ピルの副作用は怖い?吐き気・血栓のリスクや出やすい人を解説

ピルの副作用は?吐き気や血栓のリスクや出やすい人を解説

「ピルの副作用が怖いって本当?」

「ピルの副作用が出やすい人っているの?」

ピルを始めてみたいけど、副作用が気になって服用を悩んでいる方も多いのではないでしょうか。

結論、ピルの代表的な副作用には、吐き気・嘔吐や腹痛、頭痛、乳房の張り、不正出血、血栓症のリスク上昇などがあります。

副作用が出る可能性は誰にでもありますが、喫煙者や肥満体系の人は血栓症のリスクが高いといわれています。

この記事では、ピルの副作用や副作用について相談がしやすいオンラインピル処方クリニックを紹介しています。

ピル通販サイトで購入する事は副作用のリスクにつながる可能性がある為、クリニックで診察のうえ処方してもらうするようにしましょう。

ピルのメリットや服用時の注意についても解説しているので、ピルの副作用に不安を抱えている人は参考にしてください。

ピルの副作用は主に4種類!デメリットについて解説

ピルの副作用の種類は主に4種類ある

ピルの主な副作用は、次の4つです。

ピルの副作用

  • 吐き気や頭痛・乳房の張り
  • 腹痛や下痢・むくみ太り
  • 不正出血
  • 血栓症のリスク

ピルの副作用はマイナートラブルとも呼ばれており、ほとんどの症状が服用後2〜3か月で軽減していくと言われています。

それぞれの症状について詳しく解説していきます。

吐き気や頭痛・乳房の張り

ピルを服用することでホルモンバランスが変化し、吐き気や頭痛、乳房の張りといった副作用がみられることがあります。

これらの副作用は、1〜2週間程度で改善していくことが多いです。

医療機関によっては、吐き気止めや頭痛薬などの薬を処方してもらえることもあります。

そのため、我慢できない症状が長く続く場合は、処方を受けた医師に相談するようにしましょう。

腹痛や下痢・むくみ太り

ピルの服用により、腹痛や下痢、嘔吐、むくみによる体重の増加といった副作用が起こることがあります。

特に下痢や嘔吐をした場合、ピルが身体に吸収されていない可能性があるため、次のような対応が必要です。

下痢・嘔吐時の対応

  1. 水分をしっかりとる(脱水予防)
  2. 服用後、3時間以内に嘔吐したら追加で1錠内服する
  3. 水のような激しい下痢が続く場合は服用を中止して医師の指示をもらう

対応方法は医師によって異なることもあるため、診察時にあらかじめ確認しておくと安心です。

また、「ピルを飲むと太る…」と思っている方も多いですが、ピルによる体重増加の主な原因はむくみです。

女性ホルモンの影響によりむくみやすくなりますが、むくみ太りも2〜3か月程度で改善していくことが多いです。

不正出血

ピルの副作用で最も多いのが、不正出血です。

低用量ピルを服用する約20%(5人に1人)に症状が現れると言われています。

不正出血は、出血量や色、期間に個人差があり、不安を感じる方も多いでしょう。

しかし、ピルの服用を継続することで改善することが多いため、自己判断で飲むのを止めず2〜3か月程度継続するのがおすすめです。

ですが、あきらかに出血量が多く腹痛や腰痛が強い場合などは、他の疾患が隠れている可能性もあるため処方を受けた医師に相談するようにしましょう。

また、ずっと不正出血がなかったのに服用開始から数か月たって不正出血があった場合は、ピルのせいではないことが多いです。

そのため、子宮がん検査クラミジア検査など不正出血の原因検索が必要です。

血栓症のリスク

ピルを内服すると、血栓症のリスクが高くなると言われています。

しかし、頻度は10,000人に3〜9人であり、起こる可能性は稀です。

また、低用量ピルは血栓症のリスクを評価した上で処方されるため、元々リスクが高い人には処方できません。

内服中は、水分をこまめに摂取し、長時間の安静は避けましょう。

また、日ごろから次の「血栓兆候」がないかを自分でチェックして、気になる症状が出たらすぐに受診しましょう。

  1. ふくらはぎの痛み・むくみ・手足のしびれ(通常は片方のみ)
  2. 鋭い胸の痛み、突然の息切れ
  3. 胸部の押しつぶされるような痛み
  4. 激しい頭痛、めまい、失神、視覚、言語障害(目のかすみ、舌のもつれ)
  5. 左右どちらか片方の手足の脱力や麻痺

ピルの副作用は徐々に改善する!ピルのメリットを紹介

ピルを服用するメリットには、次の3つがあります。

メリット

ピルの副作用のほとんどは、2〜3か月で徐々に改善していきます。

しかし、メリットは継続して得られるものも多いため、正しい情報を知り内服を検討するのがおすすめです。

ピルのメリットについて詳しく紹介するので、ぜひ参考にしてください。

生理痛やPMS改善が期待できる

ピルの服用により、生理痛やPMS(月経前症候群)の改善が期待できます。

ピルには、子宮内膜の増殖を抑える効果があります。

生理痛は、子宮内膜から出る子宮収縮を起こす物質で起こるため、子宮内膜の増殖を抑えることで生理痛の改善が期待できます。

また、ピルにより排卵が抑えられてホルモンの波が小さくなるため、PMSの改善効果も期待できます。

避妊効果がある

低用量ピルを毎日服用することで、99.7%の避妊効果が期待できます。

なぜなら、ピルには「子宮内膜の増殖を抑える」「精子が子宮に入りにくくなる」「排卵を抑制する」といった効果があるからです。

しかし、身体のホルモン量を一定にするため、1日1錠毎日決まった時間に正しく服用する必要があります。

月経周期がコントロールできる

ピルを服用することで月経周期をコントロールすることが可能です。

そのため、決まったタイミングで生理が来ないことがストレスになっている人におすすめです。

月経周期をコントロールすることで、生理用品の持ち歩き準備にも役立ちます。

生理周期が安定しなくてお悩みの方は産婦人科に相談してみてください。

ピルの副作用が相談できるおすすめオンライン処方クリニック4選

ピルの副作用が相談できる、おすすめオンライン処方クリニック4選を紹介します。

今回は、以下の項目を軸に比較しました。

比較ポイント

  • クリニックの特徴
  • 料金
  • 診察時間
  • 対応(相談方法、予約方法など)

紹介するクリニックは以下の通りです。

スマルナ メデリピル DMMオンライン
クリニック
クリニックフォア
おすすめポイント いつでも薬剤師・助産師に副作用の
悩みを相談可能
副作用についてLINEで医師への質問
相談ができる
ピルの種類が豊富で自分に合った
ピルを選べる
飲み忘れや副作用の不安なども
しっかりサポート
低用量ピルの料金 1シート2,980円~(送料込み) 1シート2,970円+送料550円 1シート2,783円~+送料550円 定期配送2,783円+送料550円~
診察時間 担当医師による 7:00~23:00 8:00~22:00
土日祝8:00~21:00
平日9:00~20:30
相談方法 アプリ内のお問い合わせから LINE 公式サイト LINE・公式サイト
予約方法 WEB・アプリ LINE 公式サイト 公式サイト
詳細はこちら 公式サイト 公式サイト 公式サイト 公式サイト

*料金は全て税込み価格
*記載金額は自費でのピル購入に限った値段

ピルの副作用が相談できるオンラインクリニックをお探しの方は、ぜひ参考にしてください。

スマルナはいつでも薬剤師・助産師にピルの悩みが相談できる

スマルナの公式サイト画像

スマルナのおすすめポイント

  • いつでも無料で薬剤師・助産師にピルの悩みが相談できる
  • 決済時の合計額が記載されており費用が分かりやすい
  • 支払いプランは1シート・3シート・12シートから選べる

スマルナは、ピル服用前から服用中まで、いつでも薬剤師・助産師に無料で悩みを相談できるオンラインクリニックです。

副作用などの不安や悩みを相談できるため、ピルを安心して続けることができます。

また、公式サイトには送料込みの合計決済額が記載されており、費用面が分かりやすいのも特徴です。

支払いプランは、1シート・3シート・12シートから選べるため、自分の都合に合わせて選択しやすいでしょう。

いつでも相談できるオンラインクリニックをお探しの方は、ぜひ公式サイトをチェックしてみてください。

スマルナの特徴
料金 低用量ピル 1シート2,980円~
中用量ピル 2,900円~
アフターピル 9,480円~
送料 薬代に含まれる
診察時間 担当医師による
相談方法 アプリ内のお問い合わせから
予約方法 WEB・アプリ

*記載金額は自費でのピル購入に限った値段

スマルナ公式サイト

メデリピルは副作用についてLINEで医師への質問・相談が可能

メデリの公式サイト画像

メデリピルのおすすめポイント

  • 副作用についてLINEで医師への質問・相談ができる
  • LINEの服薬・体調カレンダーで副作用を記録しやすい
  • 定期的に届くピルの情報冊子で正しい知識を身につけられる

メデリピルは、LINEから診察予約や副作用の質問・相談ができるオンラインクリニックです。

医師への相談や服薬・体調管理などをLINEで一括して行えるため、継続しやすい環境が整っています。

定期健診の案内も公式LINEから受け取れるため、見逃しづらいです。

また、定期的にピルに関する情報冊子が届くため、正しい情報を身につけやすいでしょう。

相談・継続しやすいピル処方を受けられるオンラインクリニックをお探しの方は、ぜひチェックしてみてください。

メデリピルの特徴
料金 低用量ピル 1シート2,970円
送料 550円
診察時間 7:00~23:00
相談方法 LINE
予約方法 LINE

*記載金額は自費でのピル購入に限った値段

メデリピル公式サイト

DMMオンラインクリニックはピルの種類が豊富で自分に合ったピルを選べる

DMMオンラインクリニックのおすすめポイント

  • ピルの種類が豊富で自分に合ったピルを選べる
  • 診察後、最短当日にピルが届く
  • 薬代と送料のみで診察料は0円

DMMオンラインクリニックは、9種類の低用量ピルを取り扱っており、自分に合ったピルが選べるクリニックです。

第1世代〜第4世代までの薬を取り扱っているため、体調に合わせながらピルの種類を相談することができます。

また、診察後は最短当日にピルが届くため、早く始めたいという人にもおすすめです。

費用は薬代と送料のみのため、「思ったより費用がかかった…」ということを防げるでしょう。

豊富な種類から自分に合ったピルを見つけたい、という方はぜひ公式サイトをご覧ください。

DMMオンラインクリニックの特徴
料金 低用量ピル 1シート2,783円~
アフターピル 8,998円~
ミニピル 3,938円
中用量ピル 4,378円
送料 550円
診察時間 8:00~22:00
土日祝8:00~21:00
相談方法 公式サイト
予約方法 公式サイト

*記載金額は自費でのピル購入に限った値段

DMMオンラインクリニック公式サイト

クリニックフォアは飲み忘れや副作用の不安などもしっかりサポート

クリニックフォアの公式サイト画像

クリニックフォアのおすすめポイント

  • LINEで服薬・体調管理のアフターフォローを受けられる
  • アプリ不要で手軽に診療予約できる
  • プライバシーを厳守し、クリニックの荷物だと分からないように配送可能

クリニックフォアは、飲み忘れや副作用の不安などもしっかりサポートしてもらえるクリニックです。

LINEの服薬・体調管理や診療を通し、副作用の悩みに丁寧に答えてもらうことができます。

また、アプリ不要で公式サイトから手軽に診療予約できるため、面倒な手間はかかりません。

ピルはプライバシーを厳守し、クリニックからの荷物だと分からないように配送してもらうことが可能です。

しっかりしたアフターフォローを受けられるクリニックをお探しの方は、ぜひ公式サイトをチェックしてみてください。

クリニックフォアの特徴
料金 低用量ピル 定期配送
2,783円
アフターピル 9,680円~
月経移動(中用量ピル) 5,478円
送料 550円
診察時間 平日9:00~20:30
相談方法 LINE・公式サイト
予約方法 公式サイト

*記載金額は自費でのピル購入に限った値段

クリニックフォア公式サイト※提供:クリニックフォア

ピルの副作用が出やすい人の特徴!喫煙者や肥満の人は血栓症のリスクが高い

ピルのマイナートラブルと呼ばれる、不正出血や吐き気、頭痛、下痢などの副作用は誰にでも出る可能性があり、特別に出やすい人はいません。

しかし、重大な副作用である血栓症は、以下のような人にリスクが高いと言われています。

リスク

  • 喫煙者
  • 前兆を伴う片頭痛がある人
  • 肥満(BMI30以上)
  • 40歳以上
  • 高血圧
  • 糖尿病や脂質異常症
  • 家族に血栓症に関する病気の既往がある人

これらに当てはまる人は服用に十分注意が必要であり、場合によっては医師の判断で処方されないこともあります。

ピルにより血栓症が起こることは稀ですが、服用前からリスクが高い人はあらかじめ医師に伝えた方が良いでしょう。

その他にも不安がある場合は、必ず医師に相談した上で服用を検討するようにしてください。

ピルを内服する際に注意すべきポイント

ピルを内服する際に注意すべきポイントは、血栓症の予防です。

血栓症の予防のために、以下の3つを心がけましょう。

血栓症の予防

  • 血栓兆候が出たらすぐに受診する
  • こまめに水分を摂る
  • 喫煙は避ける
  • 長時間の安静は避ける

以下で詳しく解説するので、血栓症のリスクを少しでも下げるためにもぜひ参考にしてください。

血栓兆候が出たらすぐに受診する

血栓兆候が出た場合は、すぐに病院を受診することが大切です。

血栓は、定期的な診察や検査を受けていても予防できるものではありません。

そのため、血栓兆候が出た時の早期治療が重要です。

気になる症状がでたら放置せずに必ず受診し、医師の指示に従いましょう。

こまめに水分を摂る

ピルの副作用である血栓症を予防するためには、こまめな水分摂取が必要です。

脱水状態になってしまうと血液の流れが悪くなり、血液が固まりやすくなってしまうからです。

そのため、ピル服用中はいつも以上に意識して水分摂取することが求められます。

特に運動前後や真夏日など水分が不足しやすい環境の時は、水分を持ち歩きこまめに摂るようにしましょう。

喫煙は避ける

ピル服用中は、喫煙を避けるように指導されます。

なぜなら、血栓症(心筋梗塞・脳卒中など)の発症には喫煙の影響が大きいとされているからです。

医療機関によっては、喫煙者にピルを処方しない場合もあります。

血栓症のリスクを少しでも減らしたい方は、ピル服用前に禁煙するようにしましょう。

参照:日本産婦人科医会|第1章 低用量経口避妊薬(OC)とは(一般的有効性及び安全性)

ピルをオンライン処方したい時のクリニックの選び方

ピルのオンライン処方を受けられるクリニックの選び方は、以下の通りです。

クリニックの選び方

  • ピルの種類が豊富なクリニックを選ぶ
  • 副作用が出たときに相談しやすい診療方法や診療時間で選ぶ
  • ピルの処方にかかる費用の総額で選ぶ

ピルの種類や対応、費用面をチェックすることで、自分に合ったクリニックを見つけやすくなります。

それぞれ詳しく解説するので、ぜひ参考にしてください。

ピルの種類が豊富なクリニックを選ぶ

オンライン処方を受けるクリニック選びでは、ピルの種類の豊富さが重要です。

なぜなら、ピルの種類が多いほど、自分の体質に合ったピルを見つけやすくなるからです。

ピルは副作用の強さや生活習慣、服用する時間帯など、様々な要因で「自分に合ったピル」が変わってきます。

そのため、種類が多いクリニックを選んだ方が、自分に合ったピルを見つけやすくなるのです。

副作用が出たときに相談しやすい診療方法や診療時間で選ぶ

副作用が出た時に相談しやすい診療方法や診療時間のクリニックを選ぶのもおすすめです。

副作用が出ても相談しにくいクリニックでは、不安を抱えたまま服用することになるからです。

そのため、メールやチャット相談が充実していたり、診療時間がライフスタイルに合っているクリニックを選ぶと良いでしょう。

相談しやすいクリニックを選ぶことで、安心してピルを続けることができます。

ピルの処方にかかる費用の総額で選ぶ

ピルのオンライン処方を受ける場合は、かかる費用の総額を確認する必要があります。

なぜなら、オンラインクリニックの多くで「ピルの費用」「診察代」「送料」の3つがかかるからです。

全ての総額を記載しているクリニックもありますが、そうでない場合は自分で計算しなければなりません。

また、定期便でも送料が毎回かかるのか、診察代は都度かかるのかなど、かかる費用の総額は必ず確認しておきましょう。

毎月かかる費用の総額を考え、続けやすいクリニックを選ぶのが重要です。

ピルの副作用に関するよくある質問と回答

ここでは、ピルの副作用に関するよくある質問について紹介していきます。

ピルの副作用に関するよくある質問

  • 副作用がひどい場合はどうする?
  • ピルの副作用にうつはある?
  • ピルの副作用が出る人の割合は?
  • ピルを飲んでどれくらいで副作用が出るの?
  • ピルの重大な副作用は何?

ここまでピルの副作用について説明してきましたが、まだ疑問点や不安点が残っている方も多いかと思います。

気になる疑問がある方は、ぜひチェックしてみてください。

ピルの副作用に関するよくある質問と回答

Q.副作用がひどい場合はどうする?
A.

ピルの副作用がひどい場合は、処方を受けた医療機関に相談しましょう。

その際に、ピルの種類を変更するべきか、服用自体を止めるべきか検討するのがおすすめです。

「副作用がひどいから」と自己判断で市販の吐き気止めを購入するなどの行動は、危険です。

まずは医師に相談してみてください。

Q.ピルの副作用にうつはある?
A.

低用量ピルの長期内服では、0.1〜0.6%の割合で抑うつの副作用が現れると言われています。(参考:日本産科婦人科学会編|低用量経口避妊薬の使用に関するガイドライン(改訂版))

この割合から、副作用で抑うつが現れる可能性は低いことが分かります。

しかし、全く現れないわけではないため、うつの症状が気になる場合はピルの処方を受けた医師に相談してみてください。

Q.ピルの副作用が出る人の割合は?
A.

ピルの主な副作用と出る人の割合を紹介します。

副作用 発生頻度(%)
乳房緊満感 0.1~20.0
悪心・嘔吐 1.2~29.2
下痢 0.2~1.9
頭痛・偏頭痛 3.4~15.7
下腹部痛 0.1~6.9
浮腫 1.0~3.2

(参考:日本産科婦人科学会編|低用量経口避妊薬の使用に関するガイドライン(改訂版)
ピルの副作用の中でも、吐き気・嘔吐は多くの人に現れていることが分かります。
その他にもピルの副作用は多いため、違和感や不安を感じたらクリニックや病院で相談しましょう。

Q.ピルを飲んでどれくらいで副作用が出るの?
A.

ピルの副作用が現れやすいのは、服用開始から1〜2か月ごろです。

その後、服用を続けると2〜3か月で改善することが多いと言われています。

そのため、1〜2か月に副作用が出ても自己判断で中止せず、内服を継続するのがおすすめです。

どうしても耐えられない副作用の場合は、処方を受けた医師に相談しましょう。

Q.ピルの重大な副作用は何?
A.

ピルの最も重大な副作用は、血栓症です。

ピルの内服は、血栓症のリスクが高まると言われています。

そのため、日頃から自分で血栓兆候の有無を意識し、早期発見に努めるのがおすすめです。

血栓症については「血栓症のリスク」で紹介しているので併せてご確認ください。

まとめ

ピルの副作用について知ることはできたでしょうか?

ピルの副作用には、2〜3か月で改善するマイナートラブル(吐き気、頭痛、下痢、乳房の張り、頭痛など)と、重大な副作用の血栓症があります。

血栓症を予防するためにも、ピルの内服時は以下の4点を心がけましょう。

ピル内服時の注意点

  • 血栓兆候が出たらすぐに受診する
  • こまめに水分を摂る
  • 喫煙は避ける
  • 長時間の安静は避ける

この記事では、副作用の悩みを相談できるオンラインクリニックを紹介しているので、ピルの服用を検討中の方はぜひ参考にしてください。