母校で講義をして参りました
健康コンシェルジュ・カウンセラーの伊藤です。
昨年12月に、母校の大学へ行って参りました。
コミュニティ心理学という授業の中で、女性外来における
カウンセリングについてお話させて頂きました。
学生さんは、女性が6-7割で男性もいらっしゃいました。
女性の話で、昼食後の授業ということもあり、眠くなって
皆さん大変かなと思いましたが、PMS(月経前症候群)を
中心に話すので男性も聞いてほしいと実情をお話しました。
PMSに悩む患者さんには、彼氏や旦那さんから相談を頂く
ということもあります。
また、ご自身で受診された方でも、彼氏や旦那さんが
PMSでの変化に困っているという声が多く聞かれます。
そんなお話を聞いた男子学生さんは、興味を持って真剣に
聞いてくださった方が多くいらっしゃいました。
感想文でも、関係ないと思っていたけれど、男性もちゃんと
学ばないと…など嬉しいことがたくさん書かれていました。
カウンセラーは、クリニックなどで患者さんを待っている
という印象だと思いますが、本来は予防や啓発活動に
外に出ていくことも必要だと思っています。
PMSを多くの方が知って頂き、セルフケアをできるようになり
少しでも月経やPMSの時期が心地よく過ごせるようにと考えて
おります。
PMS外来も、そのために大いに活用して下さい。
母校で講義を聞いて下さった学生さん、呼んで下さった
教授に感謝しつつ、またPMSについてお話できる機会が
あることを願っております。