方が厳しいので、「親に褒められたい」とか「親に認められたい」という思いから何かを頑張るということはほぼ皆無でした。今でも、仕事の成果などはほぼ内的基準です。

 でも、プライベートのシーンや、特に「お母さん」をやっている時は、なぜか外的基準が強くなる傾向がありました。「白い目で見られたくない」「自分がやっていることを否定されたくない」という思いがあって、どうしても世間一般の「常識」や「人がどう思うか」を気にしてしまっていたのです。

 トランスフォーメーショナルコーチの技術を学んで、自分の中にある信じ込みや不必要な価値基準を整理していくうちに、「人から嫌われること」が全くと言っていいほど気にならなくなってきました。人がどう思うかが、本当に「ど~でもい~~~~」ことになったのです。本当に心底「そんなのど~でもい~~~~」と思えるようになったのは、実は自分への絶対的信頼が産まれてからでした。「私が世間や人に対して悪影響を及ぼすような事を『やりたい』と思うわけがない」という絶対的な信頼が産まれたので、その自分がやりたいと思ったことをやって人のためにならないわけがないし、それを受け入れたくない人は自分が一緒にいる必要がない人なのだということがハッキリしたわけです。

 

 この「嫌われたくない」という思いからの解放が起きると、逆に人を引き寄せてファンを増やしていくことも可能になります。

 「脳は逆に作用する」という特性を利用して、脳内ストラテジーを調整していけばよいのです。具体的な方法が知りたい方は、梯谷先生のセミナーを受けてみるか、セッションを受けてみることをお勧めします。

 次の記事では、7番目のチェックポイントである「日常なかの大半の時間を脳の苦痛系を刺激する使い方で過ごしていないか」について解説していきますね。 

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日付:2018年9月28日  カテゴリー:日々の雑記

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あなたは病気をやめられない人?あっさりやめられる人?~その6~

 

 病気をやめる8つのポイントの5番目は、「無意識に求める欲求の方向性が間違っている(生き残ることや安心・安全を無意識に求めている)」かどうかのチェックです。  

 特に、自分の病気が重症である・難病であるというと認識している人ほど、病気をやめる理由が「死にたくない」「死ぬのが怖い」「生き残りたい」などの「生存欲求」になってしまいがちです。表の意識で毎日「死にたくない」と考えていなくても、頭の片隅にいつも「死にたくない」という恐怖心や不安感があると、無意識のうちに「生き残ることや安心感」を求めてしまうものなのです。    


 この状態を洗い出すための質問はシンプルです。 


 Q:心の奥で「生き残ること」を求めていませんか? 

 Q:心の奥で「安心・安全」を求めていませんか?  


 これらの質問をされても「え?それが当たり前でしょう?」と思う方も、多いかもしれませんね。でも、これらを求めているからこそ、いつまでたっても健康にならないし、病気以外にも何かとつらい出来事が起きてしまうのです。

  

 東大と梯谷先生との共同研究の中で、こんな実験データが出ているそうです。  

 動物は、生き残ることや安心・安全を求めていると、「苦痛な記憶」ばかりを保存したがる、というデータです。  


 なぜだかわかりますか?  

 例えば、ホワイトボードに白いペンで文字を書いたらどうでしょうか?黒板に緑色のチョークで文字を書いたらどうでしょうか?  文字が見えませんよね?  

 健康な状態という背景に「健康」という文字を書いても、ホワイトボードに白いペンで書いているようなものなのです。「健康」という文字を浮き立たせるには、どんな背景が必要なのか、もうお分かりですよね?病気でいればいるほど「健康」という文字はくっきりと浮き立って見えますし、それを実感しやすくなるわけです。 


 「生き残りたい」という感覚を際立たせるためには「死」を意識する出来事が必要です。  

 「安心・安全」を実感するためには「苦しい」「危険」な状態があった方がより切実に「安心」を味わえるのです。  

 わかりにくい人は、あんこを作ってお砂糖たっぷりを入れただけの状態と、一つまみ「塩」を入れたものと、味を比べてみてください。どちらがよりおいしく感じるでしょうか?    


 このように、脳は「求めているものをよりしっかり実感できるように対局の状況を生み出す」ことに一生懸命になるという特性があります。これが「脳は逆に作用する」というからくりです。  

 では、あっさり病気をやめるためにはどうすればいいのでしょうか?  

 簡単です。  

 この「脳は逆に作用する」を逆手にとって利用してしまえばいいのです。  


 生存欲求の対局は目的欲求です。「何のために病気をやめるのか」「何のために生きるのか」をはっきりさせて、自分が「求めないもの」を明確にすればいいだけです。  

 例えば、「これを達成するために死は選ばない」「志半ばで死なない」「これをやるために寝たきりにはならない」といった、「なりたくない状態」をはっきりさせていきます。前回やった「避けたい状態を明確にする」のと似ていますね。  

 「死んでいる自分」を際立たせるためには、脳は背景をどのようにセットするでしょうか。人は「死を意識した時」ほど生命力を発揮するというのは、こういうことなのです。  


 「脳は逆に作用する」をうまく利用しているのが、ミリオネアたちの「欲しくないもの」「やりたくないこと」をはっきりさせるという習慣です。ミリオネアたちは、定期的に「やらないことリスト」を作るのだそうです。「やらないこと」を明確にすることによって、「やりたいこと」をはっきりさせていっているのです。そして「手に入れたいもの」を脳が勝手に思い描くように仕向けているんですね。  

    


 次の記事では、6番目のチェックポイントである「人から好かれたい・嫌われたくない・認められたいと思っていないか」について解説していきますね。

日付:2018年9月23日  カテゴリー:日々の雑記

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あなたは病気をやめられない人?あっさりやめられる人?~その5~

 

 病気をやめる8つのポイントの4番目は、「避けたいことをはっきりさせている」かどうかのチェックです。

 避けたいことをはっきりさせて、それが起きた時にどの様に対応するかをあらかじめシミュレーションしておくことを「海馬の調整」と呼んでいます。わかりやすく言うと、心の避難訓練をしておくということです。この海馬の調整をせずに、起きてほしくないことが予想外にどんどん起きてしまうと、体は健康を取り戻しにくくなるのです。  


 

 何か不都合が起きると、脳の「海馬」という場所が刺激されてコルチゾールというホルモンが分泌されます。このコルチゾールは「逃げるか戦うか」の状態を作るホルモンです。

 よく「サバンナでライオンに追いかけられている動物になった気分を想像してください」と言ったりしますが、食うか食われるかの状態で敵と戦うか逃げるかを強いられている時、体はどのような状態になるでしょうか。心拍数は上がり、血圧も上がり、呼吸は浅くなり、筋肉は緊張して、神経は張り詰め、食べたり寝たりはできなくなるでしょう。コルチゾールが出続ける状態というのは、この体の状態がずっと続いてしまうということです。

 これが続くと、医学的にはまず「自律神経失調症」という状態になり、時には高血圧や糖尿病や、さらには海馬がやられて認知症になったりします。  


 もし、避けたいことをあらかじめ想定せず、対処法を考えていなければ、脳の海馬はその避けたいことが起きるたびにダメージを受けていきます。ダメージを受け続けると、海馬は段々萎縮していってしまいます。

 すると、海馬の機能である「記憶を保存する」という能力が失われて行ってしまい、認知症になりやすくなるのです。  


 では、どうすればいいのでしょうか?

 実際にトラブルが起きる前に海馬に学習させておくと、いざトラブルが起きた時にコルチゾールが分泌されても、海馬はダメージを受けずにむしろ活性化してい区ことが分かっています。  

 例えば、お化け屋敷に初めて入った時は、何がどこから飛び出てくるかわからないから終始ドキドキしっぱなしになりますよね。ちょうど「逃げるか戦うかモード」と同じ状態になります。

 でも、同じお化け屋敷に2回目に入った時はどうでしょうか?「ここから骸骨が飛び出てくるから遠くを歩こう」「ここでドライアイスが出てくるから姿勢を低くしておこう」といった具合に、事前に対策を立てて、仕掛けの「一歩先」を行くことができますよね。  


 この、脳が「ああ、それ、想定内です」と認識しているということが、海馬のダメージを防ぐのにとても重要なカギになるのです。  


 では、実際はどういう質問で海馬の調整を行っていくのでしょうか?  

 それには、次の質問が有効です。  


 Q:健康を取り戻す過程で起こりうる避けたいことは何ですか?  

 Q:健康を取り戻した後に起こりうる避けたいことは何ですか?  


 実は、多くの人は「え?避けたい事なんてないです」「そんなことあるわけないじゃないですか」とおっしゃいます。でも、本当はたくさんあるはずなのです。

 病気をやめると家族にかまってもらえなくなるとか、嫌な仕事をしなければいけなくなるとか、親の気をひけなくなるとか、支給されていたお金がもらえなくなるとか・・・陰で握りしめている「病気でいるメリット」を、手放さなければならなくなるという、大きな避けたいことが存在するはずです。  


 実際は避けたいことが「ない」のではなく、それを考えることが「苦痛」に感じてしまうので初めから考えないようにしてしまうのです。  

 でも、実は「脳は逆に作用する」という特性があるため、「何をしたくないのか」「何を得たくないのか」をはっきりさせることによって、自分が得たいものがより明確になっていきます。  

 つまり、健康を取り戻すうえで「避けたいこと」が何なのかを明確にしていくと、何のために健康を取り戻すのか、健康を取り戻してどうなりたいのかがよりはっきりするというわけです。  


 ここで、ちょっと混乱する方がいらっしゃるかもしれません。

 最初のポイントの時に、「避けたいことを避けるために病気をやめようとする」ことを「問題回避」と言って、これでは病気はやめられないと解説しました。「避けたいことを明確にする」のと「問題回避」という思考パターンを使うことと、ちょっと似ているように感じるかもしれません。  

 「問題回避」は「避けたいこと」を「悪いこと」だと捉えて、それを見ないようにしたりふたをしようとしてしまうことです。一方、海馬の調整は「避けたいこと」を明確にしますが、それを「悪いことである」というジャッジはしないのです。だから目をそらすこともふたをすることもなく、ただ客観的に「それが起きたらどう対処するか」を考えるだけです。  

 甘い物が食べたいと思った時に、「今は酸っぱい物は食べたくありません」と認識して、酸っぱい物が出てきたら「これはいりません」というだけなのが海馬の調整で、「なぜ世の中に酸っぱい食べ物が存在するんだ!こんな物目の前から消してしまえ!」と酸っぱい物をゴミ箱に入れてふたをしてしまうのが問題回避です。    


 避けたいことが明確になったら、「それが起きたらどう対処すればいいか?」「それが起きる可能性は何%くらいか」「その可能性を上げたり下げたりしてみたらどのように感じるか」をシミュレーションしていきます。

 こういった避難訓練を随時していくことで、海馬がダメージを受けるのではなく活性化していく仕掛けを日常にちりばめていくことが可能になるのです。  


 次の記事では、5番目のチェックポイントである「無意識に求める欲求の方向性が間違っていないか」について解説していきますね。 


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日付:2018年9月23日  カテゴリー:日々の雑記

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あなたは病気をやめられない人?あっさりやめられる人?~その4~

 

 病気をやめる8つのポイントの3番目は、「病気をやめることが目的となっていて、何のために病気をやめるのかが明確ではない」状態になっていないかのチェックです。  

 

 そもそも得たい結果を得るプロセスとしては、目的があって→そのためにどの様な行動が適切かを考えて→行動した結果が得られる、という流れがあるわけです。

 「病気をやめる」ことは、本来は「結果」であって「目的」ではありません。病気をやめて何をどうするのかという明確な目的があって、初めて、「そのために適した行動」がとれるわけです。そもそもの目的が設定されておらず、ただ「病気をやめたい」という気持ちからやみくもに行動を起こしても、うまくいくはずがありません。  

 

 でも、実は、この「何のために病気をやめるのか」が明確でない方は非常に多く見受けられるのです。  

 例えば、更年期障害を訴えて、体のあちこちが具合が悪い、介護も大変、子どもの世話も大変、とご相談にいらっしゃる方は少なくありません。その方たちに、「すべての不調がなくなって、介護も子どもの世話も必要なくなったら、『これがやりたい~~~!!』と思うことがありますか?」と質問すると「ないです」「そんなの考えることできません」「そんなこと想像したこともありません」といった回答が返ってきます。私は、その方たちに「だから、病気をやめられないんですよ」とお伝えしています。  

 病気をやめてしまったら、何もやることがなくなるんですよ?脳は「暇」が嫌いです。そう、何もやることがない状態は作りたくないのです。だから、病気をやめた後にやりたいことが設定されていないと、「とりあえず病気と闘う」ことで暇つぶしをしようとし始めるのです。だから、1つ不調がよくなったら次の不調が出てきたり、1人家族が落ち着いたと思ったら次の誰かが問題を引き起こしたり、といった現象が繰り返されます。

  


 要するに、本来「病気をやめる」ということは、得たいことを得るための「手段」でしかないのに、それを「目的」に設定してしまっているからいつまでたっても病気をやめられないのです。  

 私は国家試験を受ける時、「国家試験に受かって医師になること」を目的にはしていませんでした。国家試験に受かったら医師として女性をサポートしよう、落ちたら舞台の勉強をして啓発的な作品を作る人になろう、と考えていたのです。どちらの結果であっても、私が自分の持っている技術や知識を活用して女性のサポートをするということには変わりがありません。ただ、「医師免許」を使うかどうかの違いなだけなのです。  

 病気をやめてやりたいことをやってもいいし、病気をやめずにやりたいことをやってもいいのです。  


 このポイントがずれていないかのチェックには、次の質問が有効です。


  Q:病気がやめられないとしたらどう感じますか? 


 まずい回答例は次なようなものです。  

 生活ができなくなる  

 貧乏になる   

 痛みが続く  

 死ぬかもしれない  

 周りの人に迷惑をかける  

  


 これらは全て「問題回避」という思考パターンから病気をやめようとしているということが分かる回答です。「問題を避ける」ために病気をやめようとしている。目的が「問題を避けること」なので、要するにゴールに「問題と思っていること」がうようよ待っている状態です。

 あなたなら、お化けや怪獣がうようよ待っているゴールに全速力で飛び込んでいきたいと感じますか?どうすれば、そのゴールに目をキラキラさせて飛び込んでいけると思いますか? 


 まあまあな回答は次のようなものです。  

 好きな人と一緒にいられなくなる  

 旅行に行けなくなる  

 人生を楽しめなくなる  

 

 これらの回答も、その「裏」を見ていくと、やはり「問題回避」が隠れていることが多いものです。例えば、「好きな人と一緒にいられなくなる」は裏を返せば「孤独は嫌だ」「1人はさみしい」といった「独りになることを避けようとする」という問題回避が隠れています。  

 また、これらの理由は「体験基準」であり、「目的基準」になっていません。「人と一緒にいる」「旅行に行く」「人生を楽しむ」といった「体験の途中経過」に照準が当たっていて、得られる結果に目が向いていないのです。徒競走で、途中に咲いているきれいな花に目を奪われていたらゴールできるでしょうか?  


 物事がうまくいくかいかないかを決めているのは、潜在意識のさらに奥にある「メタ無意識」というものです。このメタ無意識が「問題回避」だったり「外的基準」だったり「体験基準」だったりすると病気はやめにくくなってしまいます。

 


 では、あっさり病気をやめるにはどうすればいのでしょうか?  

 まずは、「何のために病気をやめるのか」の目的を、適切なメタ無意識を使って設定するということです。  

 そして具体的に「何がどのようになったら」その目的が達成できたと感じるのかを書き出していきます。  

 具体的な状態を思い浮かべた時に、問題回避や外的基準が隠れているとこれもうまくいきません。例えば、病気をやめて事業を成功させたいという思いの裏側には、「事業を成功させて『うらやましがられる自分』になりたい」という外的基準が隠れていることがあります。一見幸せそうに見えても体が不健康という人に多いパターンです。外的基準や問題回避などの「ずれ」を修正して目的を設定しないと、目的がずれているままではゴールがずれているわけですから、「本心が得たいと思っている結果」にたどり着きにくくなってしまいます。  


 「適切なメタ無意識」と書きましたが、病気をやめるために重要ななメタ無意識は次の2つです。  


 目的志向・・・「得たいものを得る」ために病気をやめるという設定の仕方  

 結果行動型・・・「病気をやめるために生き方を変える」のではなく「生き方を変えるために病気をやめる」  

  


 目的志向は分かりやすいですよね?「何を避けたいか」ではなく「何が手に入れたいか」を考えるということです。ただし、先ほどの「人のぬくもりが欲しい」のように、その「欲しいもの」がそもそも外的基準や問題回避で「欲しい」と感じていたら適切な設定ではなくなります。  


 結果行動型の逆が「結果期待型」と言いますが、「薬を飲めば病気が治るだろう」「いい人でいれば救われるだろう」「頑張っていればいつかよいことが起きるだろう」といった考え方です。  

 例えば「100万円たまったら海外旅行に行こう」と考えるのと「海外旅行に行くために100万円貯めよう」と考えるのとでは、どちらが目的を達成しやすいと思いますか?当然後者ですよね。  

 医療を「受け身」で受けている方には、圧倒的に「結果期待型」の方が多く、「これをしさえすればよくなるはず」と思って色々試してはうまくいかずにイライラするというパターンに陥りがちです。  

 なかなかうまくいかないと感じている人は、一度自分のメタ無意識をチェックしてみるといいでしょう。    


 次の記事では、4番目のチェックポイントである「避けたいことをはっきりさせていない」について解説していきますね。


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日付:2018年9月23日  カテゴリー:日々の雑記

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あなたは病気をやめられない人?あっさりやめられる人?~その3~

 

 病気をやめる8つのポイントの2番目は、「治療法や健康法に対して自己決定感があるかないか」です。自己決定感というのは、言葉の通り「自分で選んで決めた」という感覚があることです。例えば、あるサプリメントを飲んでいても、「なぜそのサプリメントを選んだのか」がずれていると、自分で買って飲んでいても「自己決定感」はないということになります。

 自己決定感があるかどうかは、次の質問に答えてみればわかります。

  Q「どのような健康法や治療法をためしてきましたか?それらを、『なぜ』選んだのですか?」

 この「なぜ選んだか」つまり選択の根拠がどのような設定になっているかが重要なのです。

 自己決定感がないケースは主に次の2パターンです。

1.外的基準でその方法を選んでいる

 前回の1つ目のポイントの中でも出てきましたが、この「外的基準」という思考パターンはあらゆるところで病気の原因を作ります。治療法の選択で言えば、「医者が勧めたから」「友人が同じ方法で治ったから」「雑誌で紹介されていたから」「高名な人が勧めていたから」「値段が高いから」など、自分の内側にある基準ではなく「外にある基準」に照らし合わせてその方法を選択しているという状態です。

 特に病院で治療を受けている人は、医者の言うままに治療を行っている人も少なくありません。前の病院での治療法を伺っても、どんな治療をどのような目的で行っているのか、何も理解しないまま出された薬を飲んだり注射を受けたりして「治らないんです!」と転院して来られる方もたくさんいらっしゃるのです。自分で何も理解せず言われるがままに不審に思いながら治療を受けて、よくなるはずがないではないですか。自分で納得がいくまで治療法の選択肢を聞いて、メリットとデメリットも理解して、そこで「こういう理由で自分はこの治療を選ぶ」というスタンスを持つことが、病気をやめるカギなのです。

2.分離基準でその方法を選んでいる

 分離基準というのは、自分の行動や姿を「客観的に眺めている」状態のことです。例えば、をの治療法を選んだ時のことを思い出してみたら、自分の姿がその映像の中に見えるでしょうか?それとも、自分の中に入っていて自分の目を通してそのシーンを見ているような感覚があるでしょうか?前者が「分離基準」と言って、簡単に言うと自分のことを「他人事のように」眺めている状態です。

 自分の事なのに「分かりません」「決められません」「どうしたらいいのでしょう?」と、まるで他人事のようにお話しされる方は結構いらっしゃいます。思わず「あなた自身のことですよ?」と突っ込みを入れたくなるケースも少なくないのです。

 これらの2パターンだと、いずれも脳は「本気ではない」と認識します。脳からしてみたら、病気をやめることに対して、まだ本気になってないんですね。他人事で遠い世界の出来事のようにとらえているんですね。じゃあ、本気になったら教えてください、それまで昼寝しておきますから・・・といった感じです。

 これらのパターンにはまっていないかどうかは、次の「薬が合わない方向けチェックシート」をつけてみると分かりやすいでしょう。これは実際の診察で用いているチェックシートです。

どの薬も「合わない」と感じる方向けチェックシート

 

 薬も合う合わないがありますが、副作用が出やすく効果が感じられない方の特徴として「受け身」で医療を受けているという点が挙げられます。「医者に言われたから仕方なく薬を飲む」「症状が辛いから薬でなんとかしたい」「薬を飲みさえすれば楽になるはず」といったスタンスで薬を飲んでも、症状はよくなりません。

 医療も薬もうまく「活用」するためには、そもそもなぜ自分がその症状を引き起こしているのかを考え、何のために今手にしている薬を飲むのかを「主体的に」考えて行動する必要があります。

 以下の項目で当てはまるものがないか、セルフチェックをしてみてください。

 

□病気や不調は自分のせいではなく外的な要因で「降りかかってくるもの」と捉えていた

□不調が続くことでやらないで済むことがあった

□不調が続くことで言わないで済むことがあった

□不調に対してイライラや怒りを感じていた

□よくならないのは「誰かのせい」「何かのせい」だと思っていた

□医者に病気を「治してもらう」ものだと思っていた

□これまでも人の顔色を窺って過ごすことが多かった

□誰かや何かを責めることで自分の存在意義を感じることがあった

□不調がすべてなくなったら何をやりたいか?の質問に明確に答えられなかった

□「○○をしさえすればよくなる」と思って色々試してきた

□不調がなくなると不都合があった

□病気だけでなく失敗やうまくいかないことを人のせいにすることが多かった

□自分の人生を自分で選択してきていなかった

□自分で全てに責任をとるという覚悟がなかった

 次の記事では、3番目のチェックポイントである「何のために病気をやめるのかを設定しているか」について解説していきますね。

日付:2018年9月22日  カテゴリー:日々の雑記

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あなたは病気をやめられない人?あっさりやめられる人?~その2~

 

 前回の記事に書いた「8つのポイント」のうち、まず一つ目の「病気をやめるということに対する確信度合い」ですが、これ、何をするにも超重要です。「健康になる」もそうですし「お金持ちになる」「ビジネスで成功する」「結婚する」「試験に合格する」「幸せになる」等に対して、自分がそうなるという「確信」がどのくらいあるかということです。

 病気に関していえば「治ればいいな」「健康になりたいな」と言いながらも、まったく「健康になれる」と思っていない人は大勢います。中には、「医師にこれは治らない病気だと言われたから」「体質だから」という「病気をやめられない理由」を大事に握りしめて、「だから健康になれない」という確信ばかりを強化している方も少なくありません。

 

 ややこしいのが、本心ではまったく「病気がやめられる」という確信がないのに、ポジティブぶりっ子をして「きっと大丈夫」と自分に言い聞かせているタイプです。根拠のない自信を持とうとしたり、自分に「大丈夫だから」と言い聞かせたり、大丈夫であるという確信が得たくて色んな代替医療や健康法を試したりするケースがよく見受けられます。特に、スピリチュアル系の代替医療にはまる人は、このポジティブぶりっ子タイプが多いですね。

 代替医療やスピリチュアル系の考え方がいけないのではなく、「低い確信度合いを補うために」頼る先を増やしていくというやり方がまずいのです。

 まず、自分が病気をやめる(お金のことなら「お金持ちになる」、結婚希望の方なら「結婚する」、子どもが欲しいなら「妊娠する」等々)ことに対して、どのくらい「そうなれる」と確信しているのかどうかをチェックしてみましょう。

 それは、次の質問に答えてみると分かります。

質問1:いつまでに病気をやめて健康にもどりますか?

質問2:その時期である根拠は何ですか?

 

 病気を卒業しない方のほとんどは「いつまでにやめる」を明確にしていません。というか、そもそも「自分でやめる」という認識がないので、「いつか治る(かもしれない)」くらいの感覚でしかないのです。脳は、自分が感じている「感覚」に従って動きます。病気をやめることに対して「ぼんやり」な感覚しか持っていないと、脳の動きも「ぼんやり」になるのです。カーナビの行き先に「日本」って入力しているようなものです。その入力の仕方で、行きたいところに速やかにいけると思いますか?

 
また、時期の根拠が明確であるか?その根拠が「内的基準」で「主体行動」で「目的志向」になっているかも非常に重要になってきます。

 ある患者様で、複数の治療法をお示ししてメリット・デメリットを説明しましたところ、「年末に非常に楽しみにしているマラソン大会があって、どうしてもそこで最高のパフォーマンスをあげたい」という理由である治療法を選択されました。副作用が出る可能性も十分あったのに、副作用はほとんど出ずに「ものすごく快適です!自分の体調を自分でコントロールできています!」と喜んでいらっしゃいました。この方の場合「年末のマラソン大会」という明確な目標を設定して、そこでパフォーマンスをあげるためにはどのような体の状態になっていたらいいのかを自分で決めて、それまでによくなることを選択されたからこそ、最も良い治療効果が得られたのです。

 では、確信度合いが低くなる原因はどこにあるのでしょうか?もちろん、これまでの治療経過やその人の考え方のクセなどで様々な原因が発生しうるのですが、大きく分けると次の2パターンがほとんどです。

 パターン1:外的基準・他者基準で治るかどうかを判断している

 治るという確信が得られない根拠が「医者に治らないと言われた」「一生付き合っていくしかないと言われた」「難病指定されている」など、「自分がどう判断するか」ではなく「他人の判断基準」を用いて「治らない」という設定を勝手にしてしまってるパターンです。

 そもそも、治るかどうかを自分で決めていないわけですから、治るわけがないと思いませんか?

 パターン2:他力本願で「治してもらう」「治っていく」ことを期待している

 「治るでしょうか?」「どのくらいで治るでしょうか?」という質問をしてくる人は、このパターンです。また、病院でよく聞くセリフは「先生にお任せします」です。私も時々このセリフを言われますが、「治すのはあなたです。治療法を決めるのもあなたです。その治療が自分にとってよさそうかを、私が提供する情報を元に自分で判断してください」とお応えします。それでも頑固に「先生が決めてください」とおっしゃる方もいらっしゃいます。

 「誰かに何とかしてもらおう」というスタンスは、脳にとっては「あ、この人自分で何とかする気がないんだな。じゃあ私は何もしないでおこう」と捉えられてしまいます。脳が何とかする気にならないわけですから、奇跡も何も起こるわけがないのです。

 では、どうすればよいのでしょうか?

 実は、案外簡単です。確信度合いを自分の力でコントロールすればよいわけです。

 「治らない」と思わせている「記憶」がある場合は、その「記憶」を処理することが重要です。過去に「治らない」と信じてしまった体験や、人の言葉、出来事などを丁寧に処理していきます。これは、セルフカウンセリングでもある程度可能ですが、プロのカウンセラーに手伝ってもらった方が早いでしょう。記憶の処理は、慣れた人なら10分程度でできてしまうものです。

 もう一つ必要なことが「限界を拡げる処置」をすることです。病気をやめるということに対して「これが限界」と感じているものがある場合、それを「あっさり超えてしまう」方法があります。これも、病気だけでなく、収入や人間関係など、何か「これ以上は無理」と思っているガラスの天井がある場合に、それを一瞬で破ってしまうことが可能なのです。具体的なやり方が知りたい方は、私かトランスフォーメーショナルコーチたちに聞いてみてくださいませ。

 次の記事では、2番目のチェックポイントである「選択の自己決定感」について解説していきますね。

 

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日付:2018年9月20日  カテゴリー:日々の雑記

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